きょうみ‐ぶか・い【興味深い】
[形][文]きょうみぶか・し[ク]おもしろくて気持ちがひきつけられるさま。非常に興味があるさま。「事件の—・い展開」
きょうみ‐ほんい【興味本位】
おもしろいかどうかだけを判断基準にする傾向。「—に書き立てた記事」
きょう‐みょう【交名/校名/夾名】
多くの人の名を書きつらねた文書。連名書。「討ち手の—記(しる)いて、福原へ参らせらる」〈平家・九〉
きょう‐む【凶夢】
不吉な夢。悪夢。⇔吉夢。
きょう‐む【教務】
1 学校での授業に関係する事務。「—課」 2 宗教で、宗門上の事務。「—所」
きょう‐む【郷夢】
他郷で故郷のことを夢にみること。また、その夢。
きょうむ‐しゅにん【教務主任】
学校で、教育計画の立案や教育事務に関する連絡・調整・指導にあたる職。
きょう‐むらさき【京紫】
赤みのある紫色。つややかで優雅な色合いからそうよばれる。
きょう‐めい【共鳴】
[名](スル) 1 振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。振動数の等しい二...
きょう‐めい【嬌名】
なまめかしくて美しいという評判。芸者などの評判の高いのにいう。
きょう‐めい【競鳴】
「鳴き合わせ」に同じ。「—会」
きょうめいがいえん‐てんたい【共鳴外縁天体】
太陽系外縁天体のうち、海王星と軌道共鳴の関係にある天体。海王星との公転周期の比が2:3である準惑星の冥王星のほか、...
きょうめい‐き【共鳴器】
1 特定の振動数の音だけに共鳴するようにした中空の器。複雑な音を分析するのに使用。 2 電波に共鳴する電気的装置。...
きょうめい‐じょうたい【共鳴状態】
2個の素粒子が一時的にゆるく結合した状態。ハドロンの衝突実験で不安定な複合粒子として観測され、強い相互作用により極...
きょうめい‐せつ【共鳴説】
ヘルムホルツが唱えた聴覚についての理論。内耳の蝸牛(かぎゅう)にある基底膜の繊維が、それぞれ固有の周波数にだけ共鳴...
きょうめい‐ばこ【共鳴箱】
共鳴器の一種。音叉の柄の先に小箱をつけたもの。音叉の振動による音を大きく響かせる。
きょう‐めん【鏡面】
鏡やレンズなどの表面。
きょうめん‐かこう【鏡面加工】
⇒鏡面仕上げ
きょうめん‐しあげ【鏡面仕上げ】
金属の表面や塗装面を、反射して物が映る鏡のように仕上げること。鏡面加工。ミラー仕上げ。
きょうめん‐はんしゃ【鏡面反射】
⇒正反射
きょう‐めんやく【強綿薬】
ニトロセルロースの硝化の度合いの高い綿火薬。窒素の含有量13パーセント以上のもの。爆発力が大きく、無煙火薬の原料とする。
きょう‐もう【凶猛/兇猛】
[名・形動]荒々しくたけだけしいこと。また、そのさま。「ほとんど常軌を逸した、—な勇気が」〈芥川・偸盗〉
きょう‐もう【狂妄】
[名・形動]「きょうぼう(狂妄)」に同じ。
きょう‐もの【京物】
1 京都から産出する物。 2 慶長(1596〜1615)以後、京都に住んだ刀鍛冶の作った新刀。
きょう‐もん【拱門】
アーチ形の門。
きょう‐もん【教門】
1 仏の教え。 2 仏教で、教義を組織だてて研究する方面。教相門。
きょう‐もん【経文】
1 仏教の経典。また、その文章。お経。 2 宗教上の教えを記した神聖な書物。
きょう‐やき【京焼】
桃山時代以降、京都に産する陶磁器の総称。江戸初期、野々村仁清(ののむらにんせい)らによって完成された。
きょう‐やく【交易】
「こうえき(交易)」に同じ。「—の船につきて、この国に帰りぬ」〈宇津保・藤原の君〉
きょう‐やく【共役/共軛】
1 数学で、二つの角・線・点・図形・数などが互いに対称的あるいは相補的関係にあり、入れ換えてもその関係に変化のない...
きょう‐やく【共訳】
[名](スル)二人以上の人が共同で翻訳すること。また、その訳したもの。
きょう‐やく【狂薬】
酒のこと。「嗚呼(ああ)謹むべきは—なり」〈鉄腸・雪中梅〉
きょう‐やく【協約】
[名](スル) 1 協議した上で約束をとりむすぶこと。「紳士—」 2 団体などの間で協議して契約すること。また、そ...
きょうやく‐かく【共役角】
頂点と2辺を共有していて、互いに反対側にある二つの角。両方の角を合わせると360度になる。
きょうやく‐けい【共役径】
楕円・双曲線の一方の直径に垂直な他方の直径。
きょうやく‐けんぽう【協約憲法】
⇒協定憲法(きょうていけんぽう)
きょうやく‐こ【共役弧】
円周上の二点によって分けられる二つの弧。
きょうやく‐こうばいほう【共役勾配法】
大規模な一次の連立方程式を、反復計算によって収束させて解くアルゴリズム。最適化問題をはじめ、数値解析の分野でよく用...
きょうやく‐だんそう【共役断層】
地殻に水平方向の同じ圧縮(または引っ張り)力が働いたとき、互いに断層面が直交し、ずれの向きが逆向きになる断層の組。
きょうやく‐てん【共役点】
二点が互いに特別な位置関係にあり、互いに入れ換えてもその関係に変化のない点。
きょうやく‐ふくそすう【共役複素数】
複素数a−biに対して、複素数a+biのこと。複素共役。
きょう‐やさい【京野菜】
京都地方で明治以前から栽培されている特産野菜。壬生菜(みぶな)・九条ネギ・伏見トウガラシ・賀茂ナス・酸茎菜(すぐき...
きょう‐ゆ【教諭/教喩】
[名](スル) 1 教えさとすこと。 2 (教諭)教育職員免許法による普通免許状を有する、幼稚園、小・中・高等学校...
きょう‐ゆう【共有】
[名](スル) 1 一つの物を二人以上が共同で持つこと。「秘密を—する」「—財産」 2 共同所有の一形態で、二人以...
きょう‐ゆう【享有】
[名](スル)権利・能力などを、人が生まれながら身につけて持っていること。「基本的人権の—」「人間は自由と責任とを...
きょう‐ゆう【侠勇】
義侠心があって勇ましいこと。また、その人。
きょう‐ゆう【洶涌/洶湧】
[名](スル) 水が勢いよくわき出ること。また、波が立ち騒ぐこと。きょうよう。「得々たる感情が心の裏に—するのを制...
きょう‐ゆう【梟勇】
強く勇ましいこと。また、その人。
きょう‐ゆう【梟雄】
残忍で強く荒々しいこと。また、その人。悪者などの首領にいう。
きょう‐ゆう【郷友】
同郷の友。「—会」