さく‐ばん【昨晩】
きのうの晩。ゆうべ。昨夜。
さく‐ひ【昨非】
昨日、または、過去に犯した過ち。前非。「願わくは尊叔君の教を得て—を改めん」〈織田訳・花柳春話〉
さくひ‐こんぜ【昨非今是】
《陶淵明「帰去来辞」の「実の途に迷うこと其れ未だ遠からず、今の是にして昨の非なるを覚りぬ」から》昨日は非と思ったこ...
さく‐ひん【作品】
製作したもの。特に、芸術活動による製作物。「文学—」「工芸—」
さく‐びゅう【錯謬】
まちがえること。あやまり。
さく‐びょう【作病】
病気のふりをすること。仮病(けびょう)。「思ひの外なる—して、人の嫌ふうはごとなど言ひて」〈浮・五人女・五〉
さく‐ふう【作風】
作品の傾向や特徴。また、作品に現れた作者の個性や手法。「手堅い—」「—が変る」
さく‐ふう【朔風】
《「朔」は北の方角の意》北から吹く風。北風。《季 冬》
さく‐ぶつ【作物】
製作したもの。特に、文学・美術上の作品。「著者の名前も—の名前も」〈漱石・門〉
さく‐ぶん【作分】
⇒作意3
さく‐ぶん【作文】
[名](スル) 1 文章を書くこと。また、その文章。 2 小・中学校などで、国語教育の一環として、児童・生徒が文章...
さく‐へい【朔幣】
中世ころまで多くみられた行事で、毎月の朔日(ついたち)に神社に奉幣したこと。国司が行うもの、神社自身が行うもの、ま...
さくへい‐もん【朔平門】
平安京内裏外郭十二門の一。北側の正面にある。北の陣。縫殿(ぬいどの)の陣。
さくへん‐ばん【削片板】
⇒パーティクルボード
さく‐べい【索餅】
小麦粉と米粉を練り縄のように細長くねじって作った唐菓子の一種。昔、宮中で七夕の節句に瘧(おこり)よけのまじないとし...
さく‐ほう【冊封】
古く中国で、天子が臣下や諸侯に冊をもって爵位を授けたこと。漢代に始まる。
さく‐ほう【作法】
物の作り方。さほう。「小説の—」 [補説]現代では多く「さほう」という。
さく‐ほう【昨報】
昨日の報道。多く、新聞社などで用いる。「地域により一部—」
さく‐ほう【朔方】
《「朔」は北方の意》北のほう。朔北。
さくほう‐し【冊封使】
中国で、冊封のために天子の任命書を持って近隣の国へ行く使者。
さく‐ほうし【笏拍子】
⇒しゃくびょうし(笏拍子)
さく‐ほく【朔北】
《「朔」は北の方角の意》 1 きた。北方。 2 中国の北方の辺土。
さく‐ぼう【朔望】
《「朔」は1日、「望」は15日》陰暦の1日と15日。新月と満月。
さく‐ぼう【策謀】
[名](スル)はかりごとをめぐらすこと。たくらみ。策略。「クーデターを—する」
さくぼう‐げつ【朔望月】
朔(新月)から次の朔まで、または望(満月)から次の望までの平均時間。29.530589日。太陰月。
さくぼう‐ちょう【朔望潮】
大潮(おおしお)のこと。新月または満月の1、2日後に起こる。
さく‐ぼんち【佐久盆地】
長野県東部の高原性の盆地。高冷地野菜の栽培が盛ん。佐久平(さくだいら)。
さくま【佐久間】
姓氏の一。 [補説]「佐久間」姓の人物佐久間鼎(さくまかなえ)佐久間玄蕃(さくまげんば)佐久間象山(さくましょうざ...
さく‐ま【作間】
1 農作物を植えたうねとうねの間。うねま。 2 農業の暇な時期。農閑期。
さく‐ま【削磨】
1 表面の凸凹を削ってきれいに磨き上げること。 2 風や水温の変化、流されてきた岩石などによって岩石が浸食されるこ...
さくま‐かなえ【佐久間鼎】
[1888〜1970]心理学者・国語学者・音声学者。千葉の生まれ。九州大・東洋大教授。日本語の文法およびアクセント...
さくま‐げんば【佐久間玄蕃】
佐久間盛政(さくまもりまさ)の通称。
さくま‐しょうざん【佐久間象山】
[1811〜1864]江戸末期の学者。信濃松代藩士。名は啓(ひらき)。初め朱子学を、のちに蘭学を修め、西欧の科学技...
さくま‐ダム【佐久間ダム】
静岡県浜松市と愛知県豊根(とよね)村とにまたがる、天竜川中流のダム。昭和31年(1956)完成。堤高156メートル。
さくま‐つとむ【佐久間勉】
[1879〜1910]軍人。海軍大尉。福井の生まれ。第六潜水艇長として潜航訓練中、遭難。死ぬまで報告を書き続けた。
さくま‐もりまさ【佐久間盛政】
[1554〜1583]安土桃山時代の武将。尾張の人。玄蕃允(げんばのじょう)、また鬼玄蕃と称した。織田信長・柴田勝...
さく・む
[動マ四]岩や木の間を押し分け、踏み分けて行く。「岩根—・みてなづみ来し」〈万・二一〇〉
さく‐めい【策命】
1 昔、中国で、天子が諸侯・卿(けい)・大夫に下した文書。辞令書。 2 古く、日本で、宣命体で書かれた詔勅。明治以...
さく‐めい【錯迷】
正しい判断が下せず、迷うこと。「—にして取るに足らざる者」〈雪嶺・真善美日本人〉
さくめい‐し【策命使】
策命2を伝える勅使。
さく‐もう【作毛】
稲や麦など、田畑からの収穫物。また、その実りぐあい。さくげ。
さく‐もつ【作物】
1 田畑につくる植物。穀類や野菜など。農作物。さくもの。「園芸—」「救荒—」 2 「さくぶつ」に同じ。
さくもつ‐か【作物化】
⇒栽培化
さくも‐つき【さくも月】
陰暦5月の異称。
さくもつ‐げんかい【作物限界】
ある作物の栽培の地理的および経済的な限界。
さくもつ‐とうけい【作物統計】
耕地および作物の生産に関する実態の把握を目的とする、国の基幹統計。農林水産省が作物統計調査を行って作成する。 [補...
さくもつ‐とうけいちょうさ【作物統計調査】
作物統計を作成するために、農林水産省が行う基幹統計調査。田畑別の耕地面積や各農作物の作付面積を調べる面積調査、水稲...
さく‐もの【作物】
1 名匠の製作した刀剣や器具類。名作の物。 2 農作物。さくもつ。 3 地歌の一種で、こっけいな内容を座興的におも...
さく‐もん【作文】
1 漢詩を作ること。「学生(がくしゃう)どもを集めて、—してゐたりけるに」〈今昔・二八・二九〉 2 文章を作ること...
さく‐もん【柵門】
城柵の入り口の門。