しょ‐し【処士】
民間にあって、仕官しない人。処子。
しょ‐し【処子】
1 未婚の女性。おとめ。処女。「今一人の妹は猶—なり」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 「処士」に同じ。
しょ‐し【初志】
初めに思い立った希望や考え。最初の志。「—を貫徹する」
しょ‐し【所司】
1 官庁の役人。 ㋐鎌倉幕府の侍所(さむらいどころ)の次官。 ㋑室町幕府の侍所の長官。 2 僧侶の職名の一。上座・...
しょ‐し【所志】
こころざしていること。こうしようと思っていること。「—に背く」
しょ‐し【所思】
心の中で思っている事柄。思うところ。考え。所懐。「ここに—の一端を述べる」
しょ‐し【書司】
後宮十二司の一。書籍・文房具などのことを取り扱った。ふみのつかさ。
しょ‐し【書史】
1 書物。書籍。 2 書物の歴史。 3 書道の歴史。 4 経書と史籍。
しょ‐し【書紙】
文字を書く紙。書き付け。書札。「—につくさず」〈平家・一一〉
しょ‐し【書肆】
書物を出版したり、また、売ったりする店。書店。本屋。
しょ‐し【書誌】
1 書物。書籍。図書。 2 特定の人あるいは題目についての文献の目録。 3 書物の体裁・内容・成立の事情など。また...
しょ‐し【庶子】
1 庶出の子。妾の産んだ子。 2 民法旧規定で、父が認知した私生児。現行民法ではこの名称は廃止され、父が認知した子...
しょ‐し【諸士】
多くのさむらい。
しょ‐し【諸子】
1 多くの人々を親しみや敬意を込めていう語。同等または、それ以下の人々をさしていう。代名詞的にも用いる。諸君。「学...
しょ‐し【諸氏】
多くの人々を敬意を込めていう語。代名詞的にも用いる。「—の活躍を期待する」
しょ‐し【諸司】
多くの役所。また、その役人。百司。「—の下人どもの、したり顔に、なれたるもをかし」〈徒然・二三〉
しょ‐し【諸姉】
多くの女性を敬意を込めていう語。代名詞的にも用いる。「—のご尽力に感謝します」
しょし‐がく【書誌学】
図書を研究対象とする学問。図書の成立・発展や内容・分類などに関する一般的研究と、図書の起源・印刷・製本・形態などに...
しょ‐しき【所職】
中世、荘園の本所職・名主職、寺社の別当職、鋳物師職などの職務。のち、物権化し、相続・質入れ・売買などの対象となった。
しょ‐しき【書式】
1 証書・願書・届け書などのきまった書き方。「履歴書の—」 2 パソコンで作成する文書や表の、画面表示および印字す...
しょ‐しき【諸式/諸色】
1 必要ないろいろの品物。「—万端を調えて待つ」 2 品物の値段。物価。「—が高くなる」
しょし‐じゅんせい【庶子準正】
民法旧規定で、庶子がその父母の婚姻によって嫡出子としての身分を取得すること。
しょし‐だい【所司代】
1 室町幕府で、侍所(さむらいどころ)の長官の代行を務めた役人。 2 ⇒京都所司代
しょ‐しちにち【初七日】
1 「しょなのか(初七日)」に同じ。 2 初めの7日間。〈日葡〉
しょ‐しつ【書室】
書斎。「私(ひそ)かにアリスの—を窺(うかが)えば」〈織田訳・花柳春話〉
しょ‐しつ【暑湿】
暑くて、じめじめしていること。暑気と湿気。
しょし‐でん【諸司田】
奈良・平安時代、諸司の経費にあてるために支給された不輸租田。
しょし‐はっと【諸士法度】
江戸幕府が旗本・御家人の統制のために定めた法令。寛永9年(1632)に発布され、同12年に整備された。旗本法度。
しょし‐ひゃっか【諸子百家】
中国、春秋戦国時代に現れた多くの思想家およびその学派の総称。儒家(孔子・孟子)・道家(老子・荘子)・墨家(ぼっか)...
しょ‐し・める
[動マ下一]《「せしめる」の音変化》 1 取って自分のものにする。「何ぞまた—・めるつもりか」〈滑・膝栗毛・五〉 ...
しょ‐しゃ【書写】
[名](スル) 1 書き写すこと。筆写。「経典を—する」 2 小・中学校の国語科の科目の一。文字を正確に書くことを...
しょ‐しゃ【諸社】
1 多くの神社。 2 もと、官社に対して、府県社・郷社・村社などの総称。
しょ‐しゃ【諸車】
いろいろの種類の車。
しょしゃ‐ざん【書写山】
兵庫県姫路市にある山。山頂に円教寺(えんぎょうじ)があり、「西の比叡山」とよばれる。
しょしゃ‐でら【書写寺】
円教寺(えんきょうじ)の異称。
しょしゃねぎかんぬし‐はっと【諸社禰宜神主法度】
江戸幕府が寛文5年(1665)に制定した神社を統制するための法令。全国の神社に対し、社領の売買禁止などのほか、吉田...
しょ‐しゅ【諸種】
いろいろの種類。種々。
しょ‐しゅう【初秋】
1 秋の初め。はつあき。《季 秋》 2 陰暦7月の異称。孟秋(もうしゅう)。
しょ‐しゅう【所収】
作品などが、その本や全集に収められていること。「本全集第三巻—」
しょ‐しゅう【諸宗】
いろいろの宗派、または、宗旨。多く、仏教でいう。
しょしゅう‐さん【初秋蚕】
7月下旬から8月上旬に掃き立てをする蚕。《季 秋》
しょしゅうじいん‐はっと【諸宗寺院法度】
⇒寺院法度
しょ‐しゅつ【初出】
[名](スル)初めて出ること。最初に現れること。「室町時代に—したと思われる言葉」
しょ‐しゅつ【所出】
1 人の生まれた所。生まれ。 2 でどころ。「うわさの—を明らかにする」
しょ‐しゅつ【庶出】
本妻以外の女性から生まれること。妾腹。⇔嫡出(ちゃくしゅつ)。
しょ‐しゅん【初春】
1 春の初め。はつはる。《季 春》「枯枝に—の雨の玉円(まど)か/虚子」 2 陰暦正月の異称。孟春(もうしゅん)。
しょし‐ユーティリティー【書誌ユーティリティー】
《bibliographic utility》図書館が所蔵する図書・雑誌・視聴覚資料などの目録を作成するためのシス...
しょ‐しょ【処暑】
二十四節気の一。8月23日ごろ。暑さが落ち着く時期の意。《季 秋》「鳰(にほ)の子のこゑする—の淡海(あふみ)かな...
しょ‐しょ【所所/処処】
あちらこちら。ここかしこ。「—に人が立っている」
しょ‐しょ【諸所/諸処】
いろいろな場所。あちこち。方々。「会場の—で歓声があがる」