こ‐くう【虚空】
[名] 1 何もない空間。大空。「—に消える」「—にのぼる」 2 仏語。何も妨げるものがなく、すべてのものの存在す...
こく‐う【黒雨】
空を暗くするばかりに降る大雨。
こく‐う【穀雨】
《穀物を育てる雨の意》二十四節気の一。4月20日ごろ。《季 春》「伊勢の海の魚介豊かにして—/かな女」
こくう【虚空】
長谷川櫂の句集。平成14年(2002)刊行。第54回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
こくう‐かい【虚空界】
仏語。虚空のように、一切を包括し擁する、色もなく形もない本源的な真如の世界。
こくう‐ぞう【虚空蔵】
「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」の略。
こくうぞう‐ぼさつ【虚空蔵菩薩】
《(梵)Ākāśa-garbhaの訳》虚空が無限に一切のものを蔵するように、その智慧と功徳(くどく)が広大無辺であ...
こくうれいぼ【虚空鈴慕】
尺八曲の一。普化(ふけ)僧寄竹の作曲と伝える。普化尺八の古伝三曲の一つで、初世黒沢琴古が享保13年(1728)長崎...
虚空(こくう)を掴(つか)・む
何かをつかもうとしても何もなく、手を上にあげて指をかたくにぎりしめる。ひどく苦しみもがくようすをいう。「—・んで倒れる」
こく‐うん【国運】
その国の運命。また、その国の勢い。国歩(こくほ)。「—を賭(と)して戦う」「—の隆盛」
こく‐うん【黒雲】
「くろくも(黒雲)」に同じ。