す‐や【素矢/徒矢】
1 的をはずれた矢。 2 当てがはずれること。むだなほねおり。「今も話した通り三晩も—をした訳だから」〈和田定節・...
す‐や【須屋】
御陵や貴人の墓をつくるときに、工事の間覆いとして設ける仮小屋。御須屋。
す‐やき【素焼(き)】
1 陶磁器を釉(うわぐすり)を施して本焼きする前段階として、成形・乾燥を終えた生素地(なまきじ)のものを低温で焼く...
すやき‐がま【素焼(き)窯】
素焼き1をするための窯。
すや‐すや
[副]静かによく眠っているさま。また、そのときの寝息の音を表す語。「子供が—(と)眠る」
す‐やつ【其奴】
[代]《「そやつ」の音変化》三人称の人代名詞。そいつ。しゃつ。「—はいづち行くとも、よくありなむや」〈落窪・二〉
す‐やま【巣山】
江戸時代、タカの巣を保護して繁殖を図るため、狩猟や出入りを禁止した山。巣鷹山。
すやま【陶山】
姓氏の一。 [補説]「陶山」姓の人物陶山訥庵(すやまとつあん)陶山鈍翁(すやまどんおう)
すやま‐とつあん【陶山訥庵】
[1658〜1732]江戸中期の儒学者。対馬(つしま)藩士。別号、鈍翁。通称、庄右衛門。木下順庵に学ぶ。農政にすぐ...
すやま‐どんおう【陶山鈍翁】
⇒陶山訥庵
す‐やり【素槍】
1 穂先がまっすぐで枝のない槍。すぐやり。 2 鞘(さや)をはずした抜き身の槍。
すやり‐がすみ【すやり霞】
大和絵、特に絵巻物で、横に長く棚引く霞。鎌倉時代以降、遠近感を与え、また場面を転換するために用いた。槍霞(やりがすみ)。
素矢(すや)を食(く)・う
当てがはずれる。目的がはずれて徒労になる。