しき‐し【色紙】
1 和歌・俳句・書画などを書き記す四角い厚紙。五色の模様や金・銀の砂子などを施すものもある。伝統的な寸法は2種類あ...
しき‐し【志木市】
⇒志木
しきし‐がた【色紙形】
1 短冊形に対して、正方形に近い四角形。 2 屏風(びょうぶ)や障子に色紙の形を貼ったり輪郭を施したりして、そこに...
しき‐しき【式式】
儀式などが、正式に執り行われること。「置綿きたる中居女に口上言はせ、—に仕掛けぬれば」〈浮・文反古・二〉
しきし‐しょう【色視症】
無色のものに色がついて見える症状。水晶体の摘出手術後の赤視症や青視症、サントニン中毒による黄視症などがある。
しき‐しだい【式次第】
式の順序。式次。
しきし‐だて【色紙点】
茶の湯で、茶箱点(ちゃばこだて)の一。道具や古袱紗(こぶくさ)などを置き合わせた形が、色紙を散らしたようになるとこ...
しきし‐ないしんのう【式子内親王】
[?〜1201]平安末期・鎌倉初期の女流歌人。後白河天皇の第3皇女。名は「しょくし」とも。賀茂の斎院になり、のち出...
しきしないしんのうしゅう【式子内親王集】
式子内親王の和歌集。成立年は未詳だが、建仁元年(1201)との説がある。
しきし‐ばこ【色紙箱】
蒔絵(まきえ)などで彩色された、色紙を納める箱。
しきしま【敷島/磯城島】
崇神天皇・欽明天皇が都を置いた、大和(やまと)国磯城(しき)郡の地名。 《枕詞「しきしまの」から転じて》大和の異...
しきし‐まど【色紙窓】
茶室の窓の一種。二つの窓を上下にずらして配置したもの。色紙を散らしてはりつけたのに似ているところからいう。
しきしま‐の【敷島の】
[枕]磯城島(しきしま)の宮のある大和(やまと)の意から、「やまと」にかかる。「—大和の国に人多(さは)に満ちてあ...
しきしま‐の‐みち【敷島の道】
《日本古来の道の意から》和歌の道。歌道。
しきしま‐や【敷島や】
[枕]「やまと」にかかる。「—やまとしまねも神代より」〈新古今・賀〉
しき‐しゃ【指揮者】
1 指揮をする人。指図する人。 2 合奏や合唱を指揮する人。コンダクター。
しき‐しゃ【式社】
⇒式内(しきない)
しき‐しゃ【識者】
物事の正しい判断力を持っている人。見識のある人。有識者。「—の意見を聞く」
しきしゃ‐でん【職写田】
奈良・平安時代、左右京職が、6か年以上帳簿記載登録申請がないために没収した戸田。不輸租田とし、賃租に出した。
しきしゃまな【式叉摩那】
《(梵)śikṣamāṇāの音写》尼僧のうち、沙弥尼(しゃみに)から比丘尼(びくに)に至る間、2か年間の修行中の者...
しき‐しゅ【職衆/色衆】
法会のとき、梵唄(ぼんばい)・散華(さんげ)などの職務をつとめる僧衆。
しきしょう【史記抄】
室町中期の、「史記」の注釈書。19巻。桃源瑞仙著。文明9年(1477)成立。当時の口語で注釈したもの。史記桃源抄。
しき‐しょう【式正】
正しい儀式。本式。正式。「—の御囃子(はやし)は烏帽子上下(ゑぼしかみしも)にて肩脱がず」〈わらんべ草・一〇〉
しき‐しょう【職掌】
1 律令制で、諸司に置かれた下級職員。 2 中世、神社に仕えた下級の神官。 3 明治2〜10年(1869〜77)、...
しき‐しょう【雌器床】
苔類の葉状体において、造卵器が形成される部位。雌器托。造卵器托。
しき‐しん【色心】
1 仏語。物と心。物質と精神。 2 色情。「—いまだ去らざる内は」〈浮・近代艶隠者〉
しき‐しん【色身】
仏語。 1 物質的なものからできている、からだ。肉体。 2 三十二相をそなえた仏の生身。→法身(ほっしん)
しき‐しん【色神】
⇒色覚(しきかく)
しきしん‐いじょう【色神異常】
⇒色覚異常