きょう‐もの【京物】
1 京都から産出する物。 2 慶長(1596〜1615)以後、京都に住んだ刀鍛冶の作った新刀。
きょう‐もん【拱門】
アーチ形の門。
きょう‐もん【教門】
1 仏の教え。 2 仏教で、教義を組織だてて研究する方面。教相門。
きょう‐もん【経文】
1 仏教の経典。また、その文章。お経。 2 宗教上の教えを記した神聖な書物。
きょう‐やき【京焼】
桃山時代以降、京都に産する陶磁器の総称。江戸初期、野々村仁清(ののむらにんせい)らによって完成された。
きょう‐やく【交易】
「こうえき(交易)」に同じ。「—の船につきて、この国に帰りぬ」〈宇津保・藤原の君〉
きょう‐やく【共役/共軛】
1 数学で、二つの角・線・点・図形・数などが互いに対称的あるいは相補的関係にあり、入れ換えてもその関係に変化のない...
きょう‐やく【共訳】
[名](スル)二人以上の人が共同で翻訳すること。また、その訳したもの。
きょう‐やく【狂薬】
酒のこと。「嗚呼(ああ)謹むべきは—なり」〈鉄腸・雪中梅〉
きょう‐やく【協約】
[名](スル) 1 協議した上で約束をとりむすぶこと。「紳士—」 2 団体などの間で協議して契約すること。また、そ...
きょうやく‐かく【共役角】
頂点と2辺を共有していて、互いに反対側にある二つの角。両方の角を合わせると360度になる。
きょうやく‐けい【共役径】
楕円・双曲線の一方の直径に垂直な他方の直径。
きょうやく‐けんぽう【協約憲法】
⇒協定憲法(きょうていけんぽう)
きょうやく‐こ【共役弧】
円周上の二点によって分けられる二つの弧。
きょうやく‐こうばいほう【共役勾配法】
大規模な一次の連立方程式を、反復計算によって収束させて解くアルゴリズム。最適化問題をはじめ、数値解析の分野でよく用...
きょうやく‐だんそう【共役断層】
地殻に水平方向の同じ圧縮(または引っ張り)力が働いたとき、互いに断層面が直交し、ずれの向きが逆向きになる断層の組。
きょうやく‐てん【共役点】
二点が互いに特別な位置関係にあり、互いに入れ換えてもその関係に変化のない点。
きょうやく‐ふくそすう【共役複素数】
複素数a−biに対して、複素数a+biのこと。複素共役。
きょう‐やさい【京野菜】
京都地方で明治以前から栽培されている特産野菜。壬生菜(みぶな)・九条ネギ・伏見トウガラシ・賀茂ナス・酸茎菜(すぐき...
きょう‐ゆ【教諭/教喩】
[名](スル) 1 教えさとすこと。 2 (教諭)教育職員免許法による普通免許状を有する、幼稚園、小・中・高等学校...
きょう‐ゆう【共有】
[名](スル) 1 一つの物を二人以上が共同で持つこと。「秘密を—する」「—財産」 2 共同所有の一形態で、二人以...
きょう‐ゆう【享有】
[名](スル)権利・能力などを、人が生まれながら身につけて持っていること。「基本的人権の—」「人間は自由と責任とを...
きょう‐ゆう【侠勇】
義侠心があって勇ましいこと。また、その人。
きょう‐ゆう【洶涌/洶湧】
[名](スル) 水が勢いよくわき出ること。また、波が立ち騒ぐこと。きょうよう。「得々たる感情が心の裏に—するのを制...
きょう‐ゆう【梟勇】
強く勇ましいこと。また、その人。
きょう‐ゆう【梟雄】
残忍で強く荒々しいこと。また、その人。悪者などの首領にいう。
きょう‐ゆう【郷友】
同郷の友。「—会」
きょう‐ゆう【郷邑】
むらざと。郷里。
きょう‐ゆう【郷勇】
中国清末に、正規軍の不足を補うために設けられた地方義勇軍。地方の治安維持や、太平天国の乱などの鎮圧に活躍。のちには...
きょうゆう‐かぎあんごう【共有鍵暗号】
⇒共通鍵暗号
きょうゆうかぎあんごう‐ほうしき【共有鍵暗号方式】
⇒共通鍵暗号
きょうゆうかち‐そうぞう【共有価値創造】
⇒シー‐エス‐ブイ(CSV)
きょうゆうがた‐けいざい【共有型経済】
⇒シェアリングエコノミー
きょうゆう‐けっしょう【共有結晶】
⇒共有結合結晶
きょうゆう‐けつごう【共有結合】
化学結合の一。二つの原子が一つ以上の電子を共有することによって生じる結合。ふつう、二つの電子が電子対を作り、これが...
きょうゆうけつごう‐けっしょう【共有結合結晶】
原子間の共有結合によって形成される結晶。極めて硬く、融点が高く、化学的に安定な性質をもつ。ダイヤモンドや炭化珪素が...
きょうゆう‐こんごうぶつ【共融混合物】
複数の成分が混ざり合う溶液から、同時に融解または析出してできる、2種以上の微細な結晶の混合物。溶液全部が結晶化する...
きょうゆう‐ごうきん【共融合金】
溶融した状態にある複数の金属が凝固する際、それぞれの金属が特定の割合で同時に晶出する合金。
きょうゆう‐サーバー【共有サーバー】
⇒共用サーバー
きょう‐ゆうせい【共優性】
⇒共顕性
きょう‐ゆうぜん【京友禅】
京都で発達した友禅染。古典的で華やかな図柄が多く、装飾に刺繍(ししゅう)や金箔を用いるのが特徴。
きょうゆう‐ち【共有地】
複数の人が共同で所有、または、利用している土地。共同地。
きょうゆうち‐の‐ひげき【共有地の悲劇】
経済学で、多くの人の利己的な行動によって共有資源が枯渇すること。山林や漁場などの共有地(入会地(いりあいち))にお...
きょうゆう‐てん【共融点】
複数の成分が混ざり合う溶液から共融混合物が生じる温度。共晶点。
きょうゆう‐ディスク【共有ディスク】
《shared disk》コンピューターネットワークを通じて、複数のコンピューターが共有して利用できるハードディス...
きょうゆう‐ディレクトリー【共有ディレクトリー】
《shared directory》⇒共有フォルダー
きょうゆう‐でんしつい【共有電子対】
二つの原子の共有結合において、結合に寄与する電子対のこと。それぞれの原子が同数の電子を出し合い、スピンの符号が異な...
きょう‐ゆうでんせい【強誘電性】
自発的な電気分極を生じ、この分極の向きを電界で反転できる性質。この性質をもつ物質を強誘電体という。
きょう‐ゆうでんたい【強誘電体】
強誘電性をもつ物質。水晶・ロッシェル塩など。
きょうゆうでんたい‐メモリー【強誘電体メモリー】
《ferroelectric RAM》強誘電体が示すヒステリシスを利用して情報を記憶する不揮発性メモリーの一種。F...