ごんすい【言水】
⇒池西言水(いけにしごんすい)
ごんすけ【権助】
《江戸時代、下男に多い名であったところから》下男。飯たき男。
ごんず
「ごんず草鞋(わらじ)」の略。
ごん‐ずい【権萃】
ミツバウツギ科の落葉高木。関東以西の雑木林に自生。枝は紫黒色をし、羽状複葉をつける。初夏、黄緑色の小花が多数つく。...
ごん‐ずい【権瑞】
ナマズ目ゴンズイ科の海水魚。全長約25センチ。体形はナマズに似て、口ひげは8本。体色は褐色で、体側に2本の黄色いす...
ごんず‐わらじ【ごんず草鞋】
乳(ち)とひもとを布で作ったわら草履。子供が用いた。跡付け草履。武者わらじ。権蔵(ごんぞう)。
ごん‐せき【権跡/権蹟】
《権大納言になったところから》藤原行成の筆跡。→三蹟(さんせき)
ごん‐せつ【言説】
⇒げんせつ(言説)
ごん‐ぜつ【言舌】
物を言うこと。物言い。弁舌。「尤も片頰腫れ上られ居り候えば、—も甚ださだかならず」〈芥川・糸女覚え書〉
ごん‐ぜつ【金漆】
コシアブラの樹脂液。塗料にする。
ごんそう【勤操】
[758〜827]奈良末期から平安初期の三論宗の僧。大和の人。大安寺で三論を学び、宮中の講義を認められて大僧都・東...
ごんぞう【権蔵】
⇒ごんず草鞋(わらじ)
ごんた【権太】
《浄瑠璃「義経千本桜」の中の人物「いがみの権太」の名から》 1 悪者。ごろつき。 2 いたずらっ子。腕白小僧。
ごんだ【権田】
姓氏の一。 [補説]「権田」姓の人物権田直助(ごんだなおすけ)権田雷斧(ごんだらいふ)
ごん‐だいじょう【権大乗】
仏語。大乗の中の方便の教説。諸派の間では互いに、自派を真として実大乗といい、対立する立場を権大乗と称する。
ごん‐だいなごん【権大納言】
大納言の権官。定員外の大納言。ごんのだいなごん。
ごんだ‐なおすけ【権田直助】
[1809〜1887]幕末・明治初期の国学者・医者。武蔵の人。号、名越舎(なごしのや)。平田篤胤(ひらたあつたね)...
ごんだ‐らいふ【権田雷斧】
[1847〜1934]仏教学者。真言宗の僧。新潟の生まれ。奈良の長谷寺で修学。豊山派(ぶざんは)管長・大正大学学長...
ゴンダール
エチオピア北部の都市。エチオピア高原の標高約2000メートル、タナ湖の北東に位置する。17世紀から19世紀にかけて...
ごん‐ち【権智】
仏・菩薩(ぼさつ)が方便をもって人々を教え導く智慧(ちえ)。⇔実智。
ゴンチャロフ
[1812〜1891]ロシアの小説家。人物の性格描写にすぐれた、克明なリアリズムが特色。1853年、プチャーチン提...
ごん‐てき【権的】
「権妻(ごんさい)」に同じ。
ごん‐でん【権殿】
社殿を造営・修理する間、神体を仮に奉安する場所。仮殿(かりどの)。
ごんどう‐くじら【巨頭鯨】
《「ごんどう」は「ごとう(五島)」の音変化か》頭が大きく丸く、吻(ふん)がないハクジラの総称。ハナゴンドウ・カズハ...
ごんどう‐ひろし【権藤博】
[1938〜 ]プロ野球選手・監督。佐賀の生まれ。社会人野球を経て、昭和36年(1961)中日ドラゴンズに入団。1...
ゴンドラ
1 イタリア、ベネチアの運河で使われる平底船。船首・船尾が反り上がり、船体は細長く、1本のかいで操る。 2 飛行船...
ゴンドワナ‐たいりく【ゴンドワナ大陸】
《Gondwana》古生代から中生代前半にかけて、南半球に広がっていたと考えられる大陸。その後分裂・移動して現在の...
ごん‐の‐かみ【権守/権頭】
守(かみ)(国司の長官)、または、頭(かみ)(寮の長官)の権官(ごんかん)。「何の—、大夫などいふ人の」〈枕・一七七〉
権(ごん)の北(きた)の方(かた)
北の方に準じる人。準正室。「御召人(おほんめしうど)の典侍(ないしのすけ)のおぼえ、年月にそへてただ—にて」〈栄花...
ごん‐の‐そうじょう【権僧正】
大僧正・僧正の次の位にある者。僧正の権官。
ごん‐の‐そち【権帥】
「大宰権帥(だざいのごんのそち)」の略。
ゴンバデ‐アラビヤーン
イラン北西部の都市ハマダーンにある霊廟(れいびょう)。12世紀にイスラム寺院として建造。その後、セルジューク朝時代...
ゴンバデ‐カーブース
イラン北部、ゴレスターン州の都市。トルクメニスタンとの国境に近く、トルクメン人が多く居住する。町の名の由来となった...
ゴンバデ‐サブズ
イラン北東部の都市マシュハドのハラメモタッハル広場にある霊廟(れいびょう)。サファビー朝アッバース1世により建造。
ごんぱち【権八】
《歌舞伎「傾情吾妻鑑」の中で、白井権八が、幡随院(ばんずいいん)長兵衛の家で食客になっていたところから》いそうろう...
ゴンパーズ
[1850〜1924]米国の労働運動指導者。英国生まれ。米国に移民後、1886年、米国労働総同盟(AFL)を結成し...
ごんべえ【権兵衛】
《田舎の人に「権兵衛」という名が多かったところから》 1 農民や田舎者を見下していう語。 2 幼児のぼんのくぼにそ...
権兵衛(ごんべえ)が種(たね)蒔(ま)きゃ烏(からす)がほじくる
人のしたことを、あとから打ち壊すたとえ。また、無駄骨折りのたとえ。
ごんべえ‐やき【権兵衛焼】
《萩焼の陶工、倉崎権兵衛が焼いたところから》楽山(らくざん)焼の異称。
ゴンベけいりゅう‐こくりつこうえん【ゴンベ渓流国立公園】
《Gombe Stream National Park》タンザニア西部にある国立公園。キゴマの北約15キロメートル...
ごん‐べん【言偏】
漢字の偏の一。「許」「証」などの「言」の称。言葉偏(ことばへん)。
ゴンペルツ‐きょくせん【ゴンペルツ曲線】
《Gompertz curve》英国19世紀の数学者ゴンペルツが考案した、年齢と死亡率の関係を表すグラフにみられる...
ごん‐りょう【含霊】
「含識(がんしき)」に同じ。
ごんりん‐おう【銀輪王】
転輪王の一。銀の輪宝を感得し、須弥山(しゅみせん)の東・南・西三州を統治する王。ぎんりんおう。
ごん‐れい【権令】
県令に次ぐ県の地方長官。明治4年(1871)、権知事を改称して置かれ、同11年に廃止された。
ごん‐ろう【今良】
⇒こんりょう(今良)