ひにん‐の‐せいきゅう【否認の請求】
否認権を行使する方法の一つ。破産法・民事再生法・会社更生法で規定され、経営破綻した企業の管財人等が行う。管財人は、...
ひにん‐の‐そしょう【否認の訴訟】
⇒否認の訴え
ひにん‐の‐びょうき【否認の病気】
依存症のこと。自分が依存症であるのを認めようとしない人が多いことからの名。
ひにん‐やく【避妊薬】
妊娠を避けるために使用する薬。ピルなど経口的に内服するものや、性交時に殺精子剤を局部に用いるものがある。
ひにん‐リング【避妊リング】
子宮内避妊具および子宮内避妊システムの総称。
ひ‐ぬき【樋貫/飛貫】
1 頭貫(かしらぬき)と内法貫(うちのりぬき)との間に入れる貫。鳥居の島木の下の貫など。 2 神明造りの棟の障泥板...
ひ‐ぬま【涸沼】
茨城県水戸市南東にある堰(せ)き止め湖。周囲22キロメートル、面積9.35平方キロメートル、最大深度6.5メートル...
ひね【陳/老成】
1 古くなること。また、そのもの。「—になった麺麭菓子」〈三重吉・小鳥の巣〉 2 前年以前に収穫した穀物や野菜。「...
ひね‐くさ・い【陳臭い】
[形][文]ひねくさ・し[ク]古びたにおいがする。古くなっている。「—・いビスケット」〈風葉・青春〉
ひねくり‐まわ・す【捻くり回す】
[動サ五(四)]「捻り回す」に同じ。「手にとって—・す」「あいさつ文の言葉を—・す」
ひね‐く・る【捻くる/拈くる】
[動ラ五(四)] 1 指先であちこちひねるようにする。さまざまにいじる。「ハンカチを—・る」 2 あれこれ理屈をつ...
ひねくれいっさ【ひねくれ一茶】
田辺聖子の長編小説。小林一茶の人生を描く。平成4年(1992)刊。翌年、第27回吉川英治文学賞受賞。
ひねくれ‐もの【捻くれ者】
性質がねじけて素直でない者。
ひね‐く・れる【捻くれる/拈くれる】
[動ラ下一][文]ひねく・る[ラ下二] 1 ねじれまがる。形状がゆがむ。「—・れた幹」 2 性質・考え方などがねじ...
ひね‐く・れる【陳ねくれる】
[動ラ下一]古くさくなる。古びる。また、年をとる。「今度が三度目の嫁菜盛りも—・れて」〈浄・宵庚申〉
ひね‐くろ・し【陳ねくろし】
[形シク]古びてすすけている。年寄りくさく地味である。「ぼんぼり綿も—・しく」〈浄・女腹切〉
ひね‐こ・びる【陳ねこびる】
[動バ上一] 1 いかにも古びている。「—・びた老木」 2 年の割に妙におとなびている。こましゃくれる。「—・びた子供」
ひね‐ごめ【陳米】
年数がたって古くなった米。ひねまい。
ひね‐しょうが【陳生姜】
貯蔵しておいて用いるショウガの根茎。薬味や紅しょうがなどにする。
ひ‐ねずみ【火鼠】
中国の想像上の動物。南方の火山国の火中にすむ白鼠で、その毛皮は火に焼けないといわれる。かそ。「唐土(もろこし)にあ...
ひ‐ねつ【比熱】
物質1グラムの温度をセ氏1度上げるのに必要な熱量。圧力一定のときを定圧比熱、体積一定のときを定積比熱という。比熱容量。
ひねつ‐ひ【比熱比】
気体の定圧比熱と定積比熱の比。定圧比熱をCp、定積比熱をCvとすると、比熱比γは、γ=Cp/Cvと表される。理想気...
ひねつ‐ようりょう【比熱容量】
⇒比熱
ひねひね・し
[形シク]いかにも古びている。盛りを過ぎている。「あらき田の鹿猪田(ししだ)の稲を倉に上げてあな—・し我(あ)が恋...
ひねもす【終日】
[副]朝から晩まで続くさま。一日中。しゅうじつ。「—読書にふける」
ひね‐もの【陳物】
古くなった物。また、売れ残った物。
ひね‐もの【陳者】
老巧な者。老練な人。「かやうの—をば、わづらひなくのしよりて」〈曽我・一〉
ひねり【捻り/拈り/撚り】
1 ひねること。ねじること。「腰の—が足りない」 2 趣向をこらすこと。一工夫すること。「—のきいた台詞(せりふ)...
ひねり‐がさね【捻り重ね】
生絹(すずし)の単(ひとえ)を何枚も重ね、袖口の少し奥でとじ重ねて着ること。また、その着物。「世を安み民のわづらひ...
ひねり‐ころ・す【捻り殺す】
[動サ五(四)]指でひねって殺す。また、無造作に殺す。「虫を—・す」
ひねり‐だ・す【捻り出す】
[動サ五(四)] 1 あれこれ工夫して考え出す。「代案を—・す」 2 工面して費用を調える。捻出する。「旅費を—・す」
ひねり‐つぶ・す【捻り潰す】
[動サ五(四)] 1 指先でひねってつぶす。「虫けらを—・す」 2 簡単に屈服させる。また、権力などで、強引に抑え...
ひねり‐ぶくさ【捻り袱紗】
ふくさをひねって小銭などを入れるようにしたもの。ねじぶくさ。「—よりこまがね取り出だして」〈浮・一代女・四〉
ひねり‐ぶみ【捻り文/拈り書】
1 「立て文(ぶみ)」に同じ。 2 細く切った数枚の紙に、それぞれ物事を記し、折りひねってくじとしたもの。探り取っ...
ひねり‐まわ・す【捻り回す】
[動サ五(四)] 1 指先でいろいろにひねってみる。あれこれいじりまわす。ひねくりまわす。「知恵の輪を—・す」 2...
ひねり‐もち【捻り餅】
蒸した米を手でひねって餅状にしたもの。酒造の際に酒米の蒸しぐあいを知るために作る。
ひね・る【捻る/拈る/撚る】
[動ラ五(四)] 1 指先でつまんで回す。「スイッチを—・る」「コックを—・る」 2 からだの一部をねじって向きを...
ひ・ねる【陳ねる】
[動ナ下一] 1 日がたって古くなる。「—・ねた大根」 2 大人びてかわいらしさがなくなる。ませる。「—・ねた子供」
ひ‐ねん【比年】
年々。毎年。「—貿易輸入多くして輸出少し」〈神田孝平・明六雑誌二三〉
ひねんしょう‐かねつしきタバコ【非燃焼加熱式タバコ】
⇒加熱式タバコ
ひねんせい‐りゅうたい【非粘性流体】
⇒完全流体
ひの【日野】
東京都中部の市。多摩川の南岸にあり、もと甲州街道の宿場町。自動車工業が盛ん。住宅地としても発展。多摩動物公園・高幡...
ひの【日野】
姓氏の一。 [補説]「日野」姓の人物日野啓三(ひのけいぞう)日野資朝(ひのすけとも)日野草城(ひのそうじょう)日野...
ひの【日野】
滋賀県南東部、蒲生(がもう)郡の地名。もと蒲生氏の城下町。日野屋と称する近江(おうみ)商人の本拠地。製薬や林業が盛ん。
ひ‐の‐あし【日の脚/日の足】
1 「日脚1」に同じ。「—ほどなくさし入りて」〈源・末摘花〉 2 「日脚2」に同じ。「まだ—も南へと」〈浄・卯月の紅葉〉
ひの‐あしへい【火野葦平】
[1907〜1960]小説家。福岡の生まれ。本名、玉井勝則。日中戦争に兵士として従軍中に、「糞尿譚(ふんにょうたん...
ひのあたるさかみち【陽のあたる坂道】
石坂洋次郎による長編の青春小説。「読売新聞」に昭和31〜32年(1956〜1957)にかけて連載。のちに映画化された。
日(ひ)の当(あ)たる場所(ばしょ)
表立って華やかな、恵まれた地位や境遇のたとえ。
ひ‐の‐いえ【火の家/火の宅】
《「火宅(かたく)」を訓読みにした語》現世。この世。「出づとせし身だにはなれぬ—を君みづのをにいかですむらむ」〈宇...
ひノイマンがた‐けいさんき【非ノイマン型計算機】
⇒非ノイマン型コンピューター