あら‐いし【荒石】
掘り出したり切り出したりしたままで、加工していない石。野面石(のづらいし)。
あらい‐し【新井市】
⇒新井
あらい‐しゅ【洗い朱】
《「あらいじゅ」とも》 1 黄みを帯びた、丹色(にいろ)に近い朱。 2 いくらかの朱をまぜた漆で塗り、刷毛目(はけ...
あらい‐すすぎ【洗い濯ぎ】
洗ってすすぐこと。洗濯。
あらい‐ず【洗い酢】
魚介の肉を洗ったり、下味をつけたりするのに使う場合の酢。下酢。捨て酢。
あらい‐ぜき【洗い堰】
川をせき止め、その上を水があふれて流れるようにしたもの。川の水量を適当に保ち、または、流れを変えたり、取水口とした...
あら‐いそ【荒磯】
波の荒い海岸。また、岩石の多い海岸。ありそ。
あらいそ‐なみ【荒磯波】
荒磯に打ち寄せる波。ありそなみ。「袖ぬるる—と知りながら」〈更級〉
あら‐いた【粗板】
かんなをかけていない板。
あらい‐たて【洗い立て】
洗って間もないこと。洗濯したばかりのもの。
あらい‐だて【洗い立て】
《「あらいたて」とも》他人の欠点・失敗または秘密などを、ことさらにあばくこと。
あらい‐た・てる【洗い立てる】
[動タ下一][文]あらひた・つ[タ下二] 1 繰り返し十分に洗う。「取り入れた野菜を—・てる」 2 内情や真相、特...
あらい‐だし【洗い出し】
1 たたきや壁などで、表面が乾かないうちに水洗いして、小石を浮き出させたもの。 2 板の表面をこすり、洗って木目(...
あらい‐だ・す【洗い出す】
[動サ五(四)] 1 洗って、余分な土や汚れを取り去り、模様などが現れるようにする。「土器の文様を—・す」 2 詳...
アライ‐テ‐トンガ
南太平洋、クック諸島、ラロトンガ島にある遺跡。首都アバルアの東郊に位置する。マオリの祭祀場であり、かつて首長の戴冠...
あらい‐なお・す【洗い直す】
[動サ五(四)] 1 もう一度洗う。「食器を—・す」 2 いろいろの角度から調べ直す。再び検討する。「計画を—・す」
あらい‐なが・す【洗い流す】
[動サ五(四)] 1 水を流して、汚れやごみなどをすっかり取り除く。また、雨などが物をすっかり流し去る。「湯あかを...
あらい‐の‐せき【新居の関/荒井の関】
江戸時代、新居に設けられた関所。箱根の関とともに東海道の重要な関所。建物として唯一現存する。今切(いまぎれ)の関。
あらい‐はくせき【新井白石】
[1657〜1725]江戸中期の儒学者・政治家。名は君美(きんみ)。木下順庵の高弟。6代将軍徳川家宣(いえのぶ)に...
あらい‐はり【洗い張り】
着物を解いて洗い、のりをつけて広げた布を、張り板に固着させたり、伸子(しんし)で張ったりして乾かす方法。
あらい‐ば【洗い場】
1 (物干し場に対して)洗濯する所。 2 (料理屋などの板場(いたば)に対して)食器を洗う所。 3 浴室でからだを...
アライバル
到着。⇔デパーチャー。
アライブ
《Association of Radio Industries and Businesses》一般社団法人電波産...
あらい‐まるた【洗い丸太】
砂とシュロの毛でこすって磨き、つやを出した杉の丸太。床柱などに用いる。磨き丸太。
あらい‐まん【新井満】
[1946〜2021]小説家。新潟の生まれ。本名、満(みつる)。「尋ね人の時間」で芥川賞受賞。他に「ヴェクサシオン...
あら‐いみ【荒忌(み)/散斎】
祭祀(さいし)の際、神事に従事する者が真忌(まい)みの前後に行う物忌み。大忌(おおみ)。さんさい。
アラインメント
調整すること。特に、自動車の前輪または後輪の取り付け具合を調整すること。この調整で、走行時の安定性やタイヤの摩耗の...
あらい‐もとこ【新井素子】
[1960〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、手嶋。高校在学中に「あたしの中の…」で第1回奇想天外SF新人賞に佳作入...
あらい‐もの【洗い物】
食器・衣類などで、洗うことになっているもの。また、それを洗うこと。「—がたまる」
あらい‐や【洗い矢】
銃腔(じゅうこう)内を掃除する金属棒。先端に刷毛(はけ)・布などがついている。
あらい‐やくし【新井薬師】
薬王寺の通称。
あらい‐よね【洗い米】
神前や仏前に供えるために洗い清めた白米。洗米(せんまい)。
アライン
[名](スル)調整すること。歩調を合わせること。「図形を直線上に—する」「各部門と—をとる」
あら‐う【荒鵜】
1 鵜飼いで、まだ慣れきらず野性の残っている鵜。《季 夏》「舟梁(ふなべり)に細きぬれ身や—共/太祇」 2 気負い...
アラウ
マレーシア、マレー半島北西部、プルリス州の町。州都カンガーの南東約15キロメートルに位置する。同州の王都として知ら...
あら・う【洗う】
[動ワ五(ハ四)] 1 水などを使って汚れを取り去る。「食事の前に手を—・う」「雨に—・われて新緑が美しい」 2 ...
アラウィー‐は【アラウィー派】
《(アラビア)Alawī》イスラム教シーア派イスマーイール派の一分派。シリアを支配するバース党の中核をなす。
あら‐うち【荒打ち】
[名](スル)土蔵などの壁を作るのに、まず荒木田土(あらきだつち)と苆(すさ)とをまぜたものを木舞(こまい)の間に...
あら‐うま【荒馬】
性質が荒々しく、乗りこなすのがむずかしい馬。暴れ馬。悍馬(かんば)。
あら‐うま【新馬】
1歳の馬。当歳馬。
あら‐うみ【荒海】
波が立って荒れている海。
あらうみ‐の‐そうじ【荒海の障子】
清涼殿の東の広庇(ひろびさし)の北にあった絹張りの衝立(ついたて)障子。表には荒海のほとりに立つ手長・足長の怪人図...
アラウンド
1 周りを囲んでいるさま。周辺。周囲。「—サーティー(→アラサー)」 2 一周するさま。ずっと続いているさま。「—...
アラウンドビュー‐モニター
⇒全周囲モニター
アラウンパヤ‐ちょう【アラウンパヤ朝】
《Alaungpaya》1752年、アラウンパヤが創始したビルマ最後の王朝。1885年、イギリス軍の侵略により滅亡...
あらえびす
小説家、野村胡堂の別筆名。音楽評論を書く際にはこちらの筆名を用いた。
あら‐えびす【荒夷】
《都の人が東国人を卑しめて呼んだ語》荒々しい東国人。また、勇猛な東国武士。あずまえびす。「ひたすらの—のやうなれど...
あら‐えみし【荒蝦夷】
上代、朝廷に服属しなかった粗暴な蝦夷。⇔熟蝦夷(にきえみし)。
あらお【荒尾】
熊本県北西部の市。炭鉱町として発展。果樹栽培・海苔(のり)養殖が盛ん。人口5.5万(2010)。
あら‐おこし【粗起(こ)し/荒起(こ)し】
稲作の準備として、田を大まかに掘り起こすこと。