じゅう‐むきけい【重無期刑】
仮釈放を認めない無期刑。受刑者は死亡するまで刑事施設に収容され続ける。
じゅう‐めん【渋面】
しぶい表情。不愉快そうなにがにがしい顔つき。しかめっつら。「—を作る」
じゅう‐もう【柔毛】
やわらかい毛。和毛(にこげ)。
じゅう‐もう【絨毛】
1 小腸粘膜面にある、細かい突起。表面積を増大させ、栄養素を効果的に吸収する。柔突起。 2 哺乳類の胎盤と子宮壁と...
じゅう‐もう【獣毛】
けものの体毛。
じゅう‐もく【十目】
多くの人の見る目。衆目。
十目(じゅうもく)の視(み)る所(ところ)十手(じっしゅ)の指(さ)す所(ところ)
《「礼記」大学から》大勢の人が一致して認めること。
じゅう‐もつ【什物】
1 日常使っている器具類。什器。 2 代々伝わる宝物。秘蔵の宝。什宝。
じゅう‐もつ【重物】
貴重な品物。大切な物品。
柔(じゅう)も亦(また)茹(くら)わず剛(ごう)も亦(また)吐(は)かず
《「詩経」大雅・烝民から》弱い者でも侮らず、強い者でも恐れない。
じゅう‐もん【十文】
1 1文の10倍。 2 江戸時代、上方で、街頭に立つ最下級の娼婦の値段。また、その娼婦。惣嫁(そうか)。十文色(じ...
じゅうもん‐いろ【十文色】
「十文2」に同じ。「—も出て来るは、南無三宝日が暮れると」〈浄・冥途の飛脚〉
じゅう‐もんじ【十文字】
1 十の字の形。縦横に交わった形。「—に交差する道」 2 前後左右に動きまわるようす。「外は—に風が吹いていた」〈...
じゅうもんじがくえん‐じょしだいがく【十文字学園女子大学】
埼玉県新座(にいざ)市にある私立大学。平成8年(1996)の開設。
じゅうもんじ‐ぐつわ【十文字轡】
鏡板の輪の中に筋金を十文字に入れた鉄のくつわ。十字ぐつわ。十文字。
じゅうもんじ‐しだ【十文字羊歯】
オシダ科の多年生のシダ。山林に生え、高さ約50センチ。葉身は羽状に分かれ、基部に近い羽片だけが横に大きく伸びてさら...
じゅうもんじ‐やり【十文字槍】
穂先の下部に左右の枝刃を出して、十文字形をした槍。十文字。
じゅうもん‐せん【十文銭】
宝永5年(1708)に発行された宝永通宝のこと。1枚で10文に通用した。大銭。当十文。
じゅうもん‐は【什門派】
顕本法華宗(けんぽんほっけしゅう)の旧称。
じゅうもん‐もり【十文盛り】
盛り切り10文の一膳飯(いちぜんめし)、または酒。「—を買ひましたが」〈伎・壬生大念仏〉
じゅう‐や【十夜】
浄土宗の寺で、陰暦10月5日の夜半から15日朝まで10昼夜の間、絶えず念仏を唱える行事。現在は10月12日夜から1...
じゅう‐やく【十薬】
1 ドクダミの別名。《季 夏》「—を抜きすてし香につきあたる/汀女」 2 ドクダミの花期の地上部を乾燥させたもの。...
じゅう‐やく【重役】
1 責任の重い役目・役職。大役(たいやく)。「—を仰せつかる」 2 株式会社の取締役・監査役など役員の総称。「—会...
じゅう‐やく【重訳】
[名](スル)原語から直接に翻訳するのでなく、一度他の外国語に翻訳されたものを通して翻訳すること。また、その翻訳し...
じゅう‐やく【重厄】
1 重大な災厄の起きるおそれ。 2 重い厄年。陰陽道などで大厄にあたる年まわり。
じゅうやく‐しゅっきん【重役出勤】
《重役が出勤するような時間に来ることから》俗に、始業時刻より大幅に遅れて出勤すること。遅刻した人に対して、皮肉を込...
じゅう‐ゆ【重油】
1 原油から揮発油・灯油・軽油などを分留したあとの、残りの高沸点の油。黒色で粘度が高く、比重0.9〜1.0。真空蒸...
じゅうゆ‐きかん【重油機関】
⇒ディーゼル機関
じゅうゆふじ【重油富士】
小野十三郎の詩集。昭和31年(1956)刊。
じゅう‐よう【充用】
[名](スル)足りないところにあてて用いること。「寄付金を会館建設資金に—する」
じゅう‐よう【重用】
[名](スル)人を重要な職務や地位につかせて用いること。ちょうよう。
じゅう‐よう【重要】
[名・形動]物事の根本・本質・成否などに大きくかかわること。きわめて大切であること。また、そのさま。「戦略上—な地...
じゅうようえいきょう‐じたい【重要影響事態】
そのまま放置すれば日本に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等、日本の平和および安全に重要な影響を与える事態...
じゅうようえいきょうじたいあんぜんかくほ‐ほう【重要影響事態安全確保法】
⇒重要影響事態法
じゅうようえいきょうじたい‐ほう【重要影響事態法】
《「重要影響事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律」の略称》日本が直接武力攻撃を受けるお...
じゅうよう‐かがくぎじゅつししりょう【重要科学技術史資料】
科学技術の発達史上で重要な役割を果たしたり、生活・経済に大きな影響を与えたりしたものについての技術資料。国立科学博...
じゅうよう‐ぎょうせきしひょう【重要業績指標】
⇒ケー‐ピー‐アイ(KPI)
じゅうようぎょうせきひょうか‐しひょう【重要業績評価指標】
⇒ケー‐ピー‐アイ(KPI)
じゅうよう‐こうわん【重要港湾】
国際海上輸送網や国内海上輸送網の拠点となる港湾として政令で定めるもの。港湾法に規定される。→特定重要港湾
じゅうよう‐ごこうもく【重要五項目】
TPP(環太平洋経済連携協定)の締結に向けた交渉で、関税撤廃の対象とされる農産物のうち、日本が関税の維持を主張する...
じゅうようさんぎょうとうせい‐ほう【重要産業統制法】
昭和恐慌下、産業合理化のため重要産業のカルテル化を強めるために制定された法律。昭和6年(1931)公布。同16年失効。
じゅうよう‐さんこうにん【重要参考人】
犯罪について重要な情報をもっているとして、捜査の対象となっている者。
じゅうよう‐し【重要視】
[名](スル)その人やその物事を重要であると認めること。重視。「—すべき問題」
じゅう‐ようし【重陽子】
重水素(ジュウテリウム)の原子核。陽子1個と中性子1個とからなる。デューテロン。
じゅうよう‐しめいてはい【重要指名手配】
《「警察庁指定重要指名手配」の略》指名手配された被疑者のうち、毎年10月に警察庁と都道府県警が捜査強化の対象として...
じゅうようじこう‐せつめい【重要事項説明】
土地・建物の売買・賃貸の契約前に、物件の状況、取引条件などについての客に対する詳しい説明。国の認定する宅地建物取引...
じゅうよう‐せいこうよういん【重要成功要因】
⇒シー‐エス‐エフ(CSF)
じゅうようせいさく‐かいぎ【重要政策会議】
内閣の重要政策に関して各行政機関が統一的な施策を行うために必要な企画・立案・総合調整に資することを目的として内閣府...
じゅうようせいさくにかんする‐かいぎ【重要政策に関する会議】
⇒重要政策会議
じゅう‐ようばい【重溶媒】
溶媒に含まれる水素原子を重水素に置き換えたもの。核磁気共鳴(NMR)による試料分析で利用する。主にクロロホルム、メ...