しょうせんテナシティ【商船テナシティ】
《原題、(フランス)Le paquebot Tenacity》ビルドラックによる戯曲。1920年、パリのビュー=コ...
しょう‐ぜい【小勢】
少しの人数。こぜい。
しょう‐ぜい【正税】
律令制で、正倉に貯蔵された官稲。毎年出挙(すいこ)し、利稲を国・郡行政の財源に充てた。大税。おおちから。
しょうぜい‐ちょう【正税帳】
律令制で、各国の国司が1年間の正税の出納を記入して中央政府へ報告した決算帳簿。大税帳。税帳。
しょうぜいちょう‐し【正税帳使】
律令制で、四度(しど)の使いの一。毎年、諸国から正税帳を中央政府へ提出した使者。正税使。税帳使。
しょう‐ぜつ【勝絶】
[名・形動ナリ] 1 景色や味わいなどのきわめてすぐれていること。また、そのさま。「振舞の菜に醤(ひしほ)出たり。...
しょう‐ぜつ【峭絶】
[形動][文][ナリ]高く険しく切り立つさま。「四壁—なる断崖を成し」〈志賀重昂・日本風景論〉 [名]非常に険しい...
しょう‐ぜん【小善】
ちょっとした善行。
しょう‐ぜん【生前】
1 「せいぜん(生前)」に同じ。「—の面目此上や候べき」〈樗牛・滝口入道〉 2 生まれる以前。〈日葡〉
しょう‐ぜん【性善】
天台宗の教義で、衆生(しゅじょう)が本来備えもっている本性としての善。
しょう‐ぜん【承前】
前の文章を受けて続いていること。また、続きものの文章の初めなどに書く語。
しょう‐ぜん【昭然】
[形動タリ]明らかなさま。「その霊は生ける時よりも—として」〈北越雪譜・二〉
しょう‐ぜん【悚然/竦然】
[ト・タル][文][形動タリ]ひどく恐れるさま。ぞっとしてすくむさま。「—として立ちすくむ」「此の暁の眺矚(ながめ...
しょう‐ぜん【悄然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 元気がなく、うちしおれているさま。しょんぼり。「—たる後ろ姿」「—としてうつむ...
しょう‐ぜん【聳然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 高くそびえるさま。「霊峰—として立つ」 2 恐れつつしむさま。「—として傾聴する」
しょう‐ぜん【蕭然】
[ト・タル][文][形動タリ]もの寂しいさま。「万山の樹木枝を震うの音か、—たる音山谷に起こり」〈蘆花・自然と人生〉
しょう‐ぜん【鏘然】
[ト・タル][文][形動タリ]玉や鈴などの鳴るさま。また、水の音がさらさらと美しく聞こえるさま。「号鈴—として護門...
しょうぜん‐げん【将然言】
国文法でいう未然形の古い言い方。東条義門の用語。
しょう‐ぜんてい【小前提】
論理学で、三段論法において小概念を含む前提。
しょう‐ぜんていせん【小前庭腺】
膣口の周囲に分布する多数の粘液分泌腺。
しょう‐そ【訟訴】
うったえること。訴訟。
しょう‐そ【勝訴】
[名](スル)訴訟に勝つこと。有利な判決を受けること。「原告側が—する」⇔敗訴。
しょう‐そ【蕭疎】
[形動][文][ナリ]まばらでもの寂しいさま。「枯柳—にして」〈鉄腸・花間鶯〉 [ト・タル][文][形動タリ]に同...
しょう‐そう【少壮】
[名・形動]若くて意気盛んなこと。また、そのさま。「—の実業家」
しょう‐そう【正倉】
律令時代、中央・地方の諸官司や寺院などに設置され、正税稲・宝物などを保管した倉庫。
しょう‐そう【性相】
1 仏語。本体と現象。 2 ⇒しょうぞう(性相)
しょう‐そう【尚早】
そのことをするにはまだ早すぎること。「時期—」
しょう‐そう【荘倉/庄倉】
荘園で、米穀などの貢納物を蓄えた倉庫。荘庫。
しょう‐そう【将曹】
近衛府(このえふ)の主典(さかん)。
しょう‐そう【章草】
漢字の書体の一。隷書から草書への過渡的な性格をもつ書体。前漢の元帝のとき史游(しゆう)が書いた字書「急就章」の書体...
しょう‐そう【晶相】
同一物質の結晶で、結晶面の組み合わせの違いによって生じる異なる外形。例えば塩化ナトリウムでは立方体と立方八面体があ...
しょう‐そう【焦燥/焦躁】
[名](スル)いらいらすること。あせること。「事業の失敗に—する」「—感」
しょう‐そう【聖僧】
1 聖者として尊敬される高僧。 2 禅院の僧堂の本尊。中央に安置してある仏像のことで、多くは文殊菩薩(もんじゅぼさつ)。
しょう‐そう【請奏】
平安時代、公事(くじ)の際に、用度物の下付などを太政官(だいじょうかん)に申請すること。うけそう。
しょう‐そう【請僧】
法会(ほうえ)などに僧を招くこと。また、招かれた僧。「—みな威儀いつくしうして参りたる」〈栄花・玉の飾り〉
しょう‐そう【傷創】
傷(きず)を負うこと。また、その傷。
少壮(しょうそう)幾時(いくとき)ぞ
《前漢の武帝「秋風辞」から》人生は、若くて元気なときは非常に短く、すぐに老いのときが来る。
しょうそう‐いん【正倉院】
奈良市東大寺大仏殿の西北にある宝庫。天平時代の建造で、校倉(あぜくら)造りの北倉・南倉を、板倉である中倉がつなぐ。...
しょう‐そく【消息】
[名](スル)《「消」は陰気のなくなること。「息」は陽気の生じること》 1 人や物事の、その時々のありさま。動静。...
しょう‐そく【掌側】
手の、手のひらがある側のこと。手の内側。
しょうそく‐おうらい【消息往来】
手紙の慣例語句を集めた往来物の一。寺子屋の消息文の教科書。
しょうそく‐ぎょう【消息経】
平安時代以後、追善供養のために故人の手紙を集めて、これに経文を書いたり刷ったりしたもの。
しょうそく‐し【消息子】
1 耳かき。 2 食道・尿道・子宮などに挿し込んで用いる、細い管状の医療器具。ゾンデ。
しょうそく‐しじょうみゃく【掌側指静脈】
指の静脈の一つ。指の血液を集め、指の内側(手のひら側)を通って浅掌静脈弓に合流する。
しょうそく‐すじ【消息筋】
ある方面の事情に詳しい人々や関係機関。「政界の—によれば」
しょうそく‐ちゅうしゅじょうみゃく【掌側中手静脈】
手のひらにある静脈の一つ。掌側中手動脈と並走し、深掌静脈弓に合流する。
しょうそく‐ちゅうしゅどうみゃく【掌側中手動脈】
手のひらにある動脈の一つ。深掌動脈弓から起こり、中手骨の間を通って、指の付け根で総掌側指動脈に合流する。
しょうそく‐つう【消息通】
ある方面の事情に詳しいこと。また、その人。「角界の—」
しょうそく‐ぶん【消息文】
手紙。手紙の文章。
しょう‐そく‐むしょう【生即無生】
仏語。三論宗で、世間一般に生じるというその生も、実は因縁によって生じる仮の生であり、無生の生であるということ。また...