事(こと)合(あ)・う
うまく事が運ぶ。「もてかしづき聞こえ給ふさま、愚かならず、—・ひたる心地して」〈源・葵〉
こと‐あげ【言挙げ/言揚げ】
[名](スル)ことさら言葉に出して言いたてること。揚言。「葦原(あしはら)の瑞穂(みづほ)の国は神(かむ)ながら—...
こと‐あたらし・い【事新しい】
[形][文]ことあたら・し[シク] 1 今までのものと違って新しい。「—・い出品はない」 2 ことさらに取り上げる...
こと‐あまつかみ【別天つ神】
古事記で、天地開闢(かいびゃく)の初めに現れたとされる神。天つ神の中で別格とされる。天御中主神(あまのみなかぬしの...
こと‐あやまり【言誤り】
言葉のまちがい。言いあやまり。言いそこない。「小さき子どもなどの侍るが、—しつべきも、言ひ紛らはして」〈源・夕顔〉
こと‐あやまり【事誤り】
事の行き違い。事のまちがい。過失。「花の香をえならぬ袖に移しもて—と妹(いも)やとがめむ」〈源・梅枝〉
ことあり‐がお【事有り顔】
[名・形動]何かわけのありそうな顔つき。また、そのさま。「—なひそひそ話」「—で集まっている」
ことあり‐げ【事有り気】
[形動][文][ナリ]いかにも特別な事情がありそうなさま。「—にメモを渡す」
こと‐あれかし【事有れかし】
[連語]《「かし」は強めの終助詞》何か事件などが起こればいいと待ち望むようす。事が起こってくれよ。「—と待ち構える」