しん‐い【心意】
こころ。精神。「子として、父の—を斯様に揣摩(しま)する事を」〈漱石・それから〉
しん‐い【辛夷】
コブシ・タムシバなどの花のつぼみ。乾燥させて、漢方で頭痛や鼻炎などに用いる。
しん‐い【神位】
1 ⇒神階(しんかい) 2 祭儀で、神霊を安置する所。
しん‐い【神威】
神の威光。神の威力。
しん‐い【神異】
神の示す霊威。人間業でない不思議なこと。
しん‐い【神意】
神の心。神の意志。神慮。
しん‐い【真意】
本当の気持ち・意向。また、本当の意味。「—をくみとる」「—を探る」
しん‐い【深意】
深い考え。深い意味。「—を解する」
しん‐い【寝衣】
寝るときに着る衣服。ねまき。
しん‐い【瞋恚/嗔恚】
《連声(れんじょう)で「しんに」とも》 1 怒ること。いきどおること。「—に燃える」 2 仏語。三毒・十悪の一。自...
しん‐い【震位】
《「震」は易の八卦(はっけ)の一つで、東・長男に配するところから》東宮の位。皇太子の位。
しん‐い【鍼医/針医】
「はりい」に同じ。
しん‐い【襯衣】
肌着。ジュバン。シャツ。
しん‐い【讖緯】
未来の吉凶を予言する術。また、その書物。
しん‐い【身位】
身分・地位など、社会的序列の中における人の位置。
しん‐いき【神域】
1 神社の境内。 2 神の宿るとされる一帯。
しん‐いき【震域】
地震のとき、一定の震度を感じる地域。
しん‐いけい【沈惟敬】
[?〜1599]中国、明の軍人・政治家。嘉興(浙江(せっこう)省)の人。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、明の副使として慶長...
しんいしがき‐くうこう【新石垣空港】
沖縄県石垣市にある空港。地方管理空港の一。平成25年(2013)開港。昭和50年(1975)開港の石垣空港を前身と...
しんい‐せつ【讖緯説】
中国で、前漢から後漢にかけて流行した未来予言説。讖は未来を占って予言した文、緯は経書の神秘的解釈の意で、自然現象を...
瞋恚(しんい)の炎(ほのお)
燃え上がる炎のような激しい怒り・憎しみ、または恨み。瞋恚のほむら。
しん‐いも【新芋/新藷】
夏のうちに市場に出る、早生(わせ)のサツマイモ。走りいも。《季 夏》「—や舎生集めて一夕話/青峰」
しん‐いり【新入り】
新しく仲間入りすること。また、仲間入りした人。「—を紹介する」
しん‐いん【心印】
1 禅宗で、仏の悟りを印にたとえた語。仏の心そのもの。 2 密教で、諸尊の内証の必要を示す印。
しん‐いん【心因】
心理的、精神的な原因。
しん‐いん【神韻】
詩文・絵画などの、神わざのようなすぐれた趣。「其製形に顕わるるや絵画、彫刻、陶磁、漆器等の—雅致となり」〈逍遥・小...
しん‐いん【真因】
本当の原因。「事故の—をつきとめる」
しん‐いん【新院】
上皇が二人以上あるとき、新たに院になった上皇。→本院3 →中院1「先帝を—と申し、上皇をば一院とぞ申しける」〈保元・上〉
しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】
1880年代、フランスに興った絵画運動。印象主義の色彩理論を科学的に推進し、点描法を用いて、色彩効果を追求、フォル...
しんいんせい‐なんちょう【心因性難聴】
精神的なストレスなどによって突然起こる難聴。耳鳴りやめまいを伴うことも多い。聴覚器官には異常がないので、ストレスを...
しんいん‐せつ【神韻説】
中国、清代初めの詩人、王子禎の唱えた詩論。詩禅一致の境地を理想とし、平淡なうちに余韻・余情のこもった詩を尊重した。
しんいん‐はんのう【心因反応】
心因によって起こる病的状態。ヒステリー反応・驚愕(きょうがく)反応など。
しんいん‐ひょうびょう【神韻縹渺】
[ト・タル][文][形動タリ]芸術作品などに、きわめてすぐれた趣が感じられるさま。「—たる名文」