あつりょく‐ようき【圧力容器】
1 内部を一定の圧力に保つことができる容器。ガスボンベやボイラーなどに利用される。 2 ⇒原子炉圧力容器
あつりょくよくせい‐しつ【圧力抑制室】
⇒サプレッションプール
あつりょくよくせい‐プール【圧力抑制プール】
⇒サプレッションプール
圧力(あつりょく)を掛(か)・ける
1 圧力を加える。 2 自己の意に従わせようとして、権力・財力・武力などで相手を圧迫する。「無言の—・ける」
あつ‐れき【軋轢】
《車輪がきしる意から》仲が悪くなること。「—を生じる」
あつ‐わた【厚綿】
歌舞伎衣装の一。綿を厚く入れた着付けで、荒事(あらごと)や時代物の奴(やっこ)などに用いる。
あづち【安土】
滋賀県近江八幡市東部の地名。旧安土町は平成22年(2010)に同市と合併。安土城跡がある。
あづちおうかんき【安土往還記】
辻邦生の小説。昭和43年(1968)刊。織田信長を主人公とする長編歴史小説。昭和44年(1969)、第19回芸術選...
あづち‐しゅうろん【安土宗論】
天正7年(1579)5月、織田信長の命によって安土城下浄厳院で行われた浄土宗と日蓮宗の宗論。浄土宗側の勝ちとされ、...
あづち‐じょう【安土城】
安土に織田信長が築いた城。天正4年(1576)に着工。天守閣を中心とする本格的な近世の城の最初のもの。天正10年(...
あづちのはる【安土の春】
正宗白鳥による戯曲。大正15年(1926)、雑誌「中央公論」2月号に掲載。
あづちももやま‐じだい【安土桃山時代】
織田信長がはじめて入京した永禄11年(1568)から、また一説に天正元年(1573)から、徳川家康が関ヶ原の戦いに...
あづみの【安曇野】
長野県中西部にある市。犀川が縦貫し、ワサビ・ソバなどの栽培が盛ん。平成17年(2005)10月に明科(あかしな)町...
あづみの‐し【安曇野市】
⇒安曇野
あて【当て/宛】
[名] 1 行動の目当て。目標。目的。「—もなくうろつく」 2 将来に対する見通し。先行きの見込み。「借金を返す—...
あて【私】
[代]一人称の人代名詞。わたし。わて。京阪地方の庶民の用語で、主に女性が用いる。
あて【貴】
[形動ナリ] 1 身分が高いさま。「世界の男、—なるも卑しきも」〈竹取〉 2 上品で美しいさま。「頭つき様体細やか...
あて‐あて【当て当て/宛宛】
それぞれに割り当てること。分担。「由ある受領などをえりて、—に催し給ふ」〈源・澪標〉
アティックス
《automobile traffic information and control system》自動交通情報...
アティトラン‐こ【アティトラン湖】
《Lago de Atitlán》グアテマラ南西部にある湖。首都グアテマラの西約70キロメートル、標高1560メー...
アティラウ
カザフスタン西部、アティラウ州の都市。同州の州都。旧称グリエフ。カスピ海北岸、ウラル川河口部に位置する。17世紀半...
アティーブ
韓国のサムスン電子が開発したWindows対応のモバイル端末のシリーズ名。2012年8月に初代シリーズが発表された...
あ‐てい【阿弟】
弟を親しんでいう語。
あ‐ていぼく【亜低木】
ごく丈の低い木で、幹の根元が木質、先は草質であるようなもの。亜灌木(あかんぼく)。
あて‐うま【当て馬】
1 牝馬(ひんば)に発情を促したり、発情の有無を調べたりするための牡馬(ぼば)。 2 相手の反応やようすを探るため...
あて‐え【当て絵】
見る人に、それが表す寓意を当てさせる目的で描かれた絵。
あて‐おこない【充行/宛行】
所領や俸禄を給与すること。あてがい。
あておこない‐じょう【充行状】
中世、武将が家臣に土地・所職などを与える際に渡した文書。あてがいじょう。あてぶみ。
あて‐おこな・う【充て行ふ/宛行ふ】
[動ハ四] 1 仕事などを割り当てる。「とかくせさすべきこと—・ふとても」〈落窪・四〉 2 所領や俸禄を与える。「...
あて‐がい【宛てがい/宛行/充行】
1 適当に割り当てること。また、その物。「—の制服」 2 禄や所領を割り当てること。また、その禄や所領。 3 取り...
あてがい‐ぶち【宛てがい扶持】
与える側で適当にみはからって渡す金や物。または、そうした与え方。 [補説]近世に主君や雇い主が家臣や雇い人に与えた...
あて‐が・う【宛てがう/充てがう】
[動ワ五(ハ四)] 1 物と物とをぴったりとくっつける。添え当てる。「聴診器を胸に—・う」「添え木を—・う」 2 ...
あて‐がき【宛書(き)/充て書(き)】
1 封書・葉書などの表に記す相手の住所および氏名。宛名。上書き。 2 古文書で、文書の末尾または書き出しに書かれた...
あて‐がき【当て書(き)】
[名](スル)演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。
当(あ)てが外(はず)・れる
見込みが違う。期待に反する。「もっと客が入ると思ったが、—・れた」
あて‐ぎ【当て木】
物に添え当てる木。
あて‐ぎれ【当て切れ】
補修用に当てる布。
あて‐くち【当て口】
当てつけた言葉。あてこすり。
あて‐こすり【当て擦り】
あてこすること。また、その言葉。あてつけ。
あて‐こす・る【当て擦る】
[動ラ五(四)]他の事にかこつけて、それとなくわかるように悪口や皮肉を言う。あてつける。「笑い話にかこつけて、人の...
あて‐こと【当て言】
1 あてこすり。皮肉。「其の月毛に此の馬が歩み負けた—な」〈浄・鑓の権三〉 2 遠まわしにそれとなくいう言葉。「将...
あて‐こと【当て事】
1 頼りにしていること。当てにしていること。 2 なぞなぞなどで、隠してあることを言い当てること。
当(あ)て事(こと)と畚褌(もっこふんどし)は先(さき)から外(はず)れる
越中褌が前から外れやすいように、自分の方で当てにしていたことは先方の都合でだめになることが多い。
当(あ)て事(こと)も無(な)・い
《予想外だ、の意から》とんでもない。途方もない。「—・い邪推」〈二葉亭・浮雲〉
あて‐こみ【当て込み】
1 当てにすること。期待。「豊印(とよじるし)を—にして、牛屋へやってくる客があっても」〈逍遥・当世書生気質〉 2...
あて‐こ・む【当て込む】
[動マ五(四)]よい結果を期待して行動する。当てにする。「ボーナスを—・んで背広を新調する」
あて‐さき【宛先】
手紙や荷物などを受け取る先方、または、場所。「—不明」
あて‐しょく【充て職】
(官公庁用語)ある職に就いている人に他の職を兼任させること。または、ある職に就いている人の身分・地位をそのままに他...
あて‐じ【当て字/宛字】
日本語を漢字で書く場合に、漢字の音や訓を、その字の意味に関係なく当てる漢字の使い方。狭義には、古くから慣用の久しい...
あて‐じょう【宛状】
直接相手に差し出すことをはばかって、宛名を特定せず、「各位」「御中」などの脇付(わきづけ)をした披露状の一種。あてぶみ。