りょう【糧/粮】
旅行や行軍などに携帯する食料。糧食。かて。
りょう【了】
終わること。論文や小説などの終わりに用いる。「この項、—」
りょう‐あえんこう【菱亜鉛鉱】
炭酸亜鉛を主成分とする鉱物。結晶は菱面体をなし、三方晶系。灰白色ないし暗灰色、半透明でガラス光沢がある。ふつう、ぶ...
りょう‐あし【両足】
左右両方の足。もろあし。両脚(りょうきゃく)。
りょう‐あん【良案】
よい考え。名案。
りょう‐あん【諒闇/諒陰/亮陰】
《「諒」はまこと、「闇」は謹慎の意、「陰」はもだすと訓じ、沈黙を守る意》天皇が、その父母の死にあたり喪に服する期間...
りょうあん‐じ【竜安寺】
京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、大雲山。藤原実能の別荘近くにあった徳大寺の地に細川勝元が寺を建て、宝...
りょう‐い【良医】
医術にすぐれた医者。名医。
りょう‐い【稜威】
天子の威光。みいつ。→御厳(みいつ)
りょう‐いき【領域】
1 ある力・作用・規定などが及ぶ範囲。また、その物事・人がかかわりをもつ範囲。「人間の無意識の—」「新しい—を開拓...
りょういき【霊異記】
「日本霊異記」の略。
りょう‐いく【療育】
障害をもつ子供が社会的に自立することを目的として行われる医療と保育。
りょう‐いん【両院】
二院制における二つの議院。衆議院と参議院、明治憲法下では貴族院と衆議院。上院と下院。両議院。
りょう‐いん【料飲】
料理と飲食。
りょう‐いん【涼陰/涼蔭】
涼しい木かげ。
りょういん‐きょうぎかい【両院協議会】
ある議案について、衆参両議院の意見が一致しないとき、意見調整をするために設けられる機関。各議院から選挙された各10...
りょういんぎいん‐そうかい【両院議員総会】
二院制を採用する国で、各政党が所属の両院議員(日本では衆議院議員・参議院議員)を集めて開催する会議。党大会に次ぐ決...
りょういん‐せい【両院制】
⇒二院制(にいんせい)
りょう‐う【涼雨】
夏に、涼しさをもたらす雨。《季 夏》「雷が残して行きし—かな/月斗」
りょう‐うで【両腕】
左右両方の腕。もろうで。
りょう‐うん【凌雲/陵雲】
雲をしのぐほどに高いこと。俗世を超越していることにいう。「飄々(ひょうひょう)たる—の気」
りょううん‐かく【凌雲閣】
東京都台東区浅草公園にあった煉瓦(れんが)造り12階建ての建物。明治23年(1890)建設。東京名所となったが、大...
りょううんしゅう【凌雲集】
平安初期の日本最初の勅撰漢詩集。1巻。嵯峨天皇の命により、小野岑守(おののみねもり)・菅原清公らが撰。弘仁5年(8...
りょううん‐だい【凌雲台】
中国、魏の文帝が洛陽に築かせた楼閣。額に凌雲観と書かせるため書家を楼上に登らせたが、恐怖のため下りてきたときには頭...
凌雲(りょううん)の志(こころざし)
1 《「漢書」揚雄伝から》超然として俗世間の外にあろうとする志。 2 《「後漢書」馮衍伝から》高い地位にのぼろうと...
りょう‐えん【良縁】
1 似合わしい縁組。よい縁談。「—を得て結婚する」 2 極楽往生ができるよい因縁。
りょう‐えん【梁園/梁苑】
中国の梁の孝王の築いた竹園。 1 宮室の庭園。 2 皇室の血統。皇族。→竹の園「仙洞、—を蔑(ないがし)ろにし」...
りょう‐えん【遼遠】
[名・形動]はるかに遠いこと。また、そのさま。「前途—」「震旦身毒より—なる域土を知らざる」〈雪嶺・真善美日本人〉
りょうおう【陵王】
⇒蘭陵王(らんりょうおう)
りょう‐おうて【両王手】
将棋で、二枚の駒で同時にかける王手。
りょうおう‐レンズ【両凹レンズ】
両面とも凹面であるレンズ。
りょう‐おち【両落ち】
預金または貸し出しの利息計算で、預け入れ日・貸し出し日、または払い戻し日・返済日のいずれにも利息をつけないこと。両...
りょう‐おもい【両思い】
《「片思い」からできた語とされる》お互いに思いが通じ合っていること。相思相愛。
りょう‐か【良化】
[名](スル)状態・質などがよくなること。「病状が—する」
りょう‐か【良家】
「りょうけ(良家)」に同じ。「富家—の子弟多し」〈逍遥・当世書生気質〉
りょう‐か【良貨】
品質のよい貨幣。実際価格と法定価格との差が少ない貨幣。「悪貨は—を駆逐する」⇔悪貨。
りょう‐か【菱花】
1 ヒシの花。 2 《裏面に多くヒシの花を鋳るところから》金属製の鏡。菱花鏡。
りょう‐か【寮歌】
寄宿寮で生活する学生・生徒がともに歌うために作られた歌。一高の「嗚呼玉杯(ああぎょくはい)に花うけて」など。
りょう‐か【燎火】
かがり火。庭火。
りょう‐かい【了解/諒解】
[名](スル) 1 物事の内容や事情を理解して承認すること。了承。「—が成り立つ」「来信の内容を—する」 2 《(...
りょう‐かい【両界】
《「りょうがい」とも》密教の、金剛界と胎蔵界。両部。
りょう‐かい【梁楷】
中国、南宋の画家。東平(山東省)の人。号、梁風子。嘉泰年間(1201〜1204)画院の待詔となる。精妙な山水画・道...
りょう‐かい【領会】
[名](スル)「了解1」に同じ。
りょう‐かい【領海】
国家の領域の一部で、海岸に沿って一定の幅をもつ帯状の海域。現在は原則として12海里(約22キロ)とされている。「—...
りょう‐かい【領解】
[名](スル) 1 「了解1」に同じ。「奥さんはよく私のいう意味を—して帰って行った」〈漱石・硝子戸の中〉 2 中...
りょうかい‐おぼえがき【了解覚(え)書(き)】
⇒覚え書き2
りょうかいがいこくせんぱくこうこう‐ほう【領海外国船舶航行法】
⇒外国船舶航行法
りょうかい‐きせん【領海基線】
⇒基線3
りょうかい‐けいび【領海警備】
民間人を装った武装集団や工作船の侵入など、武力攻撃には至らないが国の主権を侵害する行為を阻止・排除すること。 [補...
りょうかい‐しんりがく【了解心理学】
自然科学的心理学に対して、心的行為を精神全体の分節としてとらえようとする心理学。ディルタイやシュプランガーが主唱。