ちいさなうみとそら【小さな海と空】
郷静子の長編小説。昭和50年(1975)刊行。著者自身の結核療養体験をもとに書かれた作品。
ちいさなきふじん【小さな貴婦人】
吉行理恵の短編小説。昭和56年(1981)発表。同年、第85回芥川賞受賞。
ちいさな‐きょじん【小さな巨人】
小柄な体格ながら人並み外れた才能や実力を発揮する人物をたたえる言葉。組織や道具などにも比喩的に用いられる。
ちいさなくにのつづきのはなし【小さな国のつづきの話】
佐藤さとるによる児童文学作品。不思議な小人と人間の交流を描く「コロボックル物語」シリーズの第5作。昭和58年(19...
ちいさなけがわ【小さな毛皮】
《原題、(オランダ)Het Pelsken》⇒毛皮をまとったエレーヌフールマン
ちいさなしがいず【小さな市街図】
古山高麗雄の小説。昭和47年(1972)刊行。翌年、第23回芸術選奨新人賞を受賞。
ちいさなすいしゃ【小さな水車】
《原題、(ドイツ)Moulinet》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるフランス風ポルカ。1858年初演。ウッドブ...
ちいさな‐せいふ【小さな政府】
政府の経済政策・社会政策の規模を小さくし、市場への介入を最小限にし、市場原理に基づく自由な競争によって経済成長を促...
ちいさなひとのむかしのはなし【小さな人のむかしの話】
佐藤さとるによる連作短編小説。「コロボックル物語」シリーズの番外編として、「インポケット」誌に昭和61年(1986...
ちいさなふうしゃ【小さな風車】
《原題、(ドイツ)Moulinet》⇒小さな水車
ちいさ‐め【小さめ】
[名・形動]比較的小さいと感じること。また、そのさま。「—の茶碗」
ちいさ‐やか【小さやか】
[形動ナリ]いかにも小さな感じのするさま。「母屋にいと—にてうち臥し給ひつるをかき抱きて」〈堤・花桜をる少将〉
ちいさ‐わらわ【小さ童】
小さい子供。特に、宮中で雑用に使った子供。ちさわらわ。「或いは—、徳大寺などこれを用ふ」〈言継卿記・天文八年〉
ちい‐ざい【地位財】
周囲と比較することで満足を得られる財。所得・財産・社会的地位・物的財など。幸福感は長続きしない。→非地位財
ちい‐しょくぶつ【地衣植物】
⇒地衣類
ちい‐たい【地衣帯】
植物の垂直分布の一。高山帯の最高部で、主に地衣類やコケ類が生え、高等植物はほとんど生育しない地帯。
ちい‐ちい
虫、特にノミやシラミをいう幼児語。
チーチャ【起家】
《(中国語)》マージャンで、最初に親になる人。
ちい‐と
[副]《「ちと」の音変化》少し。ちょっと。「—待ってくれや」
ちい‐にいさん【小兄さん】
何人かいる兄のうち、自分に年齢の近い方を敬っていう語。→大兄さん
ちい‐ねえさん【小姉さん】
何人かいる姉のうち、自分に年齢の近い方を敬っていう語。→大姉さん
チーハー【字華】
《(中国語)》36種の熟語を記した紙を配り、胴元の伏せた熟語を予想するとばく。中国本土で流行し、明治期、日本にも伝...
チーパオ【旗袍】
《(中国語)》女性用のワンピース式の中国服。
ち‐いほ【千五百】
⇒ちいお
ちいほぜん‐の‐うったえ【地位保全の訴え】
解雇された労働者が解雇無効を理由に、その企業の従業員としての地位を保全する仮処分を裁判所に申請すること。
チーマージャン【芝麻醤】
《(中国語)》中華調味料の一つで、すりゴマにゴマ油とサラダ油を混ぜペースト状にしたもの。香りがよく、あえ物やたれに...
ちい‐ママ【小ママ】
《多く「チーママ」と書く》酒場などで、女主人(ママ)に次ぐ立場の女性。
ち‐いみ【血忌(み)】
1 出産・月経を不浄として忌むこと。出産の場合は夫にも忌みが及ぶものとされる。赤不浄。 2 「血忌み日」の略。
ちいみ‐び【血忌(み)日】
暦注の一。鍼灸(しんきゅう)や、鳥獣を殺すことなどを嫌った。ちいみにち。
チーユ【鶏油】
《(中国語)》鶏の脂肪分を加熱して抽出した油。中国料理に用いられる。
ちい‐るい【地衣類】
菌類と藻類の共生体であるが、単一の生物のようにみえるものの総称。共生菌は子嚢菌(しのうきん)類が多く、共生藻類は緑...
ち‐いろ【千尋】
⇒ちひろ(千尋)
ち‐いん【知音】
《中国の春秋時代、琴の名人伯牙は親友鍾子期が亡くなると、自分の琴の音を理解する者はもはやいないと愛用していた琴の糸...
ち‐いん【智印】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が内に備えている智慧(ちえ)を象徴する印(いん)。
ち‐いん【遅引】
[名](スル)ながびくこと。期日におくれること。「工事が—する」
ちいん‐にょうぼう【知音女房】
好きで一緒になった女房。恋女房。「そりゃわしが—ぢゃわいな」〈滑・膝栗毛・八〉