ねんぶつ‐どう【念仏堂】
寺院内に設けた、念仏修行のための堂。
ねんぶつひじりさんごくし【念仏ひじり三国志】
寺内大吉の長編歴史小説。副題「法然をめぐる人々」。法然上人鑽仰会の機関誌「月刊浄土」に昭和49年(1974)から連...
ねんぶつ‐もん【念仏門】
念仏によって浄土に往生することを願う法門。浄土教をいう。
ねん‐ぶん【年分】
1 天皇に奏上して年分度者を許されること。 2 「年賦(ねんぷ)」に同じ。「—に其家を立てんといへば」〈浮・永代蔵・三〉
ねんぶん‐どしゃ【年分度者】
平安時代、毎年、一定数を限って出家を許された者。初期には、試験に及第した者を各宗に割り当て、教義を学ばせた。年分学...
ねん‐ぷ【年賦】
負債額・納税額などを分割して、毎年一定額ずつ支払っていくこと。また、その方法。年払い。「五か年—の返済」「—償還」
ねん‐ぷ【年譜】
個人の1代の履歴などを年代順にまとめた記録。「作家の—」
ねんぷ‐きん【年賦金】
年賦で払う金銭。
ねん‐べつ【年別】
年によって区別すること。「資料を—に整理する」
ねん‐ぼ【年暮】
年のくれ。年末。歳暮(せいぼ)。「—のお浚(さら)いの納会」〈秋声・仮装人物〉
ねん‐ぽ【年甫】
年のはじめ。年始。正月。「—ノ御慶メデタクソロ」〈日葡〉
ねん‐ぽう【年俸】
1年を単位として定めた俸給。また、1年分の俸給。年給。「—制で契約する」 [補説]「ねんぼう」とは読まない。
ねん‐ぽう【年報】
ある事柄や事業などについて、1年ごとに出す報告書。
ねん‐ぽう【念法】
仏語。仏法のすぐれた徳を念ずること。
ねん‐まえ【年前】
年季が終わる前。「名残り惜しきは今すこしの—」〈浮・一代男・六〉
ねん‐まく【粘膜】
消化管・呼吸器・排出器・生殖器などの内壁の、常に粘液で湿っている組織。
ねんまく‐じょうひ【粘膜上皮】
粘膜を形成している上皮。
ねんまくない‐がん【粘膜内癌】
癌細胞が粘膜内に発生し、その内部でのみ増殖している状態。胃癌などの早期にみられる。
ねん‐まつ【年末】
年の暮れ。歳末。歳暮。「—大売り出し」「—年始」
ねんまつ‐しょうせん【年末商戦】
⇒歳末商戦
ねんまつ‐しょうよ【年末賞与】
官公庁・会社などで12月頃支給される賞与。
ねんまつ‐ちょうせい【年末調整】
給与所得の源泉徴収義務者が、年末に1年間の給与総額から所得税額を算出し、源泉徴収分との過不足を精算すること。
ねん‐もう【粘毛】
粘液を分泌する植物の毛。食虫植物の捕虫葉や、モチツツジの萼(がく)などにみられる。
念(ねん)もな・い
1 考えがあさはかである。もの足りない。「二度ともなれば—・きことぐせどもをぞ僅かにまねぶめる」〈無名抄〉 2 残...
ねん‐やく【念約】
男色関係を契ること。「肩をぬげば…若道の—の印」〈浮・男色大鑑・一〉
ねん‐ゆ【燃油】
燃料とする油。
ねん‐ゆう【念友】
男色関係を結ぶこと。また、その相手。「—に身をまかせながら」〈浮・禁短気・二〉
ねんゆ‐サーチャージ【燃油サーチャージ】
《サーチャージ(surcharge)は追加料金の意》定期航路で、特別の事態発生により生じた追加費用を補塡(ほてん)...
ねんゆ‐とくべつふかうんちん【燃油特別付加運賃】
⇒燃油サーチャージ
ねん‐よ【年余】
1年あまり。「—にわたる準備」
ねん‐よ【年預】
《連声(れんじょう)で「ねんにょ」とも》 1 院宮家・摂関家・大社寺などで、雑務を扱った職。多く、1年交替の輪番と...
ねん‐よう【年窯】
中国清代の雍正年間(1723〜1735)景徳鎮の官窯で陶官、年希尭(ねんきぎょう)の指導のもとに焼かれた磁器。特に...
ねん‐らい【年来】
数年前から続いていること。ここ数年。長年。「—の望み」「—続けてきた研究」
ねん‐り【年利】
1年を単位として定められた利率。「—五パーセント」
ねん‐りき【念力】
1 一心に思うことによって得られる力。精神の集中による力。「思う—岩をも通す」 2 精神の力で対象に物理的作用を及...
ねん‐りつ【年率】
1年を単位にして計算する比率。
ねん‐りゅう【念流】
1 剣道の流派の一。上坂半左衛門安久の創始。のちに正法念流・奥山念流などに分派。 2 剣道の流派の一。相馬四郎義元...
ねん‐りょ【念慮】
1 あれこれと思いめぐらすこと。また、その思い。思慮。「名利をむさぼらんとするの—は全く消え」〈藤村・春〉 2 仏...
ねん‐りょう【燃料】
燃焼させて熱・光や動力などを得る材料。石炭・薪(まき)・ガソリン・アルコール・ガス・ウランなど。
ねんりょうきか‐ばくだん【燃料気化爆弾】
⇒気化爆弾
ねんりょう‐きゅう【燃料球】
レーザー核融合炉で用いられる、核燃料を収めた容器。極低温で固体状態にある重水素と三重水素を球形にしたものや、金属や...
ねんりょう‐しゅうごうたい【燃料集合体】
原子炉に燃料として装荷される燃料棒の束。数十本から数百本の燃料棒が正方形や六角形に束ねられている。核燃料集合体。
ねんりょう‐そんしょう【燃料損傷】
⇒炉心損傷
ねんりょう‐ターゲット【燃料ターゲット】
⇒燃料球
ねんりょう‐デブリ【燃料デブリ】
原子炉の事故で、炉心が過熱し、溶融した核燃料や被覆管および原子炉構造物などが、冷えて固まったもの。核燃料デブリ。
ねんりょう‐でんち【燃料電池】
燃料(水素など)と酸化剤(酸素など)の化学反応によって電気エネルギーを取り出す装置。家庭用燃料電池の場合、ガスなど...
ねんりょうでんち‐しゃ【燃料電池車】
燃料電池(FC)を搭載した自動車。ガソリンが不要で、走行中に二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しないため、脱炭素対...
ねんりょうでんち‐じどうしゃ【燃料電池自動車】
⇒燃料電池車
ねんりょうでんち‐スタック【燃料電池スタック】
燃料電池で電気を発生させる、セルとよばれる板状の基本部材を積み重ねたもの。セルスタック。FCスタック。
ねんりょうでんち‐せん【燃料電池船】
燃料電池を電源とする電気推進船。