くぎ【釘】
一端をとがらせた金属や竹・木などの細い棒。打ち込んで物と物とを接合・固定したり、物を掛けたりするのに用いる。「—を...
く‐ぎ【口義】
口で伝える奥義。口訣(くけつ)。口伝(くでん)。
く‐ぎ【区議】
「区議会議員」の略。
く‐ぎ【句義】
文章などの句の意義。
く‐ぎ【供犠】
神に、いけにえを供える宗教的・呪術的(じゅじゅつてき)儀式。また、そのいけにえ。きょうぎ。
く‐ぎかい【区議会】
東京都の特別区および財産区の議決機関。区会。
くぎかい‐ぎいん【区議会議員】
区議会を構成する議員。区会議員。区議。
くぎ‐かくし【釘隠し】
長押(なげし)などに打った釘の頭を隠すための金属や木製の飾り。
くぎ‐かすがい【釘鎹】
釘と鎹。転じて、物事をつなぎ留めるもの。「起請一筆書かねども—より離れぬ中」〈浄・反魂香〉
釘(くぎ)が利(き)・く
意見などの確かな効き目がある。「余の人の千声より、一言も—・く」〈浄・仏御前〉
くぎ‐こおり【釘氷】
寒さで手足が釘や氷のように冷え凍えること。「たたずむ足は—、身も冷え渡り」〈浄・寿の門松〉
くぎ‐ごたえ【釘応え】
1 打ち込んだ釘の効き目。 2 意見などの効き目があること。「もとが主筋、下人筋の親と子、—せぬはず」〈浄・油地獄〉
くぎさし‐しけん【釘刺(し)試験】
リチウムイオン電池の安全性を評価する試験の一つ。満充電の電池に導体である釘を貫通させ、内部に強制的に短絡状態を起こ...
くぎ‐ざき【釘裂き】
衣服などを釘にひっかけて裂くこと。また、その裂いた部分。かぎざき。
くぎ‐じめ【釘締め】
1 戸や箱のふたなどに釘を打ちつけて、開かないようにすること。釘付け。 2 隠し釘を打つ工具。へしこみ。 3 念を...
くぎ‐せん【区議選】
《「区議会議員選挙」の略》区議会議員を選出するための選挙。
くぎ‐づけ【釘付け】
[名](スル) 1 釘で打ちつけて物を動かないようにすること。「箱のふたを—する」 2 そこから動けないようにする...
くぎ‐に【釘煮】
《形が折れ釘に似ているところから》イカナゴの幼魚の佃煮。兵庫県明石近辺の郷土料理。
釘(くぎ)にな・る
手足が冷えて凍える。「こりゃ、手も足も—・った」〈浄・天の網島〉
くぎ‐ぬき【釘抜き】
1 打ち込んだ釘を抜き取るための道具。 2 紋所の名。釘抜き、またはそれを組み合わせた形を図案化したもの。違い釘抜...
くぎ‐ぬき【釘貫】
1 柱やくいを立て並べて、横に貫(ぬき)を渡しただけの柵(さく)。「そこはかとなくて、—といふものをぞ、片面(かた...
くぎぬき‐もん【釘貫門】
門柱の上部に2本の貫を通し、下に扉をつけた簡単な門。屋敷の通用門や、町の入り口・関所などに設けられた。
くぎ‐ぼり【釘彫(り)】
1 長押(なげし)を柱に釘づけするとき、割れないように長押の裏面に彫った釘穴。 2 釘状のもので線刻すること。また...
くぎ‐め【釘目】
釘を打ち込んだ所。また、その跡。
く‐ぎょ【供御】
⇒くご(供御)1
く‐ぎょう【公卿】
1 公(こう)と卿(けい)の総称。公は太政大臣・左大臣・右大臣、卿は大納言・中納言・参議および三位以上の朝官をいう...
くぎょう【公暁】
[1200〜1219]鎌倉幕府第2代将軍源頼家の子。幼名、善哉。父の死後出家して鎌倉鶴岡(つるがおか)八幡宮別当と...
く‐ぎょう【苦行】
[名](スル) 1 つらさに耐えて仕事をすること。「難行—」 2 仏語。激しく肉体を苦しめる行いによって精神を浄化...
く‐ぎょう【恭敬】
つつしみうやまうこと。きょうけい。「梵天(ぼんでん)、帝釈(たいしゃく)および諸天皆—せん」〈今昔・一・一〉
くぎょう‐きゅう【公卿給】
奈良・平安時代、大臣以下参議までに支給された年給。
くぎょう‐せんぎ【公卿僉議】
公卿の会議。「天下においてことなる勝事(しょうし)なれば、—あり」〈平家・一〉
くぎょう‐の‐ざ【公卿の座】
儀式や集会の際に設けられる公卿の地位相応の座所。また、寝殿造りで貴人用に設けてある部屋。「新大納言成親卿をば—へ出...
くぎょう‐の‐ま【公卿の間】
1 「公卿の座」に同じ。 2 中世の邸宅・寺院などの客殿の端に設けられていた部屋。訪問者の控え室や、対面所として用いた。
くぎょうぶにん【公卿補任】
公卿の氏名・就任年月・官位などを年代順に記した職員録。神武天皇の代から明治元年(1868)までを記録する。
く‐ぎり【句切り/区切り】
1 会話や文章などの、意味・発音上の切れ目。くぎれ。 2 物事の切れ目。段落。きり。「仕事に—をつける」
くぎり‐ふごう【句切り符号】
文中の語句の切れ目を示す符号。句読点・中点(なかてん)(中黒)・括弧(かっこ)など。
くぎり‐もじ【区切り文字】
⇒デリミター
く‐ぎ・る【句切る/区切る】
[動ラ五(四)] 1 言葉や文章などに、意味・内容や音節などのまとまりで切れ目をつける。句読点や段落を施す。「一言...
釘(くぎ)を刺(さ)・す
約束違反や言い逃れができないように念を押す。釘を打つ。「他言するなと—・される」
く‐ぎん【口吟】
詩歌を小声で歌うこと。
く‐ぎん【苦吟】
[名](スル)詩歌や俳句などを苦心して作ること。また、その作品。「熱心に—して居るのに、今日は容易に句が出来ぬらし...