む‐ばい【無媒】
1 《「礼記」坊記から》なかだちがないこと。媒酌人のいないこと。 2 《杜牧が「送隠者」の中で、才があっても世に用...
むば・う【奪ふ】
[動ハ四]「うばう」に同じ。「博打(ばくち)、京童部(わらはべ)、車—・ひたり」〈宇津保・藤原の君〉
むばたま‐の【射干玉の】
[枕]「ぬばたまの」の音変化。平安期以後の形。「—闇のうつつは」〈古今・恋三〉
むばつ‐てき【無罰的】
[形動]心理学で、欲求が満たされず思うようにならないとき、自分も他人も責めず、なんとかつじつまを合わせようとする傾...
ムババネ
アフリカ南東部、エスワティニ王国の首都。同国西部、標高1150メートルの山岳地帯に位置し、南アフリカとの国境に近い...
むばら【茨】
「うばら」に同じ。「巌(いはほ)の苔むし—這(は)ひかかりたるなりけり」〈今昔・一三・一二〉
ムバレ
ウガンダ東部の都市。エルゴン山西麓に位置する。交通の要地。バンツー族系のギス族が多く居住する。近郊にシピ滝がある。
ムバレ‐ムシカ
ジンバブエの首都ハラーレの南郊ムバレ地区にある市場。同国で最も規模が大きい市場であり、生鮮食料品、衣料、日用雑貨、...
ムバンダカ
コンゴ民主共和国北西部の都市。旧称コキラービル、エカトゥールビル。コンゴ盆地中央部、コンゴ川中流に位置し、河港をも...
む‐ひ【無比】
[名・形動]他に比べるものがないこと。たぐいないこと。また、そのさま。無類。無双。無二。「当代—な(の)力士」「正...
むひ‐か【無被花】
⇒無花被花(むかひか)
む‐ひつ【無筆】
文字の読み書きができないこと。「手紙を書こうにも御存じの—だろう」〈漱石・道草〉
む‐ひょう【霧氷】
気温が氷点下のとき、樹木や地物に、空気中の水蒸気や過冷却の水滴が吹きつけられて昇華または凍結してできる氷。生じ方に...
む‐ひょうじょう【無表情】
[名・形動]表情の変化にとぼしいこと。表情に表さないこと。また、そのさま。「—な(の)人」
む‐び【夢寐】
眠って夢を見ること。また、その間。「—にも忘れなかった情人との再会を」〈藤村・春〉
ムビニ
アフリカ西岸、赤道ギニアの大陸部。旧称リオムニ。ギニア湾に面し、カメルーンとガボンに国境を接する。政治・経済・文化...
む‐びゅう【無謬】
理論や判断にまちがいがないこと。「推論の—性」
む‐びょう【無病】
病気をしないこと。健康なこと。壮健。達者(たっしゃ)。
むびょう‐そくさい【無病息災】
病気をしないで健康であること。
ムビラ
⇒サンザ
むび‐るい【無尾類】
無尾目の両生類の総称。カエル類。おたまじゃくしには尾があるが、変態後に消失。四肢が生じ、特に後肢が発達して跳躍に適...
む‐ふう【無封】
手紙などの封をしないこと。無緘(むかん)。
む‐ふう【無風】
1 風がないこと。 2 波乱・混乱のないこと。他からの影響がなく平穏なこと。「—状態の相場」
むふう‐く【無風区】
波乱や形勢の変動がなく、実施前から当選者・落選者の別が確実視されている選挙区。
むふう‐せんきょ【無風選挙】
波乱や形勢の変動がなく、実施前から当選者・落選者の別が確実視されている選挙。
むふか‐うんてん【無負荷運転】
⇒空運転
むふくしゃ‐せんい【無輻射遷移】
⇒非放射遷移
ムフ‐とう【ムフ島】
《Muhu》エストニア西部、バルト海にある島。サーレマー島と本土の間に位置し、狭い水道で隔てられている。主な町はク...
ムフーリラ
ザンビア中北部の都市。コンゴ民主共和国との国境に近く、世界有数の産銅地帯に位置する。1930年代にムフーリラ銅山の...
ムフロン
ウシ科ヒツジ属の哺乳類。体は小形で、雄は大きな螺旋(らせん)形の角をもつ。コルシカ島やサルデーニャ島などの山岳地帯...
む‐ふんべつ【無分別】
[名・形動] 1 分別がないこと。思慮がなく軽率なこと。また、そのさま。「年がいもなく—なことを言う」 2 仏語。...
むふんべつ‐ち【無分別智】
仏語。相対的な主観・客観の分別を離れた真実の智慧。識別・弁別する分別智に対して、それを超えた絶対的な智慧をいう。
むぶく‐の‐しょう【無服の殤】
7歳以下の者の死。礼において父母が喪に服することがないところからいう。
ムブジ‐マイ
コンゴ民主共和国中南部の都市。旧称バクワンガ。サンクル川沿いに位置する。ダイヤモンド鉱山があることで知られる。
むぶつ‐せかい【無仏世界】
1 仏語。仏のいない世界。釈迦が入滅してから弥勒菩薩(みろくぼさつ)が出現するまでの世界。この間は地蔵菩薩が衆生を...
むぶんぱいがた‐とうししんたく【無分配型投資信託】
投資信託で、収益分配金を定期的には受け取らないもの。運用期間中は投資家へ収益が分配されず、償還(満期時)または途中...
ムプルング
ザンビア北東部の都市。タンガニーカ湖の南端に面し、港をもつ。タンザニア、ブルンジ、コンゴ民主共和国と航路で結ばれる。
む‐へん【無辺】
[名・形動]広々として果てしないこと。また、そのさま。「—な(の)宇宙」「広大—」
む‐へん【無偏】
一方にかたよっていないこと。平等に広く行き渡ること。「—無党」
む‐へん【謀反】
律の八虐の一。国家の転覆をはかること。ぼうへん。
むへん‐こう【無辺光】
1 仏語。阿弥陀仏の発する十二光の一。一切の世界をあまねく照らす光明。 2 「無辺光仏」の略。 3 勢至菩薩(せい...
むへんこう‐ぶつ【無辺光仏】
阿弥陀仏の異称。
む‐へんさい【無辺際】
[名・形動]広大で果てのないこと。また、そのさま。無辺。「縹渺と—に拡がって居る海を」〈菊池寛・俊寛〉
むへん‐せかい【無辺世界】
1 仏語。無限の世界。虚空のこと。また、限りなく多く存在する仏の世界をいう。 2 あてのない方向。とんでもない方向...
む‐へんたい【無変態】
昆虫の変態の一型。成長の過程でほとんど形態が変化せず、脱皮を繰り返すことで大きくなる。シミ・イシノミなどにみられる...
むへん‐ほうかい【無辺法界】
仏語。広大無辺で無尽の諸法を包含する世界。
ムヘーレス‐とう【ムヘーレス島】
《Isla Mujeres》⇒イスラ‐ムヘーレス
むべ【郁子/野木瓜】
アケビ科の蔓性(つるせい)の常緑低木。山地に生え、葉は手のひら状の複葉。5月ごろ、雄花と雌花とをつける。実は熟して...
むべ【宜/諾】
[副]「うべ」に同じ。「吹くからに秋の草木のしをるれば—山風をあらしといふらむ」〈古今・秋下〉
宜(むべ)なるかな
「うべなるかな」に同じ。