たいしょく‐へんか【体色変化】
動物の体色が変わること。特に保護色などのように能動的、規則的な変化をいい、色素の拡散・集中や増減によって起こる。
たいしょ‐こうしょ【大所高所】
小さな点にこだわらない、広く全体を見通すような観点・視野。「—から物事を判断する」
たい‐しょっかん【大織冠】
《「だいしょっかん」とも》 大化の改新後定められた冠位制で最高の冠位。のちの正一位に相当する。実際には藤原鎌足が授...
たいしょ‐てき【対蹠的】
[形動]二つの物事が正反対の関係にあるさま。「—な立場」
たい‐しろ【対代/台代】
寝殿造(しんでんづく)りの邸宅で、対(たい)の屋の代わりとした放ち出(い)で、あるいは廊(ろう)。
たい‐しん【大身】
身分が高いこと。位が高く禄の多いこと。また、その人。⇔小身。「此お方は御—の御華族様」〈一葉・にごりえ〉
たいしん【大秦】
漢代の中国で、ローマ帝国あるいはその東方領土の呼称。
たい‐しん【大進】
《「だいじん」「だいしん」とも》律令制で、中宮職(ちゅうぐうしき)・皇太后宮職・東宮坊・京職・修理職(しゅりしき)...
たい‐しん【大震】
激しい地震。大地震。
たい‐しん【対審】
当事者を相対させて行う訴訟の審理。民事訴訟では口頭弁論、刑事訴訟では公判期日の手続きをさし、公開を原則とする。
たい‐しん【耐震】
建物などがかなり強度の地震に耐え、壊れたり傷んだりしないこと。「—性」→免震 →制震
たい‐しん【退身】
[名](スル)ある事柄から身を引くこと。特に、官職を退くこと。致仕(ちし)。「—の取做し頼むの外、予も別に思案はな...
たい‐しん【戴震】
[1723〜1777]中国、清の思想家・考証学者。休寧(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は慎修、また東原。江永...
だいしん‐いん【大審院】
《「たいしんいん」とも》明治憲法下で、最高の位置にあった司法裁判所。明治8年(1875)設置。昭和22年(1947...
たいしん‐か【耐震化】
[名](スル)強い地震でも建造物が倒壊、損壊しないように補強すること。そのような構造に造りかえること。「学校の—工事」
たいしんかいしゅうそくしん‐ほう【耐震改修促進法】
《「建築物の耐震改修の促進に関する法律」の略称》地震による建築物の倒壊等の被害から国民の生命・身体・財産を保護する...
たいしん‐かん【耐震管】
耐震性能に優れた継ぎ手構造を持つ水道管やガス管。地震対策だけでなく、軟弱地盤の地盤沈下対策としても用いられる。
たいしん‐きょうど【耐震強度】
建物の地震に対する強さのこと。昭和56年(1981)に建築基準法施行令が改正され、現行の新耐震基準が定められた。同...
たいしん‐けんちく【耐震建築】
地震の際の震動に耐えうるように構築された建物。
たいしん‐こうぞう【耐震構造】
地震の揺れに抵抗できる強固な部材、筋交いなどの仕様で建物の強度を確保する構造。→免震構造 →制振構造
たいしん‐ししん【耐震指針】
1 建築物などの地震に対する安全性に関する基本的な方針。 2 《「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の略称...
たいしん‐しんだん【耐震診断】
建物の地震に対する安全性を評価すること。建築士などの専門家が壁の強さ・配置、接合部の状態、劣化の状況などを調査し、...
たいしんしんだん‐わりびき【耐震診断割引】
地震保険の契約に際し、保険対象建物が地方公共団体などによる耐震診断または耐震改修の結果、建築基準法に定める耐震基準...
たいしん‐じ【大秦寺】
中国、唐代に長安など各地にあったネストリウス派キリスト教(景教)寺院の称。はじめ波斯(はし)寺とよばれたが、のち、...
たいしん‐せい【耐震性】
建物などの、地震に耐えられる性質。また、その度合い。「—を高める」
たいしん‐ぞめ【太申染】
元禄(1688〜1704)ごろ、江戸三十間堀の材木屋で太申と号した和泉屋甚助が宣伝のため、「太申」の2字を小紋に染...
たいしんとうきゅう‐わりびき【耐震等級割引】
地震保険の契約に際し、保険対象建物が国が定める基準に合致する耐震等級を有している場合に適用される保険料の割引。 [...
たいしん‐バックチェック【耐震バックチェック】
原子力事業者が原子力施設の耐震性を再評価する作業。原子力安全委員会(現原子力規制委員会)が定めた「発電用原子力施設...
たいしん‐へき【耐震壁】
「耐力壁」に同じ。建築基準法では耐力壁、鉄筋コンクリートの構造計算においては耐震壁の語が用いられる。
たいしん‐りっぽうこうし【体心立方格子】
立方体の形をした単位格子の八つの頂点と中心が格子を作る点になっている空間格子。
たいじ【大治】
《「だいじ」とも》平安後期、崇徳天皇の時の年号。1126年1月22日〜1131年1月29日。
たい‐じ【対自】
⇒フュールジッヒ
たい‐じ【対峙】
[名](スル) 1 山などが、向かい合ってそびえること。「谷を隔てて—する岩峰」 2 対立する者どうしが、にらみ合...
たい‐じ【胎児】
哺乳類の母胎内にあってまだ出生しない子。人間では妊娠第8週以後の人間としての形が明らかになったものをいう。
たい‐じ【退治/対治】
[名](スル) 1 悪いものや害を及ぼすものをうち滅ぼすこと。「ネズミを—する」「鬼—」 2 仏語。煩悩(ぼんのう...
たい‐じ【帯磁】
[名](スル)磁気を帯びること。磁化。
タイ‐じ【タイ寺】
《Chua Thay》ベトナム北部、ハータイ省にある仏教寺院群。首都ハノイの西約20キロメートル、サイ山周辺の主寺...
たいじ‐きょうすい【胎児胸水】
胎児の胸腔に体内分泌物がたまる病気。多量の胸水が長期間貯留すると、心臓が圧迫されて鬱血性心不全から胎児水腫に進行し...
たいじ‐けっこう【胎児血行】
⇒胎児循環
たいじしんせいじ‐はいていけいせい【胎児・新生児肺低形成】
⇒肺低形成
たいじ‐じゅんかん【胎児循環】
胎児期の特殊な血液循環の総称。胎児の発育段階に応じて卵黄循環・絨毛膜循環・胎盤循環があり、このうち特に胎盤循環をい...
たいじ‐すいしゅ【胎児水腫】
胎児の胸腔や腹腔に液体がたまり、さらに全身に浮腫が生じる病気。母体と胎児の血液型の不適合によって起こるもの(免疫性...
たいじせい‐アルコールしょうこうぐん【胎児性アルコール症候群】
妊娠中の女性が習慣的に飲酒すると、アルコールの影響で胎児に形態異常・行動障害・神経障害などの先天異常が生じること。...
たいじ‐ちりょう【胎児治療】
子宮内の胎児に対して行う治療。母体を介した内科的治療と、外科的操作を加えるものとがある。放置すると胎児が死亡するお...
たいじのひもの【胎児の干物】
《原題、(フランス)Embryons desséchés》⇒干からびた胎児
たいじひばく‐しゃ【胎児被爆者】
⇒胎内被爆者
たいじひんみゃくせい‐ふせいみゃく【胎児頻脈性不整脈】
胎児の心拍が異常に早くなること。慢性化すると心不全や全身がむくむ胎児水腫がおき、早産や死産につながることもある。
たいじプログラミング‐かせつ【胎児プログラミング仮説】
⇒成人病胎児期発症説
たい‐じゅ【大儒】
すぐれた儒学者。また、大学者。
たい‐じゅ【大樹】
1 大きな木。大木。「寄らば—の陰(かげ)」 2 「大樹将軍」の略。