ゆう‐けい【幽径】
奥深い静かなこみち。
ゆう‐けい【幽契】
目に見えない神仏との約束。「神代の—のままになりぬるにや」〈神皇正統記・村上〉
ゆう‐けい【雄勁】
[名・形動]力強いこと。書画・詩文などに、力がみなぎっていること。また、そのさま。「—な筆跡」
ゆうけい‐ざいさん【有形財産】
動産・不動産・商品・貨幣など、形のある財産。⇔無形財産。
ゆうけい‐しほん【有形資本】
土地・建物・機械・器具・貨幣など、形を備えている資本。⇔無形資本。
ゆうけい‐ちょうしん【熊経鳥申】
仙人の肉体鍛練法。熊が木に前足をかけて立つように直立し、鳥が首を伸ばすようにして筋骨をやわらげる。
ゆうけい‐ぶんかざい【有形文化財】
建造物・絵画・彫刻・工芸品・書跡・典籍・古文書その他の有形の文化的所産で、歴史上または芸術上価値の高いもの、および...
ゆうけい‐むけい【有形無形】
形のあるものと、形のないもの。「—の援助を受ける」
ゆう‐けつ【雄傑】
才知に長(た)け、勇ましいこと。また、その人。英傑。「天下の英才—の士」〈岡三慶・今昔較〉
ゆう‐けぶり【夕煙】
「ゆうけむり」に同じ。
ゆう‐けむり【夕煙/夕烟】
夕方、食事の仕度などのために立つ煙。ゆうけぶり。
ゆうけん
能や狂言の型の一。扇を開いて右手に持ち、胸の前から右上に、二度大きくはね上げる。歓喜・興奮・勇躍などの感情を表現する。
ゆう‐けん【有権】
1 権利を有すること。 2 権力を有すること。
ゆう‐けん【勇健】
[名・形動] 1 力強く、すこやかなこと。また、そのさま。「—な体躯(たいく)をそなえた、何かせずにはいられないよ...
ゆう‐けん【郵券】
郵便切手のこと。
ゆう‐けん【雄剣】
中国春秋時代、呉の干将が造ったという雌雄一対になった剣の一。呉王闔閭(こうりょ)に献じたという。転じて、おもな剣。...
ゆう‐けん【雄健】
[名・形動] 1 力強く勢いのよいこと。また、そのさま。「—な文章」 2 健康であること。また、そのさま。手紙文に...
ゆうけん‐かいしゃく【有権解釈】
権限のある機関によって行われる法の解釈。拘束力をもつ。公権的解釈。
ゆうけん‐しゃ【有権者】
1 権利をもっている人。特に、選挙権をもっている人。 2 権力をもっている人。
ゆう‐げ【遊戯】
「ゆうぎ(遊戯)1」に同じ。「どこか—の趣を備えているのは」〈中島敦・悟浄歎異〉
ゆう‐げい【遊芸】
遊び・楽しみのためにする芸事。歌舞音曲・茶の湯・生け花など。
ゆう‐げき【遊撃】
[名](スル) 1 あらかじめ攻撃する目標を定めず、戦況に応じて敵の攻撃や味方の援護に回ること。 2 「遊撃手」の略。
ゆうげき‐しゅ【遊撃手】
野球で、二塁と三塁の中間に位置して守備する内野手。ショートストップ。ショート。
ゆうげき‐せん【遊撃戦】
遊撃隊の行う戦闘。
ゆうげき‐たい【遊撃隊】
遊撃に備えた機動力をもつ軍隊。遊軍。
ゆう‐げしき【夕景色】
夕方の景色。夕景。
ゆう‐げしょう【夕化粧】
1 夕方にする化粧。 2 オシロイバナの別名。 3 アカバナ科の多年草。高さ約20〜40センチ。葉は長楕円形で先が...
ゆう‐げん【有限】
[名・形動]かぎりがあること。限度・限界があること。また、そのさま。「—な(の)資源」⇔無限。
ゆう‐げん【幽玄】
[名・形動]《「幽」はかすか、「玄」は奥深い道理の意》 1 物事の趣が奥深くはかりしれないこと。また、そのさま。「...
ゆうげん‐かじょ【有限花序】
花序の二大別の一。花が花軸の頂部から下方へ、または中心から外側へと順次咲いていくもの。単頂花序・鎌形(巻散(けんさ...
ゆうげん‐がいしゃ【有限会社】
商行為その他の営利行為を目的として、有限会社法によって設立された社団法人。平成18年(2006)の会社法施行に伴い...
ゆうげん‐きゅうすう【有限級数】
項の数が有限個ある級数。
ゆうげん‐しゅうごう【有限集合】
要素が有限個ある集合。
ゆうげん‐しょうすう【有限小数】
小数点以下の桁(けた)数が有限である小数。→無限小数
ゆうげん‐じっこう【有言実行】
《「不言実行」からつくられた語》発言したことを責任をもって実践すること。「—で優勝する」
ゆうげん‐せきにん【有限責任】
債務者の財産中の特定の物または一定額を限度として債務を支払えばよいとする場合の責任。⇔無限責任。
ゆうげんせきにん‐しゃいん【有限責任社員】
合資会社の社員のうち、会社の債務について、出資額の限度内で会社債権者に対し直接に連帯の責任を負う社員。→無限責任社員
ゆうげんせきにんじぎょう‐くみあい【有限責任事業組合】
海外のLLPをモデルに導入された、事業組織の形態の一つ。個人または法人が共同で出資し事業を営むために設立する。出資...
ゆうげんせきにん‐ちゅうかんほうじん【有限責任中間法人】
旧中間法人法に基づく法人形態で、中間法人の一種。法人の債務について、法人の社員は弁済の責任を負わないことから、設立...
ゆうげん‐たい【幽玄体】
言外に奥深い情趣・余情のある歌体。幽玄様。
ゆうげん‐たい【有限体】
代数学で、有限個の要素からなる体。四則演算が定義でき、また閉じている有限集合をさす。ガロア体。
ゆうげん‐どう【幽玄洞】
岩手県一関市にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。3億5000万年前の地層にあり、ウミユリや三葉虫などの化石が発見され...
ゆうげんようそ‐ほう【有限要素法】
コンピューターで、複雑な構造物の変形・振動などを数値的に解析する手法の一。解析対象を、数学的に取り扱いが容易な細か...
ゆう‐こ【優弧】
円周を二点によって二つの弧に分けたときの、半円より大きいほうの弧。⇔劣弧。
ゆう‐こう【友好】
友人としての親しい交わり。「—を深める」「—関係」「—国」
ゆう‐こう【有功】
功績のあること。「—の人」
ゆう‐こう【有効】
[名・形動] 1 ききめのあること。効力をもっていること。また、そのさま。「資金を—に使う」「—な手段」⇔無効。 ...
ゆう‐こう【遊行】
[名](スル) 1 遊び歩くこと。「外国に—して一時歓娯を極むるに似たれども」〈織田訳・花柳春話〉 2 さまようこ...
ゆう‐こう【有鉤】
鉤(かぎ)状の突起があること。
ゆうこう‐えんそ【有効塩素】
さらし粉に含まれる、漂白作用に有効な塩素。全体量に対する塩素の量を、重量百分率で表す。