きん‐ぶん【金分】
純金の含まれている割合。
きん‐ぶん【金文】
鉄器・銅器など金属器に刻まれた文字や文。特に、中国、殷(いん)・周時代の青銅器に鋳刻された銘文をいう。→石文
きんぶん‐がく【今文学】
中国で、今文で書かれた経書を研究する学問。前漢時代に官学として盛行。
きんぶん‐しょうしょ【今文尚書】
今文で書かれた「書経」。秦の焚書(ふんしょ)のとき、博士の伏生が壁の中に隠して残した29編を、漢代の隷書で書きなお...
きんぶん‐そうぞく【均分相続】
共同相続人それぞれの相続分を均等にする相続形態。
きん‐ぷう【金風】
《五行(ごぎょう)で、秋は金にあたるところから》秋の風。秋風。《季 秋》
きんぷ‐さん【金峰山】
山梨・長野県境に位置する秩父(ちちぶ)山地の高峰。標高2599メートル。かつて甲府水晶の原石を産出した。きんぽうさん。
きんぷせん‐じ【金峰山寺】
奈良県吉野山にある金峰山修験本宗の総本山。院号は蔵王堂院。役(えん)の小角(おづの)の草創と伝え、聖宝僧正(理源大...
きん‐ぷら【金麩羅】
1 そば粉の衣をつけて揚げたてんぷら。また、卵黄を加えた小麦粉の衣をつけたてんぷら。榧(かや)の油で揚げたものもい...
きん‐ぷん【金粉】
金の粉末。また、金色の粉末。蒔絵(まきえ)などに用いる。
きんぷん‐まきじ【金粉蒔地】
⇒金彩地(きんだみじ)
きん‐へいか【金平価】
金本位制度下で、本位貨幣に含まれる法定の金量を比較して得られる各国間の通貨の交換比率。法定平価。
きん‐べん【巾偏】
⇒はばへん(巾偏)
きん‐べん【勤勉】
[名・形動]仕事や勉強などに、一生懸命に励むこと。また、そのさま。「—な学生」 [派生]きんべんさ[名]
きん‐ぺい【金幣】
1 金の貨幣。「この時、—に乏しかりければ」〈中村訳・西国立志編〉 2 金色の幣(ぬさ)。
きん‐ぺい【禁兵】
禁裏を守護する兵。近衛兵(このえへい)。
きんぺいばい【金瓶梅】
中国、明代の長編小説。全100回。作者未詳。「水滸伝(すいこでん)」の一挿話に題材をとり、薬商西門慶(せいもんけい...
きん‐ぺき【金碧】
金色と青緑色。
きんぺき‐さんすい【金碧山水】
東洋画の技法の一。緑青(ろくしょう)や群青(ぐんじょう)で描いた山水画の山や岩の輪郭線に金泥を添え、装飾的効果を高...
きんぺき‐しょうへきが【金碧障壁画】
金箔(きんぱく)を押し、その上に絵を描いた障壁画。桃山時代に盛行。
きん‐ぺん【近辺】
ある場所の周辺の地域。付近。
きん‐ペン【金ペン】
金と銅との合金で作られたペン先。ふつう14金で、主として万年筆用。
きんほんい‐せいど【金本位制度】
金を価値尺度とし、一定重量の金を価格の度量標準とする貨幣制度。狭義には金貨本位制度をさし、広義には金核本位制度を含める。
きんほんい‐ブロック【金本位ブロック】
⇒金ブロック
きん‐ぼ【欽慕】
[名](スル)敬いしたうこと。敬慕。「英雄豪傑の気風を—し」〈藤村・春〉
きん‐ぼう【近傍】
1 近辺。付近。「—の村」 2 幾何学で、点Pを中心として任意の半径で円を描いたとき、その円内の点全体の集合をPの...
きん‐ぼう【金榜/金牓】
1 金製または金文字で書かれた扁額(へんがく)。 2 中国で、科挙に合格した者の名を掲示した黄金の札。
きんぽう‐ざん【金峰山】
山形県鶴岡市の山。市街地の南にあり、標高471メートル。山頂に金峰(きんぼう)神社がある。 熊本市西方にある鐘状火...
きん‐ぼうすい【筋紡錘】
骨格筋の内部にある紡錘形の受容器。神経と連絡しており、筋肉の収縮状態を伝えて、脊髄反射を介しての姿勢・運動の調節に...
金榜(きんぼう)に名(な)を掛(か)く
科挙に合格する。出世して高官となる。
きん‐ぼし【金星】
1 相撲で、平幕の力士が横綱を倒したときの勝ち星。「—をあげる」 2 転じて、上位・格上の相手を倒すこと。また比喩...
きん‐ボタン【金ボタン】
1 金色の金属製ボタン。 2 《1が付いていることから》学生服、また、男子学生の俗称。
キン‐ポ【金浦】
大韓民国の京畿道(キョンギド)中西部にある市。漢江(ハンガン)の南岸に位置し、ソウル特別市の北西に隣接。西の江華島...
きん‐ぽう【禁方】
秘密の方術。特に、薬の処方についていった。
きん‐ぽう【禁法】
禁制の法令。法度(はっと)。禁令。
きん‐ぽう【錦袍】
錦(にしき)で作った上衣。
きんぽう‐げ【金鳳花/毛茛】
1 キンポウゲ科の双子葉植物の総称。約2500種が北半球の温帯・寒帯に分布。一年草または多年草で、まれに低木。葉は...
キンポ‐くうこう【金浦空港】
金浦(キンポ)国際空港の通称。
きんぽく‐さん【金北山】
新潟県、佐渡島の西部にある最高峰。標高1172メートル。
キンポ‐こくさいくうこう【金浦国際空港】
大韓民国のソウル特別市にある国際空港。2001年の仁川(インチョン)国際空港開港に伴い国内線中心の空港となったが、...
きんま【木馬】
⇒きうま(木馬)
キンマ
《東南アジアの言語に由来するという。「蒟醤」とも書く》 1 コショウ科の蔓植物(つるしょくぶつ)。葉は厚く、心臓形...
きん‐まく【筋膜】
個々の筋または筋群を包む膜。結合組織からなる。筋を保護し、他の筋の起始・付着点ともなる。筋外膜。
きん‐まく【菌膜】
⇒バイオフィルム1
キンマ‐で【キンマ手】
キンマ2の技法で作った漆器。元来はキンマの葉を入れる容器。
キンマ‐ぬり【キンマ塗】
「キンマ2」に同じ。
きんまん‐か【金満家】
大金持ち。富豪。
きん‐みずひき【金水引】
1 金箔(きんぱく)をおいた水引。 2 金箔をおいた元結(もとゆい)。金元結。 3 バラ科の多年草。道端や山野に生...
きん‐みつ【緊密】
[名・形動](スル) 1 物と物とがすきまなくくっつくこと。物事の関係が密接なこと。また、そのさま。「—な連絡をと...
きん‐みゃく【金脈】
1 金の鉱脈。 2 資金など、金銭を引き出せる所。「政治家の—を探る」