きょう‐はい【向背/嚮背】
《「きょうばい」とも》 1 従うことと背くこと。こうはい。〈色葉字類抄〉 2 背き合うこと。仲たがい。「九郎判官と...
きょう‐はい【狂俳】
1 戯れやこっけいを主とする俳諧。 2 雑俳の冠付(かむりづ)けの一。七五調で意味が浅く内容は単純。江戸後期、名古...
きょう‐はい【狂悖】
非常識で不道徳な言動をすること。「—の性は愈々(いよいよ)抑え難くなった」〈中島敦・山月記〉
きょう‐はい【胸背】
胸と背。前と後ろ。
きょう‐はく【脅迫】
[名](スル) 1 相手にあることをさせようと、おどしつけること。「人質を取って—する」「—状」「—電話」 2 刑...
きょう‐はく【強拍】
音楽の拍子(ひょうし)の中で、強勢のある拍。二拍子の第1拍など。下拍。⇔弱拍。
きょう‐はく【強迫】
[名](スル) 1 あることをするよう無理に要求すること。むりじい。「寄付を—する」 2 民法上、他人に違法な害悪...
きょう‐はく【京博】
「京都国立博物館」の略称。
きょうはく‐かんねん【強迫観念】
考えまいとしても脳裏に浮かび、自分の意志では払いのけることのできない観念。「—にとらわれる」
きょうはく‐こうい【強迫行為】
強迫観念を打ち消すために、一定の行為を儀式的に繰り返すこと。自分でも無意味で不合理であると自覚しながら、意志に反し...
きょうはく‐ざい【脅迫罪】
本人または親族の生命・身体・自由・名誉・財産に害を加えると脅す罪。刑法第222条が禁じ、2年以下の懲役または30万...
きょうはく‐しょう【強迫症】
⇒強迫性障害
きょうはく‐しんけいしょう【強迫神経症】
⇒強迫性障害
きょうはくせい‐しょうがい【強迫性障害】
強迫観念や強迫行為を主な症状とする精神疾患。意思に反して不快な考えが繰り返し頭に浮かび、また、不安を振り払うために...
きょうは‐しんとう【教派神道】
国家神道に対して、幕末期に起こり、明治時代に、教派として公認された神道系教団の総称。黒住教・神道修成派・出雲大社教...
今日(きょう)は人(ひと)の上(うえ)明日(あす)は我(わ)が身(み)の上(うえ)
今日は人ごとと思っていた災難も、明日は我が身の上に降りかかってくるかもしれない。災難というものは、いつ誰に起こるか...
きょう‐はん【共犯】
二人以上の者が一つの罪に関与していること。また、その関与者。刑法上、共同正犯・教唆(きょうさ)犯・従犯に分けられる...
きょう‐はん【狭範】
⇒限界ゲージ
きょう‐はん【教判】
「教相判釈(きょうそうはんじゃく)」の略。
きょう‐はん【教範】
1 基準・模範となる教え方。 2 軍事訓練に関係のある教科書の総称。
きょう‐はん【橋畔】
橋のたもと。橋頭。
きょうはん‐しゃ【共犯者】
共同して犯罪を行った者。→共犯
きょう‐ばい【競売】
[名](スル)複数の買い手に値をつけさせて、最高価格を申し出た者に売る方法。法律では、「けいばい」とよびならわされ...
きょうばい‐サイト【競売サイト】
⇒オークションサイト
きょう‐ばいばい【競売買】
複数の売り手・買い手が、定められた方法によって互いに競争して取引し、売買契約を締結する方法。証券取引所(金融商品取...
きょう‐ばこ【経箱】
経文を入れておく箱。経函(きょうかん)。
きょうばし【京橋】
東京都中央区中部の地名。商業地区。江戸時代、日本橋を起点に京へ上る最初の橋があった。もと東京市の区名。 大阪市の寝...
きょう‐ばつ【矜伐】
才能があると、おごり高ぶること。矜慢。
きょう‐ばん【響板】
音響効果を高めるため、ピアノの弦の下に張ってある板。アップライトピアノでは背部に張る。
きょう‐ひ【共匪】
中国で、国民政府時代に共産党指導のもとで活動したゲリラをいった語。
きょうひ‐しょう【強皮症/鞏皮症】
⇒全身性硬化症
きょう‐ひつ【匡弼】
非をただし、欠けたところを補い助けること。また、それを行う人。匡輔(きょうほ)。
きょう‐ひょう【狂飆】
荒れ狂う大風。暴風。「—波を鞭(むちう)ちて」〈鴎外訳・即興詩人〉
きょう‐び【今日日】
今日このごろ。当今。「—珍しい美談だ」
きょうび‐えんるい【狭鼻猿類】
左右の鼻の穴が接近して下を向いているサル類。旧世界に分布し、多くは顔・しりが鮮やかな赤や青色で、尾を枝に巻きつける...
きょう‐びつ【経櫃】
経文を納めておく櫃(ひつ)。
きょう‐びと【京人】
都の人。京都の人。「筑紫の国に二十年(はたとせ)ばかり経にける下衆(げす)の身を、見知らせ給ふべき—よ」〈源・玉鬘〉
きょう‐ふ【怯夫】
臆病者。懦夫(だふ)。「—をして気勢を激発せしむる事なり」〈中村訳・西国立志編〉
きょう‐ふ【侠婦】
侠気のある女。侠女。
きょう‐ふ【恐怖】
[名](スル)おそれること。こわいと思うこと。また、その気持ち。「—にかられる」「人心を—せしめる事件」「—心」
きょう‐ふ【教父】
カトリック教会で、2〜8世紀に現れた神学者のうち、正統信仰をもち、聖なる生涯を送り、教会に公認された人々。オリゲネ...
きょう‐ふ【驚怖】
[名](スル)おどろき恐れること。「大自然の摂理に—の念を抱く」
きょう‐ふう【狂風】
激しく吹きまくる風。
きょう‐ふう【京風】
1 京都の人の好み・やり方。「—の味つけ」 2 洗練されて優雅なようす。
きょう‐ふう【強風】
1 強い風。 2 風速毎秒13.9〜17.1メートル、風力階級7の風。
きょう‐ふう【矯風】
悪い風習・風俗を改め正すこと。
きょう‐ふう【驚風】
漢方で、小児のひきつけを起こす病気の称。癲癇(てんかん)の一型や髄膜炎の類。
きょうふう‐かい【矯風会】
1870年代に米国で禁酒運動をもとに設立されたキリスト教の婦人団体。日本では矢島楫子(やじまかじこ)らが明治19年...
きょうふうき【狂風記】
石川淳の長編小説。昭和46年(1971)から昭和55年(1980)にかけて連載。神話、伝奇、SF、バイオレンスなど...
きょうふう‐じく【強風軸】
高層天気図などにおいて、強風帯の中心を結んだ線。ジェット気流の中心線が、これに相当する。