もくず‐び【藻屑火】
藻屑をたく火。
もく‐せい【木星】
《Jupiter》太陽系の5番目の惑星。太陽からの平均距離は7億7830万キロすなわち5.2026天文単位。周期9...
もく‐せい【木犀】
ギンモクセイの別名。また、キンモクセイ・ウスギモクセイなどを含めての総称。モクセイ科の常緑樹で、秋に、白色・橙黄色...
もく‐せい【木精】
1 木の精。木霊(こだま)。 2 メチルアルコールのこと。木材の乾留から得られるのでいう。
もく‐せい【木製】
木で作ってあること。また、そのもの。
もくせいおうだん‐しょうわくせい【木星横断小惑星】
公転軌道が木星の軌道と交差する小惑星の総称。近日点と遠日点が木星の軌道よりそれぞれ内側と外側にあるものを指す。
もくせいがた‐わくせい【木星型惑星】
太陽系の8惑星のうち、木星・土星の2星。コアの外側に金属水素があり、その外側を水素などのガスが取り巻く天体。地球型...
もくせいさいがみだればこ【木製彩画乱筥】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山による工芸作品の一。桐材の素地に絵付けした箱で、外側にはすすき、内側には波に千鳥...
もくせい‐しだ【木生羊歯】
茎が太くて高さ数メートルにもなり、木のようなシダ。葉は茎の先に集まってつく。亜熱帯から熱帯に分布。ヘゴ・マルハチなど。
もくせい‐そう【木犀草】
モクセイソウ科の一年草。茎は伸びると横に倒れ、先が上を向く。葉はへら形。夏、緑がかった白色の芳香のある小花を穂状に...
もくせいのおうじ【木製の王子】
《原題、(ハンガリー)A fából faragott királyfi》バルトークのバレエ音楽。1917年初演。...
もくせい‐の‐トロヤぐん【木星のトロヤ群】
⇒トロヤ群
もく‐せん【木船】
木造の船。
もく‐せん【目銭】
中世、港の関で商船に課した入津税。また、酒屋の酒壺や寺領の段別に課した雑税。
もく‐ぜん【目前】
見ている目の前。転じて、きわめて近いこと。「—の情景」「勝利を—にする」
もく‐ぜん【黙然】
[ト・タル][文][形動タリ]口をつぐんでいるさま。もくねん。「—と座っている」
もく‐そう【目送】
[名](スル)移り過ぎていくものを、目で追いながら見送ること。「津田は、黙って書生の後姿を—した」〈漱石・明暗〉
もく‐そう【黙想】
[名](スル)黙って考えにふけること。黙思。「—にふける」「林の奥に坐して四顧し、傾聴し、睇視し、—す」〈独歩・武蔵野〉
もく‐そく【目測】
[名](スル)目で見て、おおよその高さ・長さ・広さなどをはかること。「—を誤る」「天井までの高さを—する」
もく‐ぞう【木造】
木材で造ってあること。また、そのもの。「—の校舎」
もく‐ぞう【木像】
木で作った像。「—の観音像」
もく‐ぞうがん【木象眼/木象嵌】
家具や箱などの表面装飾技法の一。台木に図柄や文様を描いて彫り、その部分に色や木目の違う木片、または金属・玉石・貝殻...
もくぞうじゅうたく‐みっしゅうちいき【木造住宅密集地域】
市街地において、木造住宅が密集して建っている地域。木密(もくみつ)。 [補説]東京都では山手線外周部に多く、地震・...
もく‐たん【木炭】
1 木を蒸し焼きにして炭化させた燃料。また、脱臭剤や脱色剤にも利用。炭(すみ)。《季 冬》 2 下絵・素描などに使...
もくたん‐が【木炭画】
木炭2で描いた絵。
もくたん‐し【木炭紙】
木炭画を描くのに用いる粗目の用紙。
もく‐タール【木タール】
木材の乾留で生じる黒褐色の油状の物質。アルコール・芳香族炭化水素・フェノール類などを含む。溶剤・燃料・防腐剤などに...
もく‐だい【目代】
《人の目に代わる意》 1 代理人。身代わり。「立派な会社の—で運動するなら」〈魯庵・社会百面相〉 2 平安・鎌倉時...
もく‐だく【黙諾】
[名](スル)はっきりと言葉には出さないが、それとなく承諾の意を表すこと。黙許。
もく‐ちょう【木彫】
木材に彫刻すること。また、その彫刻したもの。
もく‐ちょう【木鳥】
「部領(ことり)2」に同じ。
もく‐つう【木通】
アケビの木部。漢方で消炎・利尿薬などに用いる。
もく‐てき【目的】
1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の—を達成する」「—にかなう」「旅行の—」 2 倫理学...
もくてき‐いしき【目的意識】
行動の目的に対する明確な自覚。
もくてき‐いん【目的因】
アリストテレスの説いた四原因の一。事物が何のために存在するか、行為が何のためになされるかを示す目的が、その事物の存...
もくてきいんとくがた‐かんゆう【目的隠匿型勧誘】
⇒ブラインド勧誘
もくてき‐かく【目的格】
文中で、ある語句が動詞の目的語であることを示す格。賓格(ひんかく)。
もくてきけい‐しゅぎ【目的刑主義】
刑罰の本質を、犯罪人から社会を防衛するため、あるいは犯罪人を教育して社会復帰させるための手段として考える立場。目的...
もくてき‐ご【目的語】
文の成分の一。他動性の動詞の表す動作をこうむる人や事物を表す語。現代語では、一般に格助詞「を」を伴う。西洋文法では...
もくてき‐ぜい【目的税】
特定の経費に充てるために課される租税。都市計画税・国民健康保険税・水利地益税など。→普通税
もくてき‐ち【目的地】
目ざして行こうとする土地。「無事に—に着く」
もくてき‐はん【目的犯】
故意のほかに一定の目的を成立要件または加減事由とする犯罪。通貨偽造罪の成立には、偽造という行為のほかに使用するとい...
もくてき‐ぶつ【目的物】
目的のもの。ある行為の対象となるもの。
もくてき‐へんすう【目的変数】
統計学において、因果関係の結果となる変数。回帰分析などで用いられる。従属変数。結果変数。被説明変数。
もくてき‐ろん【目的論】
哲学で、すべての事象は何らかの目的によって規定され、その目的に向かって生成変化しているとする立場。
もくてきろんてき‐しょうめい【目的論的証明】
神の存在証明の一。自然界に見いだされる合目的性から、そのような世界を創造した最高の知恵としての神が存在しなければな...
モクテル
《mock(見せかけの)+cocktail(カクテル)から》フルーツジュースや炭酸飲料を用いて作った、アルコールを...
もく‐と【目途】
1 めあて。目的。 2 めど。「年内竣工を—に工事を急ぐ」
もく‐と【目睹】
[名](スル)目で実際に見ること。目撃。「母の喀血を—した彼女の胸中を察すれば」〈倉田・愛と認識との出発〉
もく‐とう【黙祷】
[名](スル)無言のまま心の中で祈ること。「—をささげる」「遭難者の霊に—する」