ごえつ‐どうしゅう【呉越同舟】
《「孫子」九地から》仲の悪い者どうしが同じ所に居合わせたり、行動を共にしたりすること。また、敵対していてもいざとい...
ご‐えふ【五衛府】
律令制で、衛門府、左・右衛士府、左・右兵衛府のこと。
ごえもん‐ぶろ【五右衛門風呂】
《石川五右衛門が、釜ゆでの刑に処せられたという俗説から》かまどの上に鉄釜を据え、下から火をたいて直接に沸かす風呂。...
ゴエラン‐とう【ゴエラン島】
《Îlot Goéland》ニューカレドニアの首都ヌーメアの南西沖合にある無人島。フランス語で「カモメの島」とよば...
ご‐えん【後宴】
1 神祭の翌日、潔斎(けっさい)を解いたあとで催される酒宴。 2 大きな宴のあと、場所や日を改めたりして、さらに催...
ご‐えん【後燕】
⇒こうえん(後燕)
ご‐えん【誤嚥】
[名](スル)飲食物や唾液が誤って気管に入ってしまうこと。また、異物を間違って飲んでしまうこと。
ご‐えん【御縁】
「縁2・3」の美化語。
ごえんせい‐はいえん【誤嚥性肺炎】
⇒嚥下性肺炎
ごえん‐だま【五円玉】
日本政府が発行する貨幣の一。五円黄銅貨幣の通称。中央に丸い穴が空いた形で、表面に稲穂・歯車・水、裏面に双葉が描かれ...
ごえんゆう‐てんのう【後円融天皇】
[1359〜1393]北朝第5代天皇。在位、1371〜1382。後光厳天皇の第2皇子。名は緒仁(おひと)。法名、光...
ご‐おう【五黄】
九星の一。星では土星、方角では中央。この星にあたる生まれの人は性質が寛容で、運勢が強いとされる。「—の寅(とら)」
ご‐おう【牛王】
「牛王宝印」の略。
ご‐おう【牛黄】
牛の胆嚢(たんのう)に生じる黄褐色の結石。漢方で、狭心症・胃炎・腎盂炎(じんうえん)などに薬用。
ごおう‐うり【牛王売り】
牛王宝印を売り歩くこと。また、その人。主に、比丘尼(びくに)などが売り歩いた。
ごおう‐じんじゃ【護王神社】
京都市上京区にある神社。主祭神は和気清麻呂・和気広虫で、藤原百川・藤原永手を配祀。子育ての神として信仰される。護王...
ごおう‐の‐とら【五黄の寅】
九星では五黄、十二支では寅にあたる年。俗に、この年の生まれの人は非常に気が強いとされる。
ごおう‐ほういん【牛王宝印】
神社・寺から出す刷り物の守り札で、「牛王宝印」「牛玉宝印」などと書いてあるもの。災難よけに身につけ、また門口にはる...
ごおや
《多く「ゴーヤ」と書く》「ごおやあ」に同じ。
ごおやあ
《多く「ゴーヤー」と書く》沖縄で、蔓茘枝(つるれいし)(にがうり)のこと。ごおや。
ご‐おん【五音】
1 ⇒ごいん(五音) 2 世阿弥が謡(うたい)を曲趣により五つに分類したもの。祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲(らんぎ...
ご‐おん【五陰】
《(梵)skandhaの旧訳》「五蘊(ごうん)」に同じ。
ご‐おん【呉音】
古く日本に入った漢字音の一。もと、和音とよばれていたが、平安中期以後、呉音ともよばれるようになった。北方系の漢音に...
ご‐おん【御恩】
1 他人を敬って、その人から受ける恩をいう語。「—をこうむる」 2 封建社会で、主君が臣下に対して与える恩恵。具体...
ご‐おん【語音】
言語の音声。音韻。
ごおん
[副]寺院の釣り鐘などの音を表す語。また、そのような低く重々しい音が響くさま。
ごおん‐おんかい【五音音階】
五つの音からなる音階。日本の伝統音楽をはじめ、各国の民謡にも広くみられる。代表的な形は、ドレミソラの5音からなるもの。
ごおんじょう‐く【五陰盛苦】
仏語。八苦の一。五陰から生じる心身の苦悩。
ごおん‐ず【五音図】
五十音図の古称。
ご‐か【五加】
ウコギのこと。
ご‐か【五果/五菓】
5種類の果実。桃・李(すもも)・杏(あんず)・棗(なつめ)・栗。
ご‐か【午下】
昼過ぎ。昼下がり。午後。「—の永きを苦しむ山鳩の声」〈荷風・ふらんす物語〉
ご‐か【梧下】
《梧桐造りの机の下に置く意》手紙の脇付(わきづけ)に用いて敬意を表す語。梧右。机下。
ごかい【沙蚕】
多毛綱ゴカイ科の環形動物。体はひも状で、体長5〜12センチ。70〜130個の各環節の両側に剛毛の生えたいぼ足がある...
ご‐かい【五戒】
仏教で、在家の信者が守るべき五つの戒め。不殺生(せっしょう)・不偸盗(ちゅうとう)・不邪淫・不妄語(もうご)・不飲...
ご‐かい【五悔】
真言宗の懺悔(さんげ)の礼法。金剛界法を修するときに唱え、帰命(きみょう)・懺悔・随喜・勧請(かんじょう)・回向(...
ご‐かい【碁会】
集まって碁を打ち合う会。
ご‐かい【誤解】
[名](スル)ある事実について、まちがった理解や解釈をすること。相手の言葉などの意味を取り違えること。思い違い。「...
ごかい【誤解】
《原題、(フランス)Le Malentendu》カミュの戯曲。3幕。1944年、パリのマチュラン座で初演。
ご‐かいさん【御開山】
宗派・寺院の開祖を敬っていう語。特に、浄土真宗の開祖親鸞(しんらん)の称。
ごかい‐しょ【碁会所】
囲碁の道具を備えておき、席料を取って碁を打たせ、また教える所。
ご‐かいじょ【御海恕】
⇒海恕
ご‐かいちょう【御開帳】
《「おかいちょう」とも》 1 「開帳1」に同じ。「善光寺—」 2 ストリップショーで、女性が陰部を見せること。
ご‐かいどう【五街道】
江戸時代、江戸を起点とした五つの主要な街道。東海道・中山道(なかせんどう)・日光街道・奥州街道・甲州街道。
ごかい‐まつ【五蓋松】
紋所の名。松の枝葉を5層重ねた図柄のもの。
ご‐かいよう【御海容】
⇒海容
ご‐かく【五角】
「五角形」の略。
ご‐かく【互角/牛角】
[名・形動]《牛の角が左右ともに長短・大小の差がないところから》双方の力量が同じ程度で、優劣の差がないこと。また、...
ご‐かく【碁客】
碁を打つ人。碁打ち。
ご‐かく【語格】
言葉遣いのきまり。語法。