欠伸(あくび)を噛(か)み殺(ころ)・す
出そうなあくびを、口を閉じて出さないようにがまんする。退屈なことをがまんする場合にいう。
あく‐ふ【悪婦】
性質のよくない女。
あく‐ふ【握斧】
旧石器時代の打製石器の一。アーモンド形で、手で直接握って使ったと考えられている。主にアフリカ・ヨーロッパ・西アジア...
あく‐ふう【悪風】
1 悪い風俗や習慣。「—に染まる」⇔美風。 2 害をもたらす風。暴風。
あく・ぶ【欠ぶ】
[動バ四]あくびをする。「ねぶたげにうち—・びつつ」〈堤・逢坂越えぬ権中納言〉
あく‐ぶん【悪文】
へたでわかりにくい文章。文脈が混乱して、まとまりのない文章。
あく‐へい【悪弊】
悪い習わし。悪習。悪風。「—を断ち切る」
あく‐へき【悪癖】
悪いくせ。よくない習慣。
あく‐へん【悪変】
[名](スル)形勢・状態・関係などが、悪いほうに変わること。悪化。
アク‐ベシム
キルギス北部の町トクマクの南西約8キロメートルに位置する村。6世紀から12世紀頃の仏教寺院の遺跡が発見され、唐代の...
あく‐ほう【悪法】
1 (‐ハフ) ㋐悪い方法。 ㋑国民のためにならない悪い法律。「—に苦しむ国民」 2 (‐ホフ) 人を惑わす悪い宗...
あく‐ほう【悪報】
1 悪い知らせ。凶報。 2 仏語。悪事に対する報い。⇔善報。
悪法(あくほう)も又(また)法(ほう)なり
たとえ悪い法律であっても、法は法であるから、廃止されない限りは、守らなければならない。
あく‐ま【悪魔】
1 残虐非道で、人に災いをもたらし、悪に誘い込む悪霊。また、そのような人間。 2 仏道修行を妨げる悪神の総称。魔。...
あくま‐しゅぎ【悪魔主義】
《diabolism/(フランス)satanisme》19世紀末にヨーロッパで起こった、悪魔的なものの中に美を求め...
あく‐まで【飽く迄】
[副]《動詞「あ(飽)く」の連体形+副助詞「まで」から》 1 物事を最後までやりとおすさま。徹底的に。「—(も)自...
あくま‐とう【悪魔島】
⇒ディアブル島
あくまとかみ【悪魔と神】
《原題、(フランス)Le Diable et le Bon Dieu》サルトルの戯曲。3幕。1951年、パリのアン...
あくまにこころみられた‐ゆうわくのやま【悪魔に試みられた誘惑の山】
《Mount of Temptation》⇒誘惑の山
あくまのかべ【悪魔の壁】
《原題、(チェコ)Čertova stěna》スメタナのオペラ。全3幕。1882年完成。女流作家・詩人のE=クラス...
あくまのしょうぐん【悪魔の将軍】
《原題、(ドイツ)Des Teufels General》ツックマイヤーの戯曲。3幕。ナチス時代のドイツ軍人の悲劇...
あくま‐の‐しょうめい【悪魔の証明】
1 ローマ法において、所有権の帰属を証明することが困難であることを比喩的に表現した語。ローマ法の原則に従うと、現に...
あくまのじてん【悪魔の辞典】
《原題The Devil's Dictionary》米国の作家ビアスの警句集。新聞・雑誌に載せた警句を、1906年...
あくまのてまりうた【悪魔の手毬唄】
横溝正史の長編推理小説。昭和32年(1957)から昭和34年(1959)にかけて「宝石」誌で連載。単行本は昭和34...
あくまのトリル【悪魔のトリル】
《原題、(イタリア)Il trillo del diavolo》タルティーニのバイオリンソナタト短調の通称。174...
あくまのひのもとに【悪魔の陽の下に】
《原題、(フランス)Sous le soleil de Satan》ベルナノスの長編小説。1926年刊。北フランス...
あくまのびしゅ【悪魔の美酒】
⇒悪魔の霊液
あくま‐の‐ふたご【悪魔の双子】
《Evil Twin》ワイフィッシングのこと。エビルツイン。 [補説]正規のものにそっくりな偽のアクセスポイントを...
あくまのほうしょく【悪魔の飽食】
森村誠一によるノンフィクション。「赤旗」に連載ののち、昭和56年(1981)に刊行。七三一部隊を描く。同隊が行なっ...
あくまのれいえき【悪魔の霊液】
《原題、(ドイツ)Die Elixiere des Teufels》ホフマンの小説。第1巻は1615年、第2巻は1...
あくまのロベール【悪魔のロベール】
《原題、(フランス)Robert le diable》マイヤベーア作曲のオペラ。5幕。1831年パリで初演。スクリ...
あくま‐ばらい【悪魔払い】
祈祷(きとう)などによって悪魔を追い払うこと。
あくまれいはい【悪魔礼拝】
種村季弘の随筆集。古代から現代に至るヨーロッパの悪魔学の歴史をひもときつつ、近代芸術・文学の成立過程を論じる。昭和...
あく‐みょう【悪名】
1 「あくめい(悪名)」に同じ。 2 悪事を働いた者。また、その悪事。「是も新九郎—にまぎれなく」〈浮・武家義理・...
あくみょう【悪名】
今東光の小説。昭和35年(1960)から昭和36年(1961)「週刊朝日」誌に連載。河内生まれの若者を主人公とする...
あく‐む【悪夢】
1 いやな恐ろしい夢。また、不吉な夢。「—にうなされる」 2 夢としか思えないような、思い出すのもいやで恐ろしい現...
悪夢(あくむ)から覚(さ)・める
今まで自覚せずに行ってきた悪いことに気づく。
あくむのカルタ【悪夢の骨牌】
中井英夫の連作短編小説集。「太陽」誌に連載されたのち、昭和48年(1973)刊行。翌昭和49年(1974)、第2回...
あく‐め【悪目】
1 悪い事情。落ち目。「如何なる家の—ぞや、諸神諸仏も見はなしたまうか」〈逍遥・桐一葉〉 2 他人に悪く見える点。...
アクメ
性交時の興奮の絶頂。オルガスムス。
あく‐めい【悪名】
悪い評判。よからぬうわさ。あくみょう。「—が高い」
スカルノ
[1901〜1970]インドネシアの政治家。1928年インドネシア国民党を結成して独立運動を推進。第二次大戦後、独...
あくもち‐ざけ【灰持(ち)酒/灰汁持(ち)酒】
発酵したもろみに灰を混ぜて造る日本酒。熊本特産の赤酒(あかざけ)などがある。→赤酒
あくもの‐ぐい【悪物食い】
「如何物(いかもの)食い」に同じ。
アクモラ
カザフスタン共和国の首都、アスタナの1991年から1998年までの称。
アクモリンスク
カザフスタン共和国の首都、アスタナの1961年以前の称。19世紀にロシア帝国が建設した。
あく‐やく【悪役】
1 映画や芝居などの悪人の役。敵役(かたきやく)。悪形(あくがた)。 2 (比喩的に)人に憎まれる役回り。「—にまわる」
あく‐ゆう【悪友】
1 交際していてためにならない友人。悪いことを共にする仲間。⇔良友。 2 特に仲のよい友人や遊び仲間を親しんでよぶ...
あく‐ゆう【阿久悠】
[1937〜2007]作詞家・小説家。兵庫の生まれ。本名、深田公之(ひろゆき)。広告代理店勤務、放送作家を経て作詞...
あく‐よう【悪用】
[名](スル)本来の用途とは違って、悪い目的に利用すること。「他人の名刺を—する」