ひけし‐どうしん【火消し同心】
火消し組に属した同心。
ひけし‐やく【火消し役】
1 「定火消(じょうびけ)し」に同じ。 2 定火消しの主任にあたるもの。 3 もめごとや危機などの事態を拾収する役...
ひけ‐すぎ【引け過ぎ】
江戸新吉原の遊郭で引け四つの拍子木を打ったあとの時刻。午後12時すぎ。
ひけ‐そうば【引け相場】
⇒大引け値段
ひけっかくせい‐こうさんきんしょう【非結核性抗酸菌症】
結核菌に似た抗酸菌によって起こる感染症。日本ではMAC(マック)(mycobacterium avium comp...
ひけっきゅう‐レタス【非結球レタス】
⇒リーフレタス
ひけっしょう‐きんぞく【非結晶金属】
⇒アモルファス金属
ひけっしょう‐シリコン【非結晶シリコン】
⇒アモルファスシリコン
ひけっしょうせい‐こうぶんし【非結晶性高分子】
原子または分子が秩序だった分子配列をもたずに集合した高分子化合物の総称。ポリカーボネート、ポリスチレンなどがある。...
ひけっしょうせい‐ポリマー【非結晶性ポリマー】
⇒非結晶性高分子
ひ‐けっていろん【非決定論】
《indeterminism》人間の意志は他のいかなる原因によっても決定されず、自分自身で決定するという説。
ひ‐けつ【否決】
[名](スル)提出議案の不賛成または不承認を議決すること。「予算案を—する」⇔可決。
ひ‐けつ【秘訣】
人には知られていない最も効果的な方法。とっておきの手段。「成功の—」
ひ‐けつ【秘結】
[名](スル)大便が固くなって出ないこと。便秘。
ひ‐けつ【碑碣】
《「碑」は方形のもの、「碣」は円柱形のものをいう》石碑。いしぶみ。
ひけつごう‐でんしつい【非結合電子対】
⇒非共有電子対
ひけ‐とり【引け鳥】
1羽が飛ぶとそれに引かれて飛ぶ鳥。「—の我が引け往(い)なば」〈記・上・歌謡〉
ひけ‐どき【引け時/退け時】
その日の勤務・課業などが終わって退出する時刻。「オフィス街の—」
ひけ‐ね【引け値】
取引所で、立会時間の最後に行われる取引で成立した値段。→大引け値段
ひけねほしょう‐とりひき【引(け)値保証取引】
株式売買の注文者と証券会社が、引値(終値)で売買することを事前に取り決めておいて、取引時間終了後に市場外で約定すること。
ひけ‐め【引け目】
[名・形動] 1 自分が他人より劣っていると感じること。劣等感。気おくれ。「—を感じる」 2 自分で意識している弱...
ひけ‐もの【引け物】
欠点があるために値引きされている品物。きずもの。「云わば魚の—のようなもので値が安い」〈福沢・福翁自伝〉
ひけ‐よつ【引け四つ】
江戸新吉原の遊里で、遊女が張り見世から引き揚げる時刻。実際には九つ(午後12時)であるが、四つ(午後10時)とみな...
ひけら‐か・す
[動サ五(四)]得意そうに見せる。見せびらかす。自慢する。「知識を—・す」
ひ・ける【引ける】
[動カ下一][文]ひ・く[カ下二] 1 引いた状態になる。「内角の球に腰が—・ける」 2 ㋐(「退ける」とも書く)...
引(ひ)けを取(と)・る
負ける。劣る。「プロと競っても—・らない」
ひ‐けん【比肩】
[名](スル)肩を並べること。同等であること。匹敵。「大国に—する経済力」
ひ‐けん【丕顕】
《「丕」は大の意》大いに明らかなこと。
ひ‐けん【疋絹】
一疋(いっぴき)(二反)ずつ巻いた絹。ひきぎぬ。「被物(かづけもの)、—賜はす」〈栄花・駒競べの行幸〉
ひ‐けん【披見】
[名](スル)手紙や文書などを開いて見ること。「書状を—する」
ひ‐けん【卑見/鄙見】
自分の意見をへりくだっていう語。「—を述べさせていただきます」
ひ‐けん【疲倦】
[名](スル)くたびれてあきること。
ひ‐けん【秘鍵】
秘密の庫を開けるかぎ。転じて、秘密の奥義。
ひけん‐しゃ【被験者】
試験・実験の対象となる人。
ひ‐けんめい【非顕名】
1 代理人が、本人(代理人に代理を委任した人)の名前を相手方に知らせないこと。→顕名1 →非顕名主義 2 名前を伏...
ひけんめい‐しゅぎ【非顕名主義】
代理人が顕名をせずに代理行為を行った場合でも、その法律効果は、代理を依頼した本人に生じる、という考え方。 [補説]...
ひけんめい‐だいり【非顕名代理】
代理人が、自己の名で、本人(代理人に代理を委任した人)のために、意思表示をしたり受けたりすること。→非顕名1 →顕名代理
ひけん‐やく【被験薬】
⇒治験薬
ひげ【髭/鬚/髯】
1 人、特に男性の口の上やあご・ほおのあたりに生える毛。 2 動物の口のまわりに生える長い毛状の突起物。また、昆虫...
ひ‐げ【卑下】
[名・形動](スル) 1 自分を劣ったものとしていやしめること。へりくだること。「そんなに—する必要はない」 2 ...
ひげ‐いた【鬚板】
⇒鯨鬚(くじらひげ)
ひげ‐かご【髭籠/鬚籠】
「ひげこ」に同じ。
ひげ‐かび【鬚黴】
ケカビ目の菌類の一種。でんぷん質の物に生えるカビで、胞子嚢(ほうしのう)の柄が長さ30センチにもなる。菌糸は銀白色...
ひげ‐がち【髭勝ち/鬚勝ち】
[形動ナリ]ひげの多いさま。ひげもじゃ。「さやうに—なる者の椎(しひ)つみたる」〈枕・四五〉
ひげ‐がに【鬚蟹】
ヒゲガニ科の甲殻類。やや深い海の砂底に潜ってすむ。甲は縦長の楕円形で、甲長約3.5センチ。触角は長く、体表は柔らか...
ひ‐げき【飛檄】
檄を飛ばすこと。檄文を急いで回すこと。また、その檄文。
ひ‐げき【悲劇】
1 主人公が運命や社会の圧力、人間関係などによって困難な状況や立場に追い込まれ、不幸な結末に至る劇。トラジェディー...
ひげきししゅう【悲劇詩集】
《原題、(フランス)Poèmes tragiques》ルコント‐ド‐リールの詩集。1884年刊。
ひげきてき【悲劇的】
《原題、(ドイツ)Tragische》シューベルトの交響曲第4番ハ短調の副題。1816年作曲。作者自身によってつけ...
ひげき‐てき【悲劇的】
[形動]悲劇の様相を示すさま。悲惨なさま。「—な結末」 [補説]作品名別項。→悲劇的