きん‐き【琴棋/琴碁】
《「きんぎ」とも》琴(こと)と碁(ご)。風流な遊びをいう。「やさしくも女の—香歌の道にも心ざしのありしは」〈浮・一...
キンギセップ
⇒クレッサーレ
キンギセパ
⇒クレッサーレ
きんぎゅう‐きゅう【金牛宮】
黄道十二宮の第2宮。牡牛(おうし)座に相当したが、歳差のため現在は牡羊座にある。太陽は4月21日ごろこの宮に入る。
きん‐ぎょ【金魚】
フナを原種とする観賞用の淡水魚。和金・琉金(りゅうきん)・出目金・頂天眼・オランダ獅子頭(ししがしら)・蘭鋳(らん...
きん‐ぎょ【禁漁】
⇒きんりょう(禁漁)
きん‐ぎょう【近業】
1 最近の作品・業績など。 2 手元など、近いところを見続ける作業。近視の原因になるとされる。
きん‐ぎょう【欽仰】
[名](スル)尊敬し慕うこと。きんこう。きんごう。「天才を—し、英雄を崇拝する心」〈鴎外・羽鳥千尋〉
きんぎょ‐うり【金魚売り】
金魚を売り歩くこと。また、その人。《季 夏》「踏切を一滴ぬらす—/不死男」
きん‐ぎょく【金玉】
1 金と玉。また、財宝。 2 珍重すべきすぐれたもの。「—の声」
きん‐ぎょくきん【金玉均】
[1851〜1894]朝鮮李朝末期の政治家。開化派(独立党)の指導者。公州(忠清南道)の人。朝鮮改革と清国の影響力...
きんぎょく‐とう【金玉糖】
寒天・水・砂糖・水あめを煮詰めたものを冷やして固め、ざらめ砂糖をまぶした涼味のある和菓子。《季 夏》「鉢に敷く笹葉...
きんぎょ‐すくい【金魚掬い】
浅い水槽中の金魚を、ぽい(針金の枠に薄い紙を張った杓子)などですくい取る遊び。祭りや縁日の露店などで行われる。
きんぎょ‐そう【金魚草】
オオバコ科の多年草。高さ30〜80センチ。葉は細長い。夏、白・黄・紅・紫色などの花を総状につける。花は唇形で、金魚...
きんぎょ‐の‐ふん【金魚の糞】
切れずに長くつながっているさま。大勢の人が、一人の人物にぞろぞろとついて回るさまなどにいう。金魚のうんこ。「取り巻...
きんぎょ‐ばち【金魚鉢】
金魚を飼うための、ガラス製などの鉢形の容器。《季 夏》
きんぎょ‐ぶ【金魚麩】
金魚の餌(えさ)にする焼き麩。
きんぎょ‐まげ【金魚髷】
男髷の一。髪の根をあげ、髷を少しそらし加減にしたもの。江戸時代、武家の若者や富豪の子息などの間に流行した。金魚本多...
きんぎょ‐も【金魚藻】
1 ホザキノフサモの別名。《季 夏》 2 マツモの俗称。《季 夏》
きん‐ぎれ【錦切れ】
1 錦(にしき)の切れはし。 2 明治維新のころの官軍。また、その兵士。目印として肩に錦の切れをつけていたところか...
きん‐ぎん【金銀】
1 金と銀。また、非常に美しく貴重なもの。 2 金貨と銀貨。 3 金銭。また、財産。 4 将棋で、金将と銀将。
きんぎんあいえしょうじゅもんふたもの【金銀藍絵松樹文蓋物】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山作の陶器の蓋物。表には図案化された松を金銀を加えて描き、内側には白化粧を施した上...
きんぎん‐か【金銀花】
スイカズラの花。漢方で乾燥したものを解熱・解毒薬に用いる。花が白色から2、3日後に黄色になるところからの名。
きんぎん‐じ【金銀地】
金銀の粉を蒔(ま)き散らして研ぎ出した無地の蒔絵。
きんぎん‐ずく【金銀尽く】
何事も金銭の力で自由にしようとすること。金銭ずく。かねずく。「—にて自由のなる勒(つと)め女」〈浮・禁短気・四〉
きんぎん‐づくり【金銀作り】
金や銀で作ったり飾ったりすること。また、その物。
金銀(きんぎん)は回(まわ)り持(も)ち
「金(かね)は天下の回りもの」に同じ。
金銀(きんぎん)は湧(わ)き物(もの)
金銀は、苦労しないで自然に手に入ることもあるということ。
きんぎん‐ひか【金銀比価】
金と銀との交換比率。銀の価格を1としたとき、それと同一重量の金の価格が示す倍率。比価。
きんぎん‐ふくほんいせいど【金銀複本位制度】
金貨と銀貨を本位貨幣とし、両者の比価を公定し、他の貨幣を補助貨幣とする制度。両本位制度。
きんぎんへいこう‐ほんいせいど【金銀併行本位制度】
金貨と銀貨を本位貨幣とし、両者の比価を公定しない制度。金貨と銀貨の交換比率は金銀の市場価格に従って変動する。
きんぎん‐ぼく【金銀木】
ヒョウタンボクの別名。花が初め白く、のち黄色になるところからの名。