あん‐ぐ【暗愚】
[名・形動]物事の是非を判断する力がなく、愚かなこと。また、そのさま。「—な為政者」
あん‐ぐう【行宮】
《「あん(行)」は唐音》天皇の行幸のときに旅先に設けた仮宮。行在所(あんざいしょ)。
アン‐グラ
《地下の意の「アンダーグラウンド」の略》 1 商業性を無視し、独自の主張をする前衛的で実験的な芸術。または、その作...
アングラ‐けいざい【アングラ経済】
《underground economy》非合法の経済活動。
アングラ‐ド‐エロイズモ
ポルトガル領アゾレス諸島のテルセイラ島の町。20世紀半ばまで同諸島の首府が置かれた。天然の良港に恵まれ、16世紀よ...
アングラ‐ド‐ヘロイズモ
⇒アングラ‐ド‐エロイズモ
アングラ‐ふうしゃぐん【アングラ風車群】
《Angla tuulikud》エストニア西部、バルト海に浮かぶサーレマー島の北東部にある風車群。19世紀頃に建て...
アングラ‐マイニュ
ゾロアスター教の悪神アフリマンの、聖典アベスターでの称。
アングラ‐マネー
《underground moneyの略》脱税や密輸など非合法な経済活動で動き、税務当局が捕捉しておらず、したがっ...
アングラー
魚を釣る人。釣り師。
あんぐり
[副]驚いたり、あきれたりして、口を大きく開けるさま。「—(と)口を開けて見とれる」
アングリカン‐チャーチ
⇒イギリス国教会
アングル
1 角度。 2 「カメラアングル」の略。 3 観点。視点。 4 山形鋼のこと。
アングル
[1780〜1867]フランスの画家。新古典主義の代表。的確なデッサンと典雅な形式美を特色とする歴史画・裸体画を描...
アングル‐ショット
映画・テレビなどで、同一場面を別の角度からカメラの位置を変えて撮影すること。
アングルシー‐とう【アングルシー島】
《Isle of Anglesey》英国ウェールズ北西部の島。本土の町バンゴールとメナイ橋とブリタニア橋によって結...
アングルジー‐とう【アングルジー島】
《Isle of Anglesey》⇒アングルシー島
アングル‐ファインダー
一眼レフカメラのファインダー部分に装着し、ローアングルの撮影を容易にする装置。レフコンバーター。
アングレー‐おおどおり【アングレー大通り】
《Promenade des Anglais》⇒プロムナードデザングレ
アングレーズ‐ソース
《(フランス)sauce anglaiseから》「カスタードソース」に同じ。
アングレール
[1932〜 ]ベルギーの物理学者。1964年に自発的対称性の破れによって素粒子が質量を獲得するという理論を提唱。...
アングロ‐アメリカ
アメリカ大陸中、アングロサクソン系民族が主に開拓した地域。アメリカ合衆国・カナダのこと。ラテンアメリカに対していう。
アングロ‐アラブ
馬の一品種。フランスでアラブとサラブレッドを交配し、改良したもの。乗馬・競走用。
アングロ‐サクソン
1 5世紀ごろ、民族大移動でドイツの北西部からブリテン島に移住したアングル人とサクソン人の総称。現在の英国民の根幹...
アングロサクソンがた‐しほんしゅぎ【アングロサクソン型資本主義】
米国・英国で典型的にみられる資本主義の形態。企業は金融市場から直接資金を調達し、株主利益の最大化を優先する。業績が...
あんけい【安慶】
中国安徽(あんき)省南部の港湾都市。揚子江中流にあり、1902年の英清通商条約により開港。近年、工業も盛ん。アンチン。
あん‐けつ【暗穴/闇穴】
1 暗い穴。洞窟(どうくつ)。「うたてや太陽に—、えでんにも蛇の住みし人の世ぞかし」〈露伴・露団々〉 2 人をのの...
あん‐けん【案件】
1 問題となっている事柄。審議しなければならない事柄。「重要—」 2 訴訟になっている箇条。訴訟事件。
あんけん‐さつ【暗剣殺】
九星(きゅうせい)の方位の中で、最も凶とされる方位。これを犯すと剣難にあって、主人は使用人に、親は子に殺されること...
アンケート
多くの人に同じ質問を出して回答を求める調査法。また、その質問。
メルケル
[1954〜 ]ドイツの政治家。西ドイツのハンブルクに生まれ、直後に東ドイツに移住。ライプチヒ大学で物理学を専攻。...
アンゲリカ
⇒アンゼリカ
アンゲルマン‐しょうこうぐん【アンゲルマン症候群】
《Angelman syndrome》⇒アンジェルマン症候群
アンゲロプロス
[1935〜2012]ギリシャの映画監督。パリで映画を学び、帰国後は映画批評家を経て監督デビュー。長回しを多用した...
あんげん【安元】
平安末期、高倉天皇の時の年号。1175年7月28日〜1177年8月4日。
あん‐こ
《「あねこ」の音変化》伊豆大島で、娘のこと。
あん‐こ【餡こ】
1 餡(あん)のこと。 2 膨らみをもたせたり、形を整えたりするために、中に詰めるもの。あん。「グローブの—」
あん‐こ【安固】
[名・形動]しっかりと安定していること。また、そのさま。「地位も—ではなく」〈白鳥・何処へ〉
あん‐こ【鮟鱇】
「鮟鱇形(あんこがた)」に同じ。
あん‐こう【安康】
平和で安らかなこと。安穏。書簡で、相手の健康・繁栄などを祝うあいさつの言葉としても用いる。「御—の段」「国家—」
あん‐こう【暗紅】
黒みがかったあかい色。黒ずんだ紅色。「暗緑と—を混ぜ合わした様な若い芽が」〈漱石・それから〉
あん‐こう【暗香】
どこからともなくにおってくる香り。やみに漂う花の香り。多く詩などで梅の香りをいう。
あん‐こう【暗窖】
暗い洞窟(どうくつ)。「何者か—の中へ降りていったのであろう」〈漱石・幻影の盾〉
あん‐こう【暗溝】
「暗渠(あんきょ)」に同じ。
あん‐こう【鮟鱇】
1 アンコウ目アンコウ科の海水魚の総称。キアンコウ(ホンアンコウ)とアンコウ(クツアンコウ)の2種がある。全長約1...
アンコー【暗刻】
《(中国語)》マージャンで、同じ牌(パイ)を3個、手の内でそろえたもの。
あんこう‐がた【鮟鱇形】
1 「あんこがた」に同じ。 2 竹の一重切りの花器で、口の大きく開いたもの。
あんこう‐しょく【暗紅色】
黒みを帯びたあかい色。
あんこうそえい【暗香疎影】
塩井雨江による美文韻文集。明治34年(1901)刊。
あんこう‐てんのう【安康天皇】
記紀で、第20代の天皇。允恭(いんぎょう)天皇の皇子。名は穴穂(あなほ)。皇居は石上穴穂宮(いそのかみあなほのみや...