あかひき‐の‐いと【赤引の糸】
神御衣(かむみぞ)を織るのに用いる、赤みを帯びてつやのある糸。伊勢神宮の陰暦6月と12月の月次(つきなみ)の祭に奉...
あか‐ひげ【赤髭/赤鬚】
1 赤や茶色のひげ。また、そのひげの人。 2 欧米人をいう俗語。 3 ヒタキ科ノゴマ属の鳥。全長14センチくらい。...
あか‐ひとで【赤海星】
ホウキボシ科のヒトデ。浅海の岩礁にすむ。5本の腕をもち、直径約10センチ。表面は滑らかで朱赤色。
あか‐ひも【赤紐】
1 赤い色のひも。 2 大嘗祭(だいじょうさい)などの神事のとき、小忌衣(おみごろも)の右肩につけて前後に垂れ下げ...
あかびら‐かわ【赤平川】
埼玉県北西部を流れる川。荒川の支流の一。両神(りょうかみ)山北方に源を発し、薄(すすき)川などを合わせて秩父盆地北...
あかひら‐こんごう【赤平金剛】
岩手県東部、陸中海岸中部にある断崖。船越半島先端部の霞露(かろ)ヶ岳(標高504メートル)の東斜面が太平洋に急に落...
あか‐びかり【垢光り】
[名](スル)衣服などが垢や手ずれで光ること。「—した袖口(そでぐち)」
アカビット
⇒アクアビット
あかびら【赤平】
北海道中央部、空知川流域の市。石狩炭田北部の炭鉱町として発展。人口1.3万(2010)。
あかびら‐し【赤平市】
⇒赤平
あかふく‐もち【赤福餅】
小餅に小豆(あずき)のこしあんをまぶした、伊勢の名菓。あんにつけた波形模様は、五十鈴(いすず)川のせせらぎを表すと...
あか‐ふじ【赤富士】
雲・霧と朝日との関係で、晩夏から初秋にかけての早朝に、富士山が赤く見える現象。北斎の「富嶽三十六景」の一つとしても...
あかふじ【赤富士】
⇒凱風快晴
あか‐ふじょう【赤不浄】
出産・月経をけがれとして忌むこと。出漁や神もうでなどを避ける。→黒不浄
あか‐ふだ【赤札】
赤い紙の札。特に、その品物が売約済みや特価品であることなどを示すためにつける赤い札。また、その品物。
アカフトラ
中央アメリカ、エルサルバドル南西部の都市。太平洋に面する同国の主要港があり、コーヒー・砂糖・バルサムなどを積み出す...
あか‐ふどう【赤不動】
高野山明王院蔵の不動明王画像の通称。平安後期から鎌倉前期の作。全身が赤色で彩色されているのでこの名がある。智証大師...
あか‐ふね【赤船】
江戸後期、蝦夷(えぞ)の産物を江戸・大坂に運んだ、幕府直営の運送船。船体を赤く塗っていた。
あか‐ぶさ【赤房】
相撲で、土俵上のつり屋根の南東の隅に垂らす赤い房。夏と朱雀(すざく)を表す。→青房 →黒房 →白房
あか‐ぶどうしゅ【赤葡萄酒】
皮の色の濃いブドウを果皮・種子ごとつぶして発酵させてつくった、赤色で酸味と渋みのある葡萄酒。赤ワイン。バンルージュ...
ア‐カプリッチョ
音楽で、発想標語の一。形式や拍子にとらわれず、自在に、の意。
アカプルコ
メキシコ南部、ゲレロ州の都市。太平洋に面する観光・保養都地。東洋貿易の港として発達。1614年に支倉常長のローマ遣...
アカプルコ‐ディアマンテ
メキシコ南部、ゲレロ州の観光・保養都市アカプルコの一地区。市街の南東約10キロメートル、マルケス湾沿いに位置する。...
アカプルコ‐ドラダ
メキシコ南部、ゲレロ州の観光・保養都市アカプルコの一地区。アカプルコ湾に面する新市街をさす。1950年代よりリゾー...
あか‐べ【赤目】
「あかんべい」に同じ。
あか‐べこ【赤べこ】
《「べこ」は東北方言で牛の意》福島県会津若松市でつくられる郷土玩具。赤く塗った張り子の首振り牛。疱瘡(ほうそう)除...
あか‐べら【赤遍羅】
魚キュウセンの雌。
ア‐カペラ
《礼拝堂ふうに、の意》楽器の伴奏を伴わない合唱曲。また、その様式。パレストリーナなどの宗教的合唱曲など。転じて、無...
あか‐ぼし【明星/赤星】
1 明け方に東の空に見える金星。明けの明星。あかほし。 2 さそり座のアンタレス。
あかぼし‐ごまだら【赤星胡麻斑】
タテハチョウ科のチョウ。ゴマダラチョウに似るがやや大形で、後ろ翅(ばね)に赤い眼状紋がある。東アジアに分布。日本で...
あか‐ほん【赤本】
《「あかぼん」とも》 1 草双紙の一。江戸中期、延宝から享保にかけて流行した子供向けの絵本。表紙が赤いところからよ...
あか‐ぼう【赤帽】
1 《赤い帽子をかぶるところから》鉄道駅で、乗客の手荷物を運ぶのを職業とした人。平成18年(2006)岡山駅での廃...
あかぼう‐くじら【赤坊鯨】
クジラ目アカボウクジラ科のハクジラ。体長約7メートル以下。体は紡錘形で短い吻(ふん)がある。
あか‐ぼうふら【赤孑孒】
ユスリカ類の幼虫。体は細長く赤色。釣りのえさにする。あかむし。
あか‐ぼくろ【赤黒子】
老人性血管腫の通称。
あかぼし‐の【明星の】
[枕]明星が明け方に出るところから「明く」または同音の「飽く」にかかる。「—明くる朝(あした)は」〈万・九〇四〉
あかぼし‐びょう【赤星病】
ナシ・リンゴ・タバコなどの葉の表面に銹病菌(さびびょうきん)などが寄生し、黄紅色の斑点をつくり、落葉させる病害。
あかぼり‐しろう【赤堀四郎】
[1900〜1992]生化学者。静岡の生まれ。阪大学長。たんぱく質の研究で業績をあげた。文化勲章受章。
あか‐ま【淦間】
和船で、淦(あか)のたまる、船体の中ほどの一段低くなっている所。
あか‐まい【赤米】
⇒あかごめ(赤米)2
あかま‐いし【赤間石】
山口県宇部市周辺で産する輝緑凝灰岩。赤褐色・紫色の緻密(ちみつ)な岩石。硯石(すずりいし)にする。
あか‐まえだれ【赤前垂れ】
主に近世、宿屋・料理屋・茶屋などの接客の女がつけた赤い前垂れ。また、それをつけた女。
あかま‐が‐せき【赤間関】
山口県下関の古称。
あかま‐じんぐう【赤間神宮】
山口県下関市にある神社。旧官幣大社。祭神は安徳天皇。赤間宮。
あかまた‐くろまた
沖縄県八重山地方で、陰暦6月の豊年祭に現れる二神。また、その神を迎える行事。仮面姿の仮装者が家々を訪れ、祝福する。
あかまだら‐か【赤斑蚊】
アカイエカの別名。
あか‐まつ【赤松】
マツ科の常緑高木。山野に自生。樹皮は赤褐色で裂け目がある。葉は針状で2枚が対になってつき、柔らかい。材は建築・家具...
あかまつ【赤松】
姓氏の一。 室町時代の守護大名。鎌倉初期、播磨(はりま)佐用郡の在地領主としておこり、後に四職(ししき)家の一。 ...
あかまつ‐かつまろ【赤松克麿】
[1894〜1955]社会運動家。山口の生まれ。東大在学中、新人会を創立。日本共産党創立に参加。弾圧にあい転向。社...
あかまつ‐のりむら【赤松則村】
[1277〜1350]南北朝時代の武将。法名は円心。元弘の変では天皇方に属して討幕に参加したが、建武の中興後は足利...