れんが‐あわせ【連歌合(わ)せ】
連歌師を左右に分け、その詠んだ句を判者が批評し、優劣・勝負を決める遊び。
れん‐がい【簾外】
すだれの外。みすの外。「—山青く、白衣の人往来す」〈蘆花・自然と人生〉
れんが‐いろ【煉瓦色】
煉瓦のような色。赤みの強い茶色。
れんが‐し【連歌師】
1 連歌を専門に詠む人。連歌の宗匠。 2 江戸幕府の職名。寺社奉行の配下で、連歌のことをつかさどった。
れんがしんしき【連歌新式】
「応安新式(おうあんしんしき)」の異称。
れんが‐づくり【煉瓦造り】
煉瓦を積んで造ること。また、その建造物。「—の洋館」
連歌(れんが)と盗人(ぬすびと)は夜(よる)がよい
連歌を詠むのは静かで落ち着いた夜がよいことを、盗人を引き合いに出していったもの。
れんがぬすびと【連歌盗人】
狂言。連歌会の当番にあたった貧乏な二人の男が連歌仲間の金持ちの家へ盗みに入り、床の懐紙を見て連歌を始めて主人に見つ...
れんが‐はじめ【連歌始め】
年中行事の一。室町・江戸両幕府が新年に催した連歌の会。室町幕府は正月19日、江戸幕府は初め正月20日、承応年間(1...
れん‐き【連記】
[名](スル)二つ以上のものを並べて書き記すこと。「誓約書に氏名を—する」⇔単記。
れんき‐とうひょう【連記投票】
選挙人が、2名以上の候補者を連記してする投票。⇔単記投票。
れん‐きゅう【連丘】
いくつも続いている丘。
れん‐きゅう【連休】
休みの日が続くこと。また、その休日。「飛び石—」
れん‐きん【連勤】
1 交替制勤務で、複数の時間帯を通して勤務すること。「遅番から早番の—が3日続く」 2 休日をはさまず連日出勤する...
れんきん‐じゅつ【錬金術】
1 紀元1世紀ごろ以前にエジプトに始まり、アラビアを経てヨーロッパに広がった、卑金属を貴金属の金に変えようとする化...
れんきんじゅつ‐し【錬金術師/錬金術士】
1 錬金術1について研究する人。 2 錬金術を使って金銀を作ることができるという人。 3 莫大な金銭を稼ぎ出す人。...
れんきんじゅつし【錬金術師】
《原題The Alchemist》ジョンソンの戯曲。1610年初演。ロンドンを舞台とする風刺喜劇。
れん‐ぎ【連木】
西日本で、すりこぎをいう語。
連木(れんぎ)で腹(はら)を切(き)る
《連木はすりこぎの意》「擂(す)り粉木で腹を切る」に同じ。
れん‐ぎょ【鰱魚】
コイ科の淡水魚、ハクレン(白鰱)とコクレン(黒鰱)の総称。原産地は中国で、大河にすみ、全長約2メートル。食用とされ...
れん‐ぎょう【連翹】
モクセイ科の落葉小低木。枝は叢生(そうせい)し、長く伸びて垂れる。葉は卵形。早春、葉の出る前に、黄色い花を多数開き...
れんぎょう‐き【連翹忌】
高村光太郎の忌日。4月2日。生前、レンギョウの花を好んだことから。《季 春》
れん‐ぎん【連吟】
[名](スル)謡曲の一部分を、二人以上で声をそろえて謡うこと。⇔独吟。
れん‐ぎん【連銀】
《「連邦準備銀行」の略称》⇒エフ‐アール‐ビー(FRB)
れん‐ぎんが【連銀河】
二つの銀河が互いに引力を及ぼし合っているもの。大マゼラン雲と小マゼラン雲が知られる。
れん‐く【連句/聯句】
1 俳諧の連歌のこと。俳諧の発句(ほっく)(第1句)が独立して俳句とよばれるようになった明治以後、俳句または連歌と...
レンクフルー
⇒レングフルー
レングス
長さ。特に、洋裁で縦の長さ、丈(たけ)のこと。「コート—」「ニー—」「ショート—」
レングフルー
スイス南西部、バレー州、ワリスアルプス山中の展望地。標高2870メートル。ミシャベル連峰、フェー氷河を望む。山麓に...
れん‐けい【連係/連繋/聯繋】
[名](スル)互いの間につながりのあること。他と密接な関連をもつこと。「経営陣の交替に—して行われた人事」
れん‐けい【連携】
[名](スル)互いに連絡をとり協力して物事を行うこと。「他団体と—して運動を進める」
れんけい‐アプリ【連携アプリ】
スマートホンやタブレット型端末向けのアプリケーションソフトのうち、他のアプリケーションソフトや外部のソーシャルメデ...
れんけい‐せん【連系線】
ある電力系統とそれとは別の電力系統の間を結ぶ送電設備。日本では、大手電力会社(一般送配電事業者)の供給区域間を常時...
れん‐けつ【連結/聯結】
[名](スル)ひと続きになるようにつなぎ合わせること。「機関車に貨車を—する」
れん‐けつ【廉潔】
[名・形動]私欲がなく、心や行いが正しいこと。また、そのさま。清廉潔白。「—な(の)政治家」
れんけつ‐き【連結器】
鉄道で、車両と車両を連結する装置。
れんけつ‐けっさん【連結決算】
親会社・子会社のような支配従属関係にある企業集団を単一組織体とみなした連結財務諸表を作成するために行う決算。金融商...
れんけつ‐こがいしゃ【連結子会社】
連結決算の対象となる子会社。 [補説]原則として、子会社はすべて連結子会社となるが、親会社による支配が一時的であっ...
れんけつ‐さつえい【連結撮影】
⇒リモート撮影
れんけつ‐ざいむしょひょう【連結財務諸表】
支配従属関係にある複数の会社からなる企業集団を単一の組織体とみなして、親会社がその企業集団の財政状態や経営成績を総...
れんけつ‐のうぜい【連結納税】
親会社と完全な子会社および孫会社などの企業グループを一つの納税単位として、まとめて法人税を課する制度。平成15年(...
れん‐げ【蓮華/蓮花】
1 ハスの花。《季 夏》「一蝶を放ちて—浄土かな/風生」 2 「蓮華草(れんげそう)」の略。 3 「散り蓮華」の略。
れんげ‐いん【蓮華院】
⇒上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)
れんげ‐うけ【蓮華受け】
⇒蓮華台2
れんげ‐え【蓮華会】
1 奈良の当麻(たいま)寺で7月22日の夕に修する法会。 2 山伏が修行を終えて山を出る際の行事。吉野の金峰山寺の...
れんげ‐え【蓮華衣】
袈裟(けさ)の異称。
れんげおう‐いん【蓮華王院】
三十三間堂の寺号。
れんげ‐おうじょう【蓮華往生】
1 死後、極楽浄土の蓮華座上に生まれること。 2 寛政(1789〜1801)のころ、上総(かずさ)国で、日蓮宗の悪...
れんげ‐ざ【蓮華座/蓮華坐】
1 密教で、結跏趺坐(けっかふざ)のこと。 2 仏像や墓石を安置する台座。蓮華台。蓮台。蓮座。
れんげ‐しょうま【蓮華升麻】
キンポウゲ科の多年草。日本特産。山地の林内に生え、高さ約60センチ。葉はサラシナショウマに似た大形の複葉で、互生。...