もりしま‐みちお【森嶋通夫】
[1923〜2004]経済学者。大阪の生まれ。大阪大教授・ロンドン大教授。近代経済学の立場からマルクスやワルラスの...
もり‐しゅんとう【森春濤】
[1819〜1889]江戸末期・明治初期の漢詩人。尾張の人。槐南(かいなん)の父。名は魯直。字(あざな)は希黄。漢...
もり‐じお【盛(り)塩】
飲食店・寄席(よせ)などの客商売で、縁起を祝って入り口に塩を盛ること。また、その塩。盛り花。
モリジャ
レソト西部の町。首都マセルの南約35キロメートルに位置する。1830年代に同国で最初のキリスト教の伝道が行われた地...
モリス
[1834〜1896]英国の工芸家・詩人・社会思想家。装飾美術の発展に貢献。社会主義運動に参加する一方、印刷・造本...
もり‐ずな【盛(り)砂】
1 うず高くもりあげた砂。 2 儀式のときや貴人を迎えるときなどに、車寄せの前の左右に砂を高く盛り上げたもの。立て砂。
もり‐せんぞう【森銑三】
[1895〜1985]書誌学者。愛知の生まれ。東京帝大史料編纂所勤務。近世・近代の人物の伝記や書誌を研究、多くの埋...
もり‐そういち【森荘已池】
[1907〜1999]小説家・詩人。岩手の生まれ。本名、佐一(さいち)。農民詩が高く評価され、宮沢賢治との親交でも...
もり‐そせん【森狙仙】
[1747〜1821]江戸後期の画家。名は守象。狙仙は号で、初め祖仙。大坂を中心に活躍。円山応挙の影響を受け、写実...
もり‐そば【盛り蕎麦】
ゆでたそばを水にさらし、蒸籠(せいろう)に盛ったもの。つけ汁で食べる。もり。
モリソン
[1862〜1920]英国のジャーナリスト。オーストラリア生まれ。「ロンドン‐タイムズ」紙北京駐在員、のち中華民国...
モリソンごう‐じけん【モリソン号事件】
天保8年(1837)日本人漂流民7名を伴い、通商を求めて来航した米国の商船モリソン(Morrison)号を、幕府が...
モリソン‐そう【モリソン層】
《モリソン(Morrison)はコロラド州の町名》北米ロッキー山脈の東側、コロラド州を中心に広がる、後期ジュラ紀(...
もりた【森田】
姓氏の一。 [補説]「森田」姓の人物森田勘弥(もりたかんや)森田思軒(もりたしけん)森田誠吾(もりたせいご)森田草...
もりた【盛田】
姓氏の一。 [補説]「盛田」姓の人物盛田昭夫(もりたあきお)
もりた‐あきお【盛田昭夫】
[1921〜1999]実業家。愛知の生まれ。昭和21年(1946)井深大(いぶかまさる)とともに東京通信工業(ソニ...
もりた‐アレイ【森田アレイ】
《「モリタアレイ」と書く》チリのアタカマ砂漠にあるアルマ望遠鏡のうち、日本が建設した16台のアンテナで構成されるア...
もりた‐かんや【森田勘弥/守田勘弥】
《もと森田、11世から守田》森田座(守田座)の座元および歌舞伎俳優。 (12世)[1846〜1897]守田座を新富...
もりたけ【守武】
⇒荒木田守武(あらきだもりたけ)
もりたけせんく【守武千句】
俳諧集。1冊。荒木田守武著。天文9年(1540)成立。慶安5年(1652)刊。伊勢大神宮に奉納した独吟千句を集めた...
もりた‐ざ【森田座/守田座】
歌舞伎劇場。江戸三座の一。万治3年(1660)森田太郎兵衛が木挽町に創設。以後、代々の森田勘弥が座元を務め、安政3...
もりた‐しけん【森田思軒】
[1861〜1897]翻訳家・新聞記者。岡山の生まれ。本名、文蔵。報知新聞に入社。ベルヌの「十五少年」、ユゴーの「...
もりた‐せいご【森田誠吾】
[1925〜2008]小説家。東京の生まれ。本姓、堀野。広告制作会社を経営するかたわら演劇に傾倒し、小説も執筆する...
もりた‐そうへい【森田草平】
[1881〜1949]小説家・翻訳家。岐阜の生まれ。本名、米松。夏目漱石の門下。小説「煤煙」「輪廻(りんね)」「細...
もり‐た・てる【守(り)立てる/盛(り)立てる】
[動タ下一][文]もりた・つ[タ下二] 1 そばから励まし助ける。「好守でピッチャーを—・てる」 2 衰えたものを...
もり‐た・てる【盛(り)立てる】
[動タ下一][文]もりた・つ[タ下二]皿などに料理を立派に盛りつける。「マグロや鯛などを—・てて客に出す」
もりたに‐しろう【森谷司郎】
[1931〜1984]映画監督。東京の生まれ。初期は青春映画で評価され、その後は題材を問わず多くの大作を手がけヒッ...
もりた‐まさたけ【森田正馬】
[1874〜1938]精神科医。高知の生まれ。東京慈恵会医大教授。神経症の治療法として、臥褥(がじょく)・作業・日...
もりた‐よしみつ【森田芳光】
[1950〜2011]映画監督。東京の生まれ。「の・ようなもの」を監督し、劇場映画デビュー。コメディータッチのホー...
もりた‐りゅう【森田流】
能の笛方の流派の一。徳川家康・秀忠、紀州侯に仕えた森田庄兵衛光吉を流祖とする。
もり‐だくさん【盛(り)沢山】
[名・形動]分量が多いことや、内容が豊富なこと。また、そのさま。「—な(の)ごちそう」「—な(の)プログラム」
もり‐だし【盛(り)出し】
秤(はかり)の目盛りのはじめ。竿秤などの一匁(もんめ)のところ。
もりっ‐こ【守りっ子】
子守りをすること。また、その人。もりこ。
もり‐つけ【盛(り)付け】
料理を器に盛りつけること。また、そのもの。
もり‐つ・ける【盛(り)付ける】
[動カ下一][文]もりつ・く[カ下二] 1 料理を器にきれいに、また見栄えがするように盛る。「色あざやかに—・ける...
もり‐つち【盛(り)土】
土を盛って地面を高くすること。また、その土。もりど。→切り土
もりつち‐じばん【盛土地盤】
湿地や沼地を埋め立てたり、丘陵部の斜面をその切土で盛って平坦にしたりして造成した地盤。
もりつなじんや【盛綱陣屋】
浄瑠璃「近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)」の八段目。弟の高綱の首実検を命じられた盛綱は、高綱の子小四郎...
もり‐つぶ・す【盛(り)潰す】
[動サ五(四)]多くの酒を飲ませ、正体を失わせる。酔いつぶす。「量を頼みに心を—・そうと力(つと)めたのです」〈漱...
もり‐つよし【森毅】
[1928〜2010]数学者。東京の生まれ。解析学を専門とし、京都大学教授などを務めるかたわら、教育問題や歌舞伎な...
もりと‐たつお【森戸辰男】
[1888〜1984]社会学者。広島の生まれ。大正9年(1920)論文「クロポトキンの社会思想の研究」が危険思想の...
もりとみずうみのまつり【森と湖のまつり】
武田泰淳の長編小説。アイヌ民族のアイデンティティーを主題とする。昭和30年(1955)から昭和33年(1958)に...
もり‐ど【盛(り)土】
⇒もりつち(盛り土)
もり‐どの【盛殿】
神にささげる供物を調える所。盛屋(もりや)。 伊勢神宮で、祭使・寮官が直会殿(なおらいどの)で賜る酒食を盛り調える殿舎。
モリナ
[1535〜1600]スペインのスコラ学者・イエズス会士。神の恩恵と人間の自由意志との関係を論じ、今日にまで影響を...
もりなが‐しんのう【護良親王】
[1308〜1335]後醍醐天皇の第1皇子。名は「もりよし」とも。落飾して天台座主(ざす)となり、尊雲と号す。元弘...
もりなが‐ていいちろう【森永貞一郎】
[1910〜1986]官僚・銀行家。宮崎の生まれ。大蔵省に入省し主計局長や事務次官を歴任。退官後は日本輸出入銀行の...
もりのしずけさ【森の静けさ】
《原題、(チェコ)Klid》ドボルザークのピアノ連弾曲「ボヘミアの森から」の第5曲。作曲者自身による、チェロとピア...
もりのじょうけい【森の情景】
《原題、(ドイツ)Waldszenen》シューマンのピアノ曲集。全9曲。1848年から1849年にかけて作曲。ハイ...
もりのせいか【森の聖歌】
《原題A Forest Hymn》米国の詩人ブライアントの詩集。1825年発表。別邦題「森の讃歌(さんか)」。