こ‐ひげ【小髭】
1 少しだけはえているひげ。「四十ばかりなる男の—なるが」〈盛衰記・三九〉 2 イグサ科の多年草。イグサより細く、...
コヒサン
⇒コンヒサン
こ‐ひざ【小膝】
ひざ。ひざについてのちょっとした動作にいう。「—を進める」
こひざ‐つき【小膝突き】
ひざを地につけて、ひざまずくこと。
小膝(こひざ)を打(う)・つ
ふと思いついたり、感心したりしたときに膝を軽く打つ。
こ‐ひしつ【古皮質】
大脳皮質の一部で、系統発生的には旧皮質に次いで現れる部分。両生類以上に見られ、両生類では旧皮質とともに主要部を占め...
こ‐ひじ【泥】
どろ。水分の多い土。「恋路」と掛け詞になる場合が多い。「いかばかり深かりける十市の里の—なるらむ」〈狭衣・一〉
こ‐ひじ【小肘/小肱】
ひじ。ひじについてのちょっとした動作にいう。「大鏑(おほかぶら)を取ってつがひ、—のまはるほど引きつめて」〈古活字...
こ‐ひっさきもとゆい【小引っ裂き元結】
小形の引っ裂き元結。江戸時代、奥女中が用いた。→引き裂き元結
こ‐ひつ【古筆】
1 古人の筆跡。特に、平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた和様書道のすぐれた筆跡をいう。 2 「古筆見(こひつみ)...
こひつ‐か【古筆家】
古筆の鑑定をする専門家。古筆見。
こひつ‐ぎれ【古筆切/古筆裂】
古筆の断簡。巻物や冊子になった歌集などの古筆を切断したもの。幅仕立てや手鑑(てかがみ)にして、愛好された。
こ‐ひつじ【小羊/子羊】
1 小さな羊。また、羊の子。 2 弱いもの、頼りないものなどのたとえ。「迷える—」
こひつ‐てかがみ【古筆手鑑】
⇒手鑑1
こひつ‐み【古筆見】
古筆の真偽・筆者などを鑑定すること。また、その人。古筆。
こひつ‐りょうさ【古筆了佐】
[1572〜1662]桃山時代から江戸前期の古筆鑑定家。古筆家の祖。近江(おうみ)の人。本名、平沢弥四郎。出家して...
コヒマ
インド東部、ナガランド州の都市。同州の州都。ナガ丘陵の標高約1300メートルに位置する。モンゴロイド系のナガ族が多...
コヒマル
キューバの首都ハバナ近郊にある漁村。市街中心部の東約7キロメートルに位置する。ヘミングウェイの小説「老人と海」の舞...
こ‐ひも【小紐】
半臂(はんぴ)の腰に結ぶ細い紐。
こ‐ひょう【小兵】
1 からだつきの小さいこと。小柄。小づくり。「—力士」⇔大兵(だいひょう)。 2 弓を引く力が弱いこと。また、その...
こ‐ひょう【虎豹】
1 虎と豹。 2 勇猛でたけだけしいもののたとえ。「—の勇」
こ‐ひょう【孤平】
漢詩で、平声(ひょうしょう)の文字1字が前後を仄声(そくせい)の文字に挟まれていること。韻律を重視する近体詩ではこ...
虎豹(こひょう)の駒(く)は食牛(しょくぎゅう)の気(き)あり
虎(とら)や豹(ひょう)の子は、小さくても牛を食うほど意気盛んである。大人物は幼いころから人と違ったところがあると...
こ‐ひら【小平】
1 建築で、長方形のこと。 2 寄棟造(よせむねづく)りの民家で、妻側にある三角形の屋根面。
こ‐ひる【小昼】
《「こびる」とも》 1 正午に近いころの時刻。 2 昼食と夕食の間、または朝食と昼食の間にとる軽い食事。
こ‐ひん【古品】
古い品物。古物。
こひん‐かっぷこうにゅうあっせん【個品割賦購入斡旋】
「個別信用購入斡旋(あっせん)」(個別クレジット)の旧称。 [補説]悪質な訪問販売によって高齢者が大量または支払い...
コヒーシン
DNAに結合するたんぱく質複合体の一つ。細胞が分裂する際に、複製された染色体をつなぎとめる機能を果たす。
コヒーラー
初期の無線電信に用いた検波器。ガラス管にニッケル細紛を入れ両端に電極を設けたもの。コヒラー。
コヒーレンス
波動が互いに干渉することができる性質。コヒーレントな性質のこと。干渉性。可干渉性。⇔インコヒーレンス。
コヒーレンス‐じかん【コヒーレンス時間】
量子コンピューターで、量子ビット同士の重ね合わせや量子もつれの状態が、熱雑音などの影響を受けずに保たれる時間。量子...
コヒーレント
[形動]《「干渉可能な」の意》波動が互いに干渉しあう性質をもつさま。二つ(または複数)の波の振幅と位相の間に一定の...
コヒーレント‐こう【コヒーレント光】
干渉しあう性質をもつ光。代表的なものとして、誘導放出によるレーザー光があり、二重スリットを通すと鮮明な干渉縞が生じる。
コヒーレント‐じかん【コヒーレント時間】
⇒コヒーレンス時間
こび【媚】
1 人に取り入って、機嫌をとろうとすること。へつらうこと。 2 女が男に対して色気を示すこと。「—を含んだ声」
こ‐び【狐媚】
1 狐が人をだますように、じょうずに取り入って人を惑わすこと。 2 狐が人を化かすこと。また、狐の化けたもの。
こ‐びき【木挽き】
木材をのこぎりでひいて用材に仕立てること。また、それを職業とする人。
こびき‐うた【木挽き歌/木挽き唄】
木挽き職人がのこぎりで木をひくときにうたう仕事歌。
こびき‐ちょう【木挽町】
東京都中央区銀座にあった地名。木挽き職人が多く住んだところからの名。江戸時代の劇場街で、現在も歌舞伎座がある。 歌...
こびきちょう‐かのう【木挽町狩野】
江戸幕府の奥絵師、狩野派四家の一。狩野尚信に始まり、木挽町に居を定めたのでこの名がある。
こびきちょうのあだうち【木挽町のあだ討ち】
永井紗耶子の小説。令和5年(2023)刊行。江戸時代の芝居小屋を舞台に、仇討ち騒動とその真相を描く。第169回直木...
こ‐びさし【小庇/小廂】
小さいひさし。また、寝殿造りで、ひさしの間(ま)の狭いもの。
こ‐びじゅつ【古美術】
古い時代の書画・彫刻・陶磁器などの美術品の総称。
こびじゅつ‐しょう【古美術商】
美術商のうち、古美術を主に取り扱う人。
こ‐びぜん【古備前】
1 平安中期から末期ころまでに備前の刀工が作った日本刀の総称。 2 鎌倉時代から桃山時代にかけての備前焼。
こ‐びたい【小額】
1 ひたい。ひたいについてのちょっとした動作にいう。「判官(はうぐわん)あまりの嬉しさに、—はったと打って」〈狂言...
こび‐ちゃ【媚茶】
黒みがかった濃い茶色。
コビッド‐じゅうきゅう
《coronavirus disease 2019》2019年12月に報告された新型コロナウイルスによる、肺炎など...
こび‐つ・く【こび付く】
[動カ五(四)]しっかりとくっつく。こびりつく。「飯粒が—・いた鍋」
こ‐びと【小人】
1 背丈が非常に低い人。侏儒(しゅじゅ)。 2 物語などに登場する、からだが小さい想像上の人物。 3 武家で、雑役...