ささえ‐ぐち【支へ口】
他人を中傷すること。讒言(ざんげん)。「陰言、中言、—、立ってはふすべ居てはそしり」〈浄・卯月の紅葉〉
ささえ‐こさえ【支へ小支へ】
《「こさへ」は語調を整えるために類音の語を付け加えたもの》じゃまをすること。また、中傷すること。「—をせしなどとは...
ささえ‐ごと【支へ言】
「支え口」に同じ。〈和訓栞〉
ささえ‐だて【支へ立て】
《「だて」は接尾語》じゃまをすること。じゃまだて。「邪魔な額ゆゑ取りおろすを、—なす、不届き者めが」〈伎・暫〉
ささ‐べり【笹縁】
《「ささへり」とも》衣服の縁、袋物やござなどのへりを、補強や装飾の目的で、布や扁平な組紐で細くふちどったもの。