ばんぶつ‐の‐れいちょう【万物の霊長】
《「書経」泰誓上から》万物の中で最もすぐれているもの、すなわち人間のこと。
ばんぶつ‐るてん【万物流転】
この世にあるあらゆるものは、絶え間なく変化してやまないということ。→パンタレイ
ばん‐ぶね【番船】
⇒ばんせん(番船)
バン‐ブラン
白葡萄(ぶどう)酒のこと。
バンブー
竹。「—ダンス」
バンブー‐バッグ
《(和)bamboo+bag》手作りの手提げバッグの一種で、持ち手が竹材で作られたものの総称。
ばん‐ぷ【万夫】
多くの男。多くの武士。「一夫関(かん)に当たれば—も開くなし」
バンプ
⇒スピードバンプ
バンプ
男を惑わす、あやしげな魅力をもった女。妖婦。
ばん‐ぷう【蛮風】
野蛮な風習。粗野な風俗。
ばん‐ぷく【万福】
多くの幸福。また、幸福の多いこと。まんぷく。「貴兄の—を祈る」
ばんぷ‐ふとう【万夫不当】
多くの男が一緒になって当たっても、かなわないほど強いこと。「—の剛の者」
バンプ‐マッピング
コンピューターグラフィックスの三次元画像で物体の質感を表現する技法の一。物体表面に凹凸があるかのように見せること。
バン‐プラサート
タイ北東部の都市ナコンラチャシーマーの郊外にある村。市街中心部の北東約45キロメートルに位置する。約3000年前か...
バンプルアン‐いせき【バンプルアン遺跡】
《Prasat Him Ban Phluang》タイ北部の町スリンの南約30キロメートルにある遺跡。11世紀から1...
ばん‐べつ【万別】
さまざまであること。「千差—」
ばん‐べつ【蕃別】
⇒諸蕃(しょばん)
バンベルク
ドイツ中南部、バイエルン州の都市。レグニッツ川沿いに位置する。1007年、神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世により司教区...
バンベルク‐だいせいどう【バンベルク大聖堂】
《Bamberger Dom》ドイツ中南部、バイエルン州の都市、バンベルクにある大聖堂。11世紀初頭、神聖ローマ皇...
ばん‐ぺい【番兵】
見張りの兵士。哨兵(しょうへい)。
ばんぺい‐ゆ【晩白柚】
《「晩」は晩生、「白」は果肉の色、「柚」は中国語でザボンの意》ミカン科の小高木。ザボンの一種。果実は大きく、最大直...
バン‐ほう【VAN法】
《VAN method》地電流の変化に着目して地震の予知を行う方法。1980年代にギリシャの物理学者らが開発。複数...
ばん‐ぼ【晩暮】
1 夕方。夕暮れ。「—より満遮士打(マンチエスター)まで、往返十八里の路を行き」〈中村訳・西国立志編〉 2 老年。晩年。
ばん‐ぼく【万木】
多くの木々。すべての樹木。
ばん‐ぽう【万方】
1 あらゆる方面。すべての方面。「—都合よくなるではないか」〈左千夫・春の潮〉 2 いろいろの方法。すべての手段。...
ばん‐ぽう【万邦】
あらゆる国。すべての国。万国。「世界—」
ばん‐ぽう【万宝】
たくさんのたから。まんぽう。「七珍—」
ばん‐ぽう【万法】
1 あらゆる法則。すべての法律や規則。 2 ⇒まんぼう(万法)
バン‐マス
「バンドマスター」の略。
ばん‐みん【万民】
すべての人民。全国民。「—の幸福を願う」
ばんみんとくよう【万民徳用】
鈴木正三の仏教書。1巻。寛文元年(1661)刊。仏教の実践を説き、職業倫理について論じた。
ばんみん‐ほう【万民法】
古代ローマで、ローマ市民以外にも適用された法規範。ローマ市民にのみ適用された市民法に対するもの。普遍的規範という性...
ばん‐め【番目】
[名]歌舞伎で、上演にあたっての分類。初め通し狂言の中の幕の順序を示したが、のちには演目の順序を示すようになった。...
ばん‐めし【晩飯】
晩の食事。夕食。夕めし。
バン‐メ‐トート
ベトナム南部、ダクラク省の都市。同省の省都。中央高原地域の中心地。エデ族および、ベトナム戦争後に移住したベト族が多...
ばん‐めん【盤面】
1 碁・将棋などの盤の表面。また、盤上の勝負の局面。 2 レコードの盤の表面。
ばん‐もつ【万物】
「ばんぶつ(万物)」に同じ。〈和英語林集成〉
ばん‐や【番屋】
1 番人の詰めている小屋。 2 江戸時代、自身番のいた小屋。 3 知床半島で、漁師が夏の漁の間に泊まりこんだり、作...
ばん‐や【蛮野】
[名・形動]「野蛮」に同じ。「或は—未開とて文武ともに不行届にして貧弱な国あり」〈福沢・学問のすゝめ〉
ばん‐やく【番役】
順番に当たる勤務。
バンヤン
⇒バニヤン
バンヤン‐じゅ【バンヤン樹】
《banyan》ベンガルボダイジュの別名。バンヤンのき。
ばん‐ゆう【万有】
宇宙に存在するすべての物。万物。万象。「英国の博物館は、世界の—を貯蓄して」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
ばん‐ゆう【蛮勇】
事の理非や是非を考えずに発揮する勇気。向こう見ずの勇気。「—を振るう」
ばん‐ゆう【盤遊】
[名](スル)方々をめぐって遊ぶこと。
ばんゆう‐いんりょく【万有引力】
すべての物体間に普遍的に作用する引力。大きさは二つの物体の質量の積に比例し、距離の2乗に反比例する。ニュートンが発見。
ばんゆういんりょく‐ていすう【万有引力定数】
万有引力の法則に現れる普遍定数。重力定数。記号にGを用い、値はG=6.67259×10−11N・m2・kg−2
ばん‐らい【万来】
多くの人が来ること。「千客—」
ばん‐らい【万雷】
多くのかみなり。また、大きくとどろく音のたとえ。「—の拍手」
ばん‐らい【万籟】
種々のものが、風に吹かれて立てる音。また、すべての物音。衆籟。「—死して落葉さえ動かねば」〈露伴・二日物語〉