そと‐にわ【外庭】
建物の外側にある庭。内庭・中庭に対していう。
そと‐のみ【外飲み】
[名](スル)自宅ではなく、バーや居酒屋などの飲食店で酒を飲むこと。→家飲み
そと‐のり【外法】
容器・管・構造物や2本の柱の間などの外側のさし渡し寸法。⇔内法(うちのり)。
そと‐はちもんじ【外八文字】
1 遊女の揚屋入りなどのときの歩き方。いったん内側に向けたつま先を外側に開いて歩くこと。→内八文字 2 弓道で、両...
そとば【卒塔婆/率塔婆/卒都婆】
《(梵)stūpaの音写。髪の束・頭部の意》 1 仏舎利を安置したり、供養・報恩をしたりするための建造物。インド・...
そとばこまち【卒都婆小町】
謡曲。四番目物。観阿弥作。卒都婆に腰を掛けて高野山の僧にたしなめられた老女小野小町が、狂乱の体となり、百夜通いのあ...
そと‐びらき【外開き】
ドアなどが外側へ開くこと。また、そのような構造。⇔内開き。
そと‐ぶた【外蓋】
二重のふたがある容器の、外側のふた。
そと‐ぶところ【外懐】
着物を着たとき上前と下前との間にできるふところ。⇔内懐(うちぶところ)。
そと‐ぶろ【外風呂】
1 建物の外に別に設けてある風呂。 2 個人の家にある風呂に対して、銭湯やもらい湯のこと。⇔内風呂(うちぶろ)。
そと‐べい【外塀】
いちばん外側の塀。また、家屋敷の周囲の塀。
そと‐べり【外耗】
穀物を搗(つ)いたときの減り高の残高に対する比。外割耗(そとわりべり)。⇔内耗(うちべり)。
そと‐ぼう【外房】
千葉県、房総半島南東部、太平洋沿岸の称。安房(あわ)の外側の意。冬も温暖で草花の栽培が盛ん。南房総国定公園に属する...
そとぼう‐せん【外房線】
千葉から大網を経て安房鴨川(あわかもがわ)に至るJR線。大網で東金(とうがね)線を分岐する。昭和4年(1929)全...
そと‐ぼし【外干し】
衣類や布団などを屋外に干すこと。
そと‐ぼり【外堀/外壕/外濠】
城の外を囲む堀。また、二重に巡らした堀のうち、外側の堀。⇔内堀。
そとぼり‐どおり【外堀通り】
東京都千代田区の皇居の外堀に沿った環状道路の呼び名。沿線に迎賓館・湯島聖堂・日本銀行本店などがある。
外堀(そとぼり)を埋(う)める
敵の城を攻めるには、まず外側の堀から埋める。転じて、ある目的を達成するためには、周辺の問題からかたづけていく。
そと‐まご【外孫】
他家に嫁した娘や分家した息子にできた子。がいそん。⇔内孫(うちまご)。
そと‐また【外股】
足先が外側に向く歩き方。そとわ。⇔内股(うちまた)。
そと‐まど【外窓】
建物の外に面した窓。また、二重窓の外側の窓。→内窓
ソトマヨール‐ひろば【ソトマヨール広場】
《Plaza Sotomayor》チリ中部、太平洋岸の都市バルパライソの港に面する広場。海軍総司令部の建物に隣接し...
そと‐まわり【外回り】
1 家・屋敷・城などの外側の周囲。「家の—を掃除する」 2 会社などで、外に出て取引先などを回って歩くこと。また、...
そとまわり【外回り】
藤沢周の短編小説。平成7年(1995)、雑誌「群像」に掲載。第113回芥川賞候補作となる。平成8年(1996)刊行...
そと‐み【外見】
外から見えるようす。外観。がいけん。「—を気にする」
そと‐みす【外御簾】
江戸時代の歌舞伎劇場で、東西の一階桟敷のうち、内御簾(うちみす)に続いた6間ずつの客席。→内御簾
そと‐むき【外向き】
1 外の方へ向いていること。 2 国際社会に飛び出す意欲のあること。広く外部社会に目を向けていること。また、そうい...
そと‐むそう【外無双】
相撲のきまり手の一。四つに組んだ上手で相手の差し手を抱え、自分の差し手は抜いて相手の反対側の足のひざの外側に手のひ...
そと‐め【外目】
1 外側寄り。「—の球を狙う」 2 他人が見たときの感じ。「—が気になる」
そとも【背面/外面】
《「背(そ)つ面(おも)」の音変化》 1 後ろの方。また、そとがわ。そと。「暇を告て、堂の—に出行きたり」〈竜渓・...
そとも【蘇洞門】
福井県西部、若狭(わかさ)湾に突出した内外海(うちとみ)半島の先端にある景勝地。6キロメートルにわたって、海食洞の...
そと‐もうこ【外蒙古】
現在のモンゴル国が占める地域の旧称。がいもうこ。
そとも‐の‐みち【山陰道】
山陰道(さんいんどう)の古称。
そと‐もも【外股/外腿】
ももの外側。
そと‐ゆ【外湯】
温泉旅館などで、宿泊用の建物とは別に外に設けた浴場。→内湯(うちゆ)
そと‐ろじ【外露地/外路地】
茶室の露地のうち、待合から中門(ちゅうもん)に至る外側の露地。→内露地
そと‐わ【外輪】
1 つま先を外側に向けて歩くこと。また、その足。⇔内輪(うちわ)。 2 外側の輪。がいりん。
そと‐わく【外枠】
外側の枠。特に競馬で、スタートのとき馬が入る枠で、コースの外側の枠。⇔内枠。
そとわこまち【卒都婆小町】
⇒そとばこまち
そと‐わに【外鰐】
鰐足(わにあし)の一。両足のつま先を外の方に向ける歩き方。外股(そとまた)。外輪(そとわ)。⇔内鰐(うちわに)。
そと‐わり【外割】
元高と歩合高との和に対する歩合高の比。70円の品物を100円で売れば、外割3割の利となる。
そと‐わりびき【外割引】
1 手形などの代金を支払い期日前に支払うとき、その時から支払い期日までの利息を割り引いて計算すること。割引料と手取...
そとわり‐べり【外割耗】
⇒外耗(そとべり)
ソトワール
1 厚手でずんどう型の浅鍋(あさなべ)。ソテーや煮込み料理に用いる。外輪(そとわ)鍋。 2 女性用の胸元までの長い...
外(そと)を家(いえ)に◦する
外出ばかりしていて家に落ち着かないたとえ。内を外にする。