さつぞう‐かん【撮像管】
光信号を電気信号に変える特殊な真空管。テレビカメラやX線診断用に利用。
さつぞう‐かんど【撮像感度】
⇒感度
さつぞう‐センサー【撮像センサー】
⇒イメージセンサー
さつぞうセンサーシフトしき‐てぶれほせい【撮像センサーシフト式手ぶれ補正】
⇒イメージセンサーシフト式手ぶれ補正
さつぞう‐そし【撮像素子】
⇒イメージセンサー
さつぞうめんいそうさ‐エーエフ【撮像面位相差AF】
⇒像面位相差AF
さつぞうめんいそうさ‐オートフォーカス【撮像面位相差オートフォーカス】
⇒像面位相差AF
さつ‐たば【札束】
紙幣を重ねて束にしたもの。また、多額の金銭のこと。「—を積む」
札束(さつたば)で頰(ほお)を張(は)・る
金銭を与えて人を屈服させる。金に物を言わせる。
さつ‐ど【撮土】
ひとつまみの土。わずかな土地。
さつ‐なん【薩南】
薩摩(さつま)国の南部。現在の鹿児島県の一部にあたる。
さつなん‐がくは【薩南学派】
日本朱子学の学派の一。文明年間(1469〜1487)に薩摩に招かれた五山の禅僧桂庵玄樹を始祖とする。
さつなん‐しょとう【薩南諸島】
鹿児島県南部の諸島。南西諸島の北半部をなす。大隅(おおすみ)諸島・吐噶喇(とから)諸島・奄美(あまみ)群島の総称。
さつ‐にゅう【撮入】
[名](スル)映画やドラマの撮影を開始すること。クランクイン。→撮了 [補説]近年になってできた言葉とされる。
さつばい‐ざい【殺貝剤】
貝類の防除に用いる薬剤。日本住血吸虫の中間宿主であるカタヤマガイ(ミヤイリガイ)や、肝蛭(かんてつ)の中間宿主であ...
さつ‐ばつ【薩閥】
薩摩(さつま)出身者からなる派閥。
さつ‐ばつ【殺伐】
[形動][文][ナリ]殺気が感じられるさま。また、うるおいやあたたかみの感じられないさま。「見えない手の揮(ふる)...
さつ‐ひと【猟人】
かりゅうど。猟師。さつお。
さつひと‐の【猟人の】
[枕]猟師が弓を用いるところから、「弓月(ゆつき)が岳(たけ)」にかかる。「—弓月が岳に霞たなびく」〈万・一八一六〉
さつ‐びら【札片】
紙幣。金片(かねびら)。
札片(さつびら)を切(き)・る
景気のよいところを人に見せつけるようにして、気前よく大金を使う。「成金が派手に—・る」
さつま【薩摩】
旧国名の一。今の鹿児島県の西部にあたる。薩州。 1 「薩摩芋」の略。 2 「薩摩絣(がすり)」の略。
さつま【薩摩】
江戸古浄瑠璃の一派の家名。
さつま‐あげ【薩摩揚(げ)】
すり身にした魚肉を味つけして油で揚げた食品。刻んだ野菜を加えることもある。
さつま‐いおうじま【薩摩硫黄島】
⇒硫黄島
さつま‐いとびな【薩摩糸雛】
糸雛の一。二つ折りまたは三つ折りにした厚紙に浦島と乙姫、高砂の尉(じょう)と姥(うば)などを絵模様に描いたもの。頭...
さつま‐いも【薩摩芋/甘藷】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の多年草。地をはう茎の節から根が伸び、地中に大きい塊根をつくる。夏、アサガオに似た小花...
さつまいも‐あめ【薩摩芋飴】
蒸したサツマイモを原料として、麦芽などで糖化し煮つめて作った褐色の飴。
さつまいも‐もとぐされびょう【薩摩芋基腐病】
サツマイモの茎の地際が黒変し、茎や葉が枯死して塊茎が腐敗する病害。ヒルガオ科の植物に糸状菌の一種が感染することで生...
さつま‐いり【薩摩煎り】
煎った米に、小豆と刻んだサツマイモを入れ、醤油・砂糖で味つけした食品。
さつま‐うま【薩摩馬】
日本馬の一。江戸時代に薩摩藩で飼育・改良したもので、乗用として第一とされた。
さつま‐がすり【薩摩絣】
紺地に白の絣模様を織り出した平織りの木綿布。染め色の堅牢さが有名。もと琉球で織られ、薩摩を経て売り出された。
さつま‐ガラス【薩摩ガラス】
江戸末期に薩摩藩で製作されたガラス。紅ビードロとよばれる色ガラスや、カットして模様を表す薩摩切り子などがある。
さつま‐ぐろ【薩摩黒】
薩摩地方から産する黒い石。那智黒(なちぐろ)の代わりに盆石として用いられる。
さつま‐げき【薩摩外記】
江戸前期の古浄瑠璃の太夫。薩摩浄雲の門弟。江戸で活躍し、外記節を創始。江戸堺町で操り芝居を興行した。生没年未詳。
さつま‐げた【薩摩下駄】
駒下駄に似た形で、台の幅が広く、白い太めの緒をすげた男性用の下駄。多く杉材で作る。
さつま‐こくぶ【薩摩国府】
鹿児島県国分地方から産する上質のタバコ。
さつま‐ごよみ【薩摩暦】
江戸時代、薩摩藩で特に暦編集の役人を置いて作らせ、領内だけに用いられた暦。
さつまじしょ【薩摩辞書】
英和辞書。薩摩藩学生高橋新吉・前田正穀共編「改正増補和訳英辞書」の通称。明治2年(1869)刊。開成所の「英和対訳...
さつま‐じょううん【薩摩浄雲】
[1595〜1672]江戸前期の古浄瑠璃の太夫。初世。山城または和泉の人。通称、虎屋次郎右衛門。別名、薩摩太夫など...
さつま‐じょうふ【薩摩上布】
沖縄県宮古・八重山の諸島に産する上質の麻織物。苧麻(ちょま)を手紡ぎにして織ったもの。もと琉球からの貢納物で、薩摩...
さつま‐じる【薩摩汁】
鶏肉・豚肉・大根・ごぼう・里芋・こんにゃくなどを煮込んだ味噌汁またはすまし汁。鹿児島の郷土料理で全国に広まった。《...
さつま‐すぎ【薩摩杉】
屋久杉(やくすぎ)の別名。
さつませんだい【薩摩川内】
鹿児島県北西部にある市。川内川下流の九州本土区域と、甑島(こしきしま)区域からなる。奈良時代には薩摩国府が置かれた...
さつませんだい‐し【薩摩川内市】
⇒薩摩川内
さつま‐にしき【薩摩錦】
マダラガ科のガ。体は青緑色、翅(はね)に白・青・橙色の斑紋が散在し、ガの中でも美しく、昼飛性。九州・沖縄など南部に...
さつま‐にんぎょう【薩摩人形】
薩摩に伝わる武者人形。紙製の鎧(よろい)をつけ、両手がなく、鎧の袖に2本の矢をさし、薄板で作った馬にまたがっている...
さつま‐の‐かみ【薩摩守】
1 薩摩国の長官。特に、平忠度(たいらのただのり)をさすことが多い。 2 《「薩摩守忠度(ただのり)」を「ただ乗...
さつま‐の‐くに【薩摩国】
⇒薩摩
さつま‐はやと【薩摩隼人】
《上代、薩摩に住んでいた隼人一族が、勇ましくすばしこいことで知られたところから》薩摩出身の武士。また、一般に鹿児島...