言葉(ことば)を挟(はさ)・む
人の話の途中で口をきく。口出しをする。ことばをさしはさむ。「横から—・む」
言葉(ことば)を卑(ひく)く◦する
へりくだって物を言う。「—◦してお願いにあがる」
コトパクシ
エクアドル中央部、アンデス山脈中にある活火山。チンボラソに次ぐ同国第2の高峰。標高5911メートル。美しい山容の成...
こと‐ひき【琴引】
シマイサキ科の海水魚。全長約25センチ。体は細長く、淡青色で、体側に3本の灰黒色の縦帯がある。浮き袋の伸縮によって...
こと‐ひき【琴弾き】
琴を弾くこと。また、弾く人。
ことひき‐こうえん【琴弾公園】
香川県観音寺市にある県立公園。瀬戸内海国立公園の一部で、標高58メートルの琴弾山と瀬戸内海に面する有明浜からなる。...
ことひき‐はま【琴引浜】
京都府京丹後市にある砂浜。若狭湾国定公園に含まれる。全長1.8キロメートル。砂を踏んで歩くと音を立てる「鳴き砂」で...
こと‐ひと【異人】
別の人。ほかの人。「和歌(やまとうた)、あるじも客人(まらうど)も—も言ひあへりけり」〈土佐〉
ことひら【琴平】
香川県西部、仲多度(なかたど)郡の地名。金刀比羅(ことひら)宮の鳥居前町として発達。
ことひら‐ぐう【金刀比羅宮】
香川県仲多度(なかたど)郡琴平(ことひら)町にある神社。祭神は大物主神を主神とし、崇徳天皇を配祀(はいし)。海上安...
ことひら‐ちょう【琴平町】
⇒琴平
ことひら‐やま【琴平山】
香川県西部、琴平町にある山。標高521メートル。中腹に金刀比羅宮がある。象頭山(ぞうずさん)。
こ‐とびで【小飛出】
能面の一。敏捷(びんしょう)な神通力を見せる神体や鬼畜を表す。大飛出より小ぶりの肉色の面で、「小鍛冶」「殺生石」な...
こと‐ふ・る【事旧る/言旧る】
[動ラ上二]古くさくなる。古めかしくなる。言い古される。「みな源氏物語、枕草子などに—・りにたれど」〈徒然・一九〉
こと‐ぶき【寿】
1 祝いの言葉を言うこと。また、その言葉。ことほぎ。「婚姻の—を述べる」 2 めでたいこと。いわい。よろこび。また...
ことぶき‐きょうげん【寿狂言】
歌舞伎で、中村・市村・森田の江戸三座に創建当初から伝承された儀礼的狂言。その座の記念特別興行などに上演された。家狂言。
ことぶきくらべ【寿競】
箏曲(そうきょく)。山田流。2世山木検校太賀一作曲。浦島太郎の竜宮行きを題材に、長寿を祝ったもの。
ことぶき‐ぐさ【寿草】
フクジュソウの別名。
ことぶき‐せんべい【寿煎餅】
もち米を原料にした、紅白・大小の丸形せんべい。表に寿の一字が書いてある。石川県金沢市の銘菓。
ことぶき‐たいしゃ【寿退社】
[名](スル)女性社員が結婚を理由に退職すること。
こと‐ぶ・く【寿く】
[動カ五(四)]《「ことほぐ」の音変化》喜びを言う。祝う。「安らけく治まる御代の太平を—・いてましたが」〈魯庵・社...
コトブス
⇒コットブス
こと‐ぶれ【事触れ/言触れ】
1 物事を世間に広く告げ知らせること。また、そのもの。「春の—」 2 「鹿島(かしま)の事触れ」に同じ。《季 新年》
こと‐ほぎ【寿ぎ/言祝ぎ】
《上代は「ことほき」》ことほぐこと。言葉で祝うこと。祝賀。「新年の—」
こと‐ほ・ぐ【寿ぐ/言祝ぐ】
[動ガ五(四)]《上代は「ことほく」》喜びや祝いの言葉を述べる。言葉で祝賀する。「古希を—・ぐ」
ことほぞん‐ほう【古都保存法】
「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」の略称。京都市・奈良市・鎌倉市その他政令で定める市町村が対象とな...
ことほど‐さように【事程左様に】
[副]《英語のso…thatの訳語という》前に述べたことを受けて、後で述べる事柄の程度を強調する語。それほど。それ...
こと‐まつり【事祭(り)】
関西・中国地方で行われる春の民間の祭り。3、4月ごろに行う。餅をついて各家でご馳走を食べ、軒に箸(はし)のすだれを...
こと‐む・く【言向く】
[動カ下二]背いた者を説得して自分に従わせる。平定する。「ちはやぶる神を—・けまつろはぬ人をも和(やは)し」〈万・...
こと‐も‐あろう‐に【事も有ろうに】
[連語]《名詞「こと」+係助詞「も」+動詞「あり」の未然形+推量の助動詞「う」の連体形+接続助詞「に」》とった行動...
言(こと)も疎(おろ)か
言うまでもないが。言わずと知れたことだが。もちろん。「—や、清和天皇十代の御末、鎌倉殿の御弟、九郎大夫判官殿ぞかし...
事(こと)も愚(おろ)か
おろそか。いいかげん。なみたいてい。「秋の田に紅葉ちりける山里を—に思ひけるかな」〈千載・秋下〉
こ‐ともし【小灯し】
手燭(てしょく)や小提灯(こぢょうちん)などのような小さなあかり。ことぼし。
言(こと)悖(もと)りて出(い)ずればまた悖(もと)りて入(い)る
《「礼記」大学から》他人に向かって道理に反した言葉を言えば、他人から道理に反した言葉で報いられる。
こと‐も‐なげ【事も無げ】
[形動][文][ナリ]事を事とも思わないさま。なんでもないかのように平然としているさま。「—にやってのける」
事(こと)もな・し
1 何事もない。無事である。「すべて世は—・し」〈上田敏訳・海潮音・春の朝〉 「—・く生き来しものを老いなみにかか...
こと‐もの【異物/異者】
別の物。ほかの物。また、別の人。「あはれなる手など弾き給へるに、—の声どもは止(や)めて」〈源・須磨〉
こと‐や・む【言止む】
[動マ下二] 1 言うことができないようにする。黙らせる。「語(こと)問ひし磐(いは)ね樹立(こだち)、草の片葉(...
こと‐ゆえ【事故】
よくないことが起こること。さしさわり。じこ。多く「ことゆえなし」の形で用いられる。「相構へて、—なく返し入れ奉れ」...
こと‐ゆ・く【事行く】
[動カ四]物事がうまく運ぶ。折り合いがつく。納得がいく。「—・かぬ物ゆゑ、大納言をそしりあひたり」〈竹取〉
こと‐よう【異用】
別の用事。別の用途。「—に用ゐることなくて」〈徒然・六〇〉
こと‐よう【異様】
[名・形動ナリ]普通と違っていること。また、そのさま。風変わり。「風俗の—なるは」〈逍遥・当世書生気質〉 「これが...
こと‐ようか【事八日】
2月8日と12月8日の行事の総称。正月を中心にして12月8日を御事始め、2月8日を御事納めとよぶところと、1年の農...
こと‐よが・る【言好がる】
[動ラ四]言葉巧みに言う。体裁のよいことを言う。「いとあはれに後ろめたくなむなど—・るを」〈源・蓬生〉
こと‐よさ・す【言寄さす/事寄さす】
[動サ四]《「ことよす」の尊敬語》ご命令になる。お任せになる。「天の沼矛(ぬぼこ)をたまひて—・し給ひき」〈記・上〉
こと‐よ・し【言好し】
[形ク]口先がうまい。言葉巧みである。「かく—・くいみじきに、女はましてすかされたるにやあらむ」〈源・東屋〉
ことよせ‐づま【言寄せ妻】
妻だとうわさされている女。「里人の—を荒垣のよそにや我(あ)が見む憎くあらなくに」〈万・二五六二〉
こと‐よ・せる【言寄せる/事寄せる】
[動サ下一][文]ことよ・す[サ下二] 1 ほかの事に託して事をなす。かこつける。口実にする。「仕事に—・せては遊...
こと‐よ・る【事寄る】
[動ラ四]ある方に傾く。一方にかたよる。「やむごとなくおぼしたるは限りありて、一方なめれば、それに—・りて」〈源・...
こと‐よろ
俗に、新年の挨拶「今年もよろしく」を略したもの。「明けおめ、—」