あしく・す【悪しくす】
[動サ変]けしからんと思う。憎らしいと思う。「この大将殿の中将は大臣(おとど)をや—・し給ふ」〈落窪・二〉
あし‐くせ【足癖】
1 歩き方や足の動かし方のくせ。「—の悪い馬」 2 相撲で、けたぐり・け返しなど、足を多く使う技のこと。
あしくば【阿閦婆】
⇒阿閦仏(あしゅくぶつ)
あし‐くび【足首/足頸】
足のくるぶし。また、その上の少し細くなった部分。
あしくぼ‐ちゃ【足久保茶/蘆窪茶】
静岡市足久保付近で生産される香りのすぐれた茶。江戸幕府への献上品として有名。現在の本山(もとやま)茶。あしくぼ。
アシクロビル
抗ウイルス剤の一。単純ヘルペスウイルスおよび、水痘・帯状疱疹(ほうしん)ウイルスによる単純疱疹・水痘・帯状疱疹、脳...
あし‐げ【足蹴】
1 足で蹴ること。 2 他人にひどいことをすること。「人を—にする」
あし‐げ【葦毛】
馬の毛色の名。栗毛(くりげ)・青毛・鹿毛(かげ)の毛色に、年齢につれて白い毛がまじってくるもの。白葦毛・黒葦毛・連...
あし‐げ【悪しげ】
[形動ナリ]見た目にいかにも形の悪いさま。ぶざまなさま。「—なる柚(ゆ)や梨などを」〈かげろふ・上〉
あし‐げい【足芸】
あおむけに寝て、足だけでする曲芸。樽(たる)やたらいなどを回したりする。足業(あしわざ)。
あしげ‐ひばり【葦毛雲雀】
馬の毛色の名。白と黄の毛のまじった葦毛。
あし‐こ【彼処/彼所】
[代]遠称の指示代名詞。場所を示す。あそこ。「—に立てる何人ぞ」〈梁塵秘抄・二〉
あし‐こき【足扱き】
他人の男性器を、足先で刺激すること。
あし‐こし【足腰】
1 足と腰。下半身。 2 (比喩的に)組織や団体などの活動を支えるメンバーの意欲と資金力。「—の強い企業」「地方支...
あし‐ごい【葦五位】
ヨシゴイの別名。
あし‐ごしらえ【足拵え】
歩きやすいように履物などを整えて、身支度をすること。
あし‐さばき【足捌き】
足の運び。フットワーク。「軽やかな—」
あし‐ざま【悪し様】
[形動][文][ナリ]相手を実際よりも悪く、また、いかにも悪いものとして扱うさま。「人を—に言う」
あし‐ざわり【足触り】
足にふれる感じ。「手触り—」
あし‐ざわり【足障り】
歩くのにじゃまになるもの。
あし‐しげく【足繁く】
[副]たびたび行くさま。頻繁に。「治療に—通う」
あし‐しろ【足代】
1 「足場1」に同じ。「—と云ふ物に…木どもを横様に結(ゆ)ひ付けて」〈今昔・一九〉 2 「足場2」に同じ。「用水...
アシジのせいフランチェスコ【アシジの聖フランチェスコ】
グリーンによる聖人伝「兄弟フランチェスコ」の別邦題。
あしじろ‐の‐たち【足白の太刀】
足金物(あしかなもの)を銀で作った太刀。
アシスタンス‐サービス
旅行代理店やカード会社などが提供する医療中心の援助サービス。海外で病気にかかったとき、救急車を手配してくれたり病院...
アシスタント
仕事の補佐をする人。助手。「—パーサー」「—プロデューサー」 [補説]書名別項。→アシスタント
アシスタント
マラマッドの自伝的長編小説。1957年刊。イタリア系米国人の青年とユダヤ人の商人の関係性を通して、人間の尊厳につい...
アシスタント‐ディレクター
1 映画の助監督。AD。 2 テレビなどの番組制作で、ディレクターの補佐をする人。AD。 [補説]1は日本語での用法。
あし‐すだれ【葦簾】
1 葦を編んで作ったすだれ。よしず。 2 鈍色(にびいろ)の布でへりをつけたすだれ。天皇が喪に服している仮屋に掛けた。
アシスティブ‐テクノロジー
身体障害などがあり機器類の使用が困難な人のために、さまざまな支援を行う技術。また、その機器。視覚障害者に書籍の読み...
アシステンスきょうかい‐ぼち【アシステンス教会墓地】
《Assistens Kirkegård》デンマークの首都コペンハーゲンにある墓園。18世紀半ばに建設。哲学者キル...
アシスト
[名](スル) 1 人の仕事を手伝うこと。「社長を—する秘書」 2 サッカーやアイスホッケーなどで、適切なパスを送...
アシストがた‐ジーピーエス【アシスト型GPS】
⇒エー‐ジーピーエス(A-GPS)
アシスト‐じてんしゃ【アシスト自転車】
⇒電動アシスト自転車
あし‐ずもう【足相撲】
二人向かい合ってあぐらをかき、互いに片足だけで押したり払ったりして相手を倒す遊び。→脛押(すねお)し
あし‐ずり【足摺り】
身をもがき、じだんだを踏むこと。とりかえしのつかないことを悔やむときの動作。「されば翁は—をして罵(ののしり)わめ...
あし‐ずり【足擦り】
ハエやハムシなどの昆虫が、脚を擦り合わせる行動。脚の先端部に生えた剛毛を毛づくろいすることで、滑りやすい場所にとま...
あしずりうわかい‐こくりつこうえん【足摺宇和海国立公園】
愛媛県の宇和海から高知県の足摺岬にわたる国立公園。滑床(なめとこ)渓谷・竜串(たつくし)海域公園や亜熱帯植物の群落...
あしずり‐かいようかん【足摺海洋館】
高知県土佐清水市にある水族館。昭和50年(1975)開館。土佐清水市・大月町の沿岸海域を泳ぐ魚類を中心に展示する。...
あしずり‐みさき【足摺岬】
高知県南西部、四国最南端の岬。突端には四国八十八箇所第38番の金剛福寺がある。蹉跎(さだ)岬。 田宮虎彦の短編小説...
あし‐せん【阿私仙】
インドの聖仙。釈迦誕生にあたりその相を見て、出家すれば大慈悲の聖師となり、俗にあれば理想的国王とされる転輪王となる...
あしぞこ‐けんまくえん【足底腱膜炎】
⇒そくていけんまくえん
あし‐ぞろえ【足揃え】
1 人や馬の足並みをそろえること。 2 陰暦5月5日の賀茂の競(くら)べ馬の予行演習。5月1日に行われた。
あした【朝】
1 夜の明けるころ。あさ。⇔夕べ。「吾を呼び醒ませし—の使は彼なりけるよと」〈蘆花・不如帰〉 2 次の日の朝。翌朝...
あした【明日】
《「あした(朝)2」から転じた語》今日の次の日。あす。みょうにち。 [用法]あした・あす——「あした」は「あした天...
あし‐だか【足高/脚高】
[名・形動ナリ]《「あしたか」とも》足の長いこと。また、そのように見えるさま。「白き鳥どもの—にて立てまつるも」〈...
あしたか‐やま【愛鷹山】
静岡県、富士山の南東にある火山。標高1188メートル。また、広くは位牌(いはい)岳・呼子岳・越前岳(1504メート...
あし‐たず【葦田鶴】
《葦の生える水辺にいるところから》鶴(つる)の別名。「湯の原に鳴く—は我(あ)がごとく妹(いも)に恋ふれや時わかず...
あしたず‐の【葦田鶴の】
[枕]「音(ね)になく」にかかる。「—ねに泣かぬ日はなし」〈古今・恋五〉
あした‐てんき【明日天気】
子供の遊戯の一。下駄(げた)などの履物を蹴り上げて、落下して表が出れば晴れ、裏が出れば雨として、翌日の天気を占うも...