きんこ‐りゅう【琴古流】
尺八の流派の一。初世黒沢琴古が明和(1764〜1772)のころ創始。都山(とざん)流とともに二大流派をなす。
きん‐こん【菌根】
維管束植物の根に菌類が共生しているもの。マツタケのように菌類が主に外部につく外菌根と、菌類がランなどの内部組織にま...
きん‐こん【禁閫】
宮中の門。また、宮中。
きん‐こん【緊褌】
ふんどしをしっかり締めること。事に当たる前に気を引き締めること。
きんこん‐いちばん【緊褌一番】
気を引き締め、十分な覚悟をもって事に当たること。「—、打開策に取り組む」
きん‐こん‐かん‐こん
[副]学校や会社などでのチャイム、教会の鐘などの音が響くさま。また、その音を表す語。きんこんかん。
きんこん‐きん【菌根菌】
植物の根と菌との共生体である菌根を作る菌。糸状菌の一。植物から光合成による産物をもらう一方、水や土中の栄養物の吸収...
きんこん‐しき【金婚式】
《golden wedding》結婚50周年を祝う式。また、その祝い。→結婚記念式
きんこん‐づけ【金婚漬(け)】
ウリの芯をくりぬき、ダイコンやニンジン・ゴボウ・シソなどを昆布で巻いて詰め込み、味噌やもろみに漬けた食品。古くなる...
きんご
天正カルタを用いたばくちの一。手札とめくり札とを合わせて15、またはそれに最も近い数を勝ちとするもの。
きん‐ご【金吾】
《漢代に宮門の警備や天子の護衛に当たった武官「執金吾」の略》衛門府の唐名。
きん‐ごう【近郷】
近くの村。また、都市に近い村。「—近在」
きん‐ごく【近国】
1 近くの国。 2 律令制で定められていた行政区画で、京に近い国々。伊賀・伊勢・志摩・尾張・三河・丹波・因幡(いな...
きん‐ごく【禁国】
律令制で、封戸(ふこ)に充てることを禁じられた国。伊賀・伊勢・三河・近江(おうみ)・美濃・越中・石見(いわみ)・備...
きん‐ごく【禁獄】
[名](スル)牢獄に拘禁すること。「地の底の牢舎へ、—せられる身の上となった」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉
きんごしゅう【琴後集】
⇒ことじりしゅう(琴後集)
きん‐ごしらえ【金拵え】
金で作ったり飾ったりすること。また、そのもの。特に、刀剣の付属金具についていう。こがねづくり。「—の脇差」
きん‐さ【僅差】
わずかの差。「—で負ける」
きん‐さ【金砂】
⇒きんしゃ(金砂)
きん‐さい【金釵】
金製のかんざし。きんさ。
きん‐さいきん【金再禁】
金輸出禁止を解いた後に、再び金の輸出を禁止すること。
きん‐さいぼう【筋細胞】
動物体の筋肉組織を形成する収縮性のある細胞。細長い紡錘状または線維状を示すので、筋線維ともよぶ。筋肉細胞。
きん‐さく【近作】
その作者の最近の作品。
きん‐さく【金策】
[名](スル)必要な金銭を準備すること。また、そのための工夫。金の工面。「—に走る」
きんさしゅう【金沙集】
茅野雅子による歌集。大正6年(1917)発表。
きんさ‐だいじん【欽差大臣】
中国、清代におかれた臨時の官職。皇帝直属で、内乱鎮圧・対外重要問題処理などを担当した。
きん‐さつ【金札】
1 金製のふだ。また、金色のふだ。 2 江戸時代、諸藩が発行した金貨代用の紙幣。 3 明治初年、政府が発行した金貨...
きんさつ【金札】
謡曲。脇能・五番目物。喜多以外の各流。観阿弥作。桓武天皇の勅使が神社創建のため伏見へ行くと天から金札が降り、天津太...
きん‐さつ【禁札】
禁制の条項を書いた立て札。
きん‐さつ【禁殺】
閉じ込めて殺すこと。「兵部卿親王を—し奉る由」〈太平記・一四〉
きんサテライト‐さいぼう【筋サテライト細胞】
⇒筋衛星細胞
きん‐さん【菌傘】
きのこの傘状の部分。
きん‐ざ【金座】
江戸幕府の金貨鋳造所。勘定奉行の管轄下にあった。文禄4年(1595)徳川家康が後藤庄三郎光次を江戸に招いて小判を鋳...
きん‐ざい【近在】
都市の近くの村。近郷(きんごう)。
きん‐ザラサ【金ザラサ】
金泥で模様を彩色したサラサ。
きん‐ざん【金山】
金を産出する鉱山。金鉱。
きんざん‐じ【径山寺】
中国浙江(せっこう)省北部、天目山北東峰の径山にある臨済宗の寺。中国五山の一。 「径山寺味噌(みそ)」の略。
きんざん‐じ【金山寺】
岡山市北区金山寺にある天台宗の寺。山号は銘金山、院号は遍照院。孝謙天皇のときの建立と伝え、天正3年(1575)円智...
きんざんじ‐みそ【径山寺味噌/金山寺味噌】
煎(い)った大豆と大麦の麹(こうじ)をまぜて塩を加え、刻んだなすや瓜・しょうがなどを入れて熟成させたなめ味噌。和歌...
きん‐し【近思】
自分の身近なところから考えていくこと。
きん‐し【近視】
平行光線が網膜の前方で像を結ぶため、遠い所がよく見えない状態。また、その目。水晶体の屈折力が強すぎるか、網膜までの...
きんし【金史】
中国二十四史の一。金の歴史を記した書。元の脱脱(托克托(トクト))らの撰。1344年成立。本紀19、志39、表4、...
きん‐し【金糸】
1 金色の糸。 2 金箔(きんぱく)を和紙にはりつけ細く切って縒(よ)ったり、金箔を細く切って絹糸などの周囲に縒り...
きん‐し【金紙】
1 「きんがみ(金紙)1」に同じ。 2 「金札(きんさつ)4」に同じ。
きん‐し【金紫】
金印と紫綬(しじゅ)。また、それを身につけるような高位・高官。
きん‐し【金鵄】
金色のトビ。神武天皇が長髄彦(ながすねひこ)を征伐したとき、弓の先に止まり、味方を勝利に導いたという。
きん‐し【菌糸】
菌類の栄養体を構成する糸状の細胞列。環境条件がよければ分枝と結合を限りなく繰り返し、種によって子実体(しじつたい)...
きん‐し【勤仕】
[名](スル)《「きんじ」とも》職務・役目をつとめ、つかえること。ごんし。「宮中に—する」
きん‐し【禁止】
[名](スル)《古くは「きんじ」とも》ある行為を行わないように命令すること。「通行を—する」「外出—」
きんし‐えいぎょう【禁止営業】
公益上・行政上・財政上の理由により、国が禁止している営業。売春、猥褻(わいせつ)文書・図画の販売、貨幣・紙幣・国債...