ききくる【キキクル】
気象庁が公開している、大雨による災害発生の危険度分布の愛称。土砂災害・浸水害・洪水害の危険を度合いによって色分けし...
きき‐ぐるし・い【聞(き)苦しい】
[形][文]ききぐる・し[シク] 1 聞いていて不愉快である。聞くにたえない。「—・い言い訳ばかりをする」 2 聞...
きき‐こう【聞(き)香】
香をかぐこと。香をかいでその種類を当てること。ぶんこう。もんこう。
きき‐こみ【聞(き)込み】
聞いて知ること。特に、刑事などが犯罪捜査のためにあちこち聞いてまわり、情報を得ること。「—捜査」
きき‐こ・む【聞(き)込む】
[動マ五(四)] 1 聞いて知る。情報などを聞き出す。「どこで—・んだか油断がならない」 2 繰り返し十分に聞く。...
きき‐ごうしゃ【聞(き)巧者】
「聞き上手(じょうず)」に同じ。
きき‐ごうろ【聞(き)香炉】
手にとって香をかぐための、小型で煙返しをつけない一重口の香炉。
きき‐ごたえ【聞き応え】
聞くだけの価値があること。「—のある演奏」
きき‐ごと【聞き事】
聞くだけの価値があること。「一列に並び、互ひの悪をいひあひけるこそ—なれ」〈浮・禁短気・三〉
きき‐ごま【利(き)駒】
将棋で、金将・銀将・飛車・角行などの、攻守にすぐれた働き駒。また、相手の駒の働きを抑えている駒。
きき‐ざけ【聞(き)酒/利(き)酒】
酒を少量味わって、そのよしあしを鑑定すること。また、そのために用いる酒。《季 秋》
きき‐さ・す【聞き止す】
[動サ四]聞くのを中途でやめる。「異なる事なければ—・し給ひつ」〈源・帚木〉
きき‐さだ・める【聞(き)定める】
[動マ下一][文]ききさだ・む[マ下二]聞いて、はっきりこれと確かめる。「物音の性質を—・めようとすると同時に」〈...
きき‐ざい【毀棄罪】
物の効用をそこなう罪の総称。文書の毀棄、建造物・器物の損壊、信書の隠匿などの罪を含む。→公用文書等毀棄罪 →私用文...
きき‐ざれ【聞き戯れ】
話をいい加減に聞くこと。冗談半分。「—に聞けるなり」〈土佐〉
聞(き)きしに勝(まさ)・る
聞いて予想していた以上に程度がはなはだしい。「—・る大惨事」「—・る豪華なホテルだった」
きき‐しの・ぶ【聞き忍ぶ】
[動バ四]聞いても黙っている。聞こえないふりをする。「心やましううち思ひて—・び給ふ」〈源・横笛〉
きき‐し・める【聞き占める】
[動マ下一]その声や音などをしっかり聞く。「伸子は保の云うことを、半分も—・めてはいないのであった」〈宮本・伸子〉
ききしり‐がお【聞き知り顔】
聞いてわかっているという顔つき。「内の人は、—にさし答(いら)へ給はむもつつましくて」〈源・総角〉
きき‐し・る【聞(き)知る】
[動ラ五(四)] 1 聞いて知る。「うわさで—・ったかぎりでは」 2 聞いてわかる。聞いてその意味を理解する。「あ...
きき‐しんがく【危機神学】
《(ドイツ)Theologie der Krisis》第一次大戦後の混乱の中で説かれた弁証法神学。
きき‐じょうず【聞(き)上手】
相手にうまく応答して、気分よく十分に話をさせること。また、その人。聞き巧者(ごうしゃ)。⇔聞き下手(べた)。
きき‐すご・す【聞(き)過ごす】
[動サ五(四)]いい加減に聞いて心にとめないでおく。また、聞かなかったことにする。聞き流す。「人の注意を—・す」
きき‐ずて【聞(き)捨て】
《「ききすて」とも》聞いたことを心にとめないこと。「忠告を—にする」
きき‐す・てる【聞(き)捨てる】
[動タ下一][文]ききす・つ[タ下二]聞いたことを意識的に心にとめないようにする。聞き流す。「妻の言葉を—・てて、...
きき‐すま・す【聞(き)澄ます】
[動サ五(四)]心を落ち着けてよく聞く。耳をすまして聞く。「目を閉(つぶ)って、足許(あしもと)の小石を揺(ゆす)...
きき‐すま・す【聞き済ます】
[動サ四]すっかり聞き取る。「将軍これを—・してげれば」〈太平記・一七〉
きき‐ず・む【聞(き)済む】
[動マ五(四)]《「ききすむ」とも》聞きとどける。承諾する。「外に望みは何もない、どうか—・んで下さい」〈円朝・怪...
聞(き)き捨(ず)てなら◦ない
黙って聞き流すわけにはいかない。「その話は—◦ない」
きき‐ずみ【聞(き)済み】
聞きとどけること。承諾すること。「先刻御話を申した様に御—を願いたい」〈漱石・虞美人草〉
鬼気(きき)迫(せま)・る
恐ろしく不気味な気配でいっぱいになる。「—・る演技」
きき‐そ・う【聞き添ふ】
[動ハ下二]聞いた上にさらに聞く。「めづらしき事どもを—・ふるかなと、人知れず思ひ知りて」〈源・関屋〉
きき‐そこな・う【聞(き)損なう】
[動ワ五(ハ四)] 1 聞く機会を逃す。「評判の名講義を—・う」 2 聞きまちがえる。聞き誤る。「声が低かったので...
きき‐そび・れる【聞きそびれる】
[動ラ下一][文]ききそび・る[ラ下二]聞く機会を逃して、聞かないままになる。「来週の予定を—・れる」
きき‐ぞん【聞(き)損】
聞いても得にならないこと。聞くだけ損になること。⇔聞き得。
ききたいおうえんかつか‐ぎょうむ【危機対応円滑化業務】
日本政策金融公庫が、危機対応業務の指定金融機関である日本政策投資銀行および商工組合中央金庫に対して一定の信用の供与...
ききたいおう‐ぎょうむ【危機対応業務】
金融危機や大規模災害が発生した場合に、日本政策投資銀行(政投銀)と商工組合中央金庫(商工中金)が窓口となって、事業...
ききたいおう‐ゆうし【危機対応融資】
金融危機などが発生した際に、政府が日本政策投資銀行など指定の金融機関を通じて企業に低利で融資を行う制度。金融機関に...
きき‐たが・える【聞き違える】
[動ア下一][文]ききたが・ふ[ハ下二]「ききちがえる」に同じ。
きき‐ただ・す【聞き質す/聞き糺す】
[動サ五(四)]物事の不明な点などを聞いて確かめる。「うわさの真偽を—・す」
きき‐た・つ【聞き立つ】
[動タ下二]たずね求める。熱心に聞き出す。「金銀あるに任せて少し取り出で、手掛け者を—・て」〈浮・永代蔵・五〉
きき‐だ・す【聞(き)出す】
[動サ五(四)] 1 自分の知りたいことなどを、聞いてさぐり出す。「相手の本心を—・す」 2 聞くことを始める。聞...
きき‐ちがい【聞(き)違い】
聞きまちがいをすること。ききちがえ。「それは何かの—だろう」
きき‐ちが・う【聞(き)違う】
[動ワ五(ハ四)]「聞き違える」に同じ。「電話番号を—・う」 [動ハ下二]「ききちがえる」の文語形。
きき‐ちが・える【聞(き)違える】
[動ア下一][文]ききちが・ふ[ハ下二]人の言葉や話の内容をまちがって聞き取る。聞き誤る。聞きまちがえる。ききちが...
きき‐ちゃ【聞(き)茶/利(き)茶】
1 「嗅(か)ぎ茶」に同じ。《季 春》「絵襖(ゑぶすま)の古き牡丹に—かな/虚子」 2 「闘茶(とうちゃ)」に同じ。
きき‐ぢょく【利き猪口】
利き酒の際に用いる猪口(ちょく)。ふつう、小振りの湯のみ大の白地の磁器で、酒の光沢を見るため底に青色の蛇の目模様が...
きき‐つ・く【聞き付く】
[動カ四]心ひかれて聞く。聞き入る。「いと懐しげなるに—・きて」〈源・薄雲〉 [動カ下二]「ききつける」の文語形。
きき‐つ・ぐ【聞(き)継ぐ】
[動ガ五(四)] 1 人から人へと次々に伝え聞く。「昔から語りつぎ—・がれてきた話」 2 続けて聞く。「霍公鳥(ほ...
きき‐つ・ける【聞(き)付ける】
[動カ下一][文]ききつ・く[カ下二] 1 音や声に気づく。「怪しい物音を—・けて外に出る」 2 偶然聞いて知る。...