さば‐ずし【鯖鮨】
締め鯖を鮨飯にのせた押し鮨。また、箱鮨。京都の棒鮨、高知の姿鮨、奈良吉野の柿の葉鮨、和歌山の生なれの下(しも)鮨など。
サバティエ
[1854〜1941]フランスの化学者。ニッケル触媒による有機化合物の接触還元を研究し、硬化油工業の基礎を築いた。...
サバティエ‐はんのう【サバティエ反応】
水素と二酸化炭素からメタンと水を生成する化学反応。高温高圧下で、ニッケルを触媒として反応が進む。フランスの化学者ポ...
サバティカル
「サバティカルイヤー」の略。
サバティカル‐イヤー
《安息年の意》大学などで、研究・旅行などのため、通例7年ごとに与えられる長期有給休暇。
サバデイ
⇒サバデル
サバデル
スペイン北東部、カタルーニャ州の都市。カタルーニャ語名サバデイ。バルセロナの北約20キロメートル、リポル川沿いに位...
サバト
ユダヤ教・キリスト教の安息日。ユダヤ教では土曜日、キリスト教では日曜日。
サバ‐とう【サバ島】
《Saba》西インド諸島東部、小アンティル諸島北部に位置するオランダ領の島。周囲を断崖に囲まれた火山島で、中央にオ...
サバナ
⇒サバンナ
サバナ
米国ジョージア州南東部の港湾都市。サバナ川の河口に面し、綿花の輸出港として発展。セントジョンバプティスト大聖堂やミ...
サバナ‐きこう【サバナ気候】
ケッペンの気候区分による熱帯気候の一。符合はAw。1年が雨季と乾季に明瞭に分けられる。ブラジル中部やオーストラリア...
サバナラマル
ジャマイカ西部の都市。カリブ海に面する港湾を擁し、砂糖・コーヒー・カカオなどの積出港がある。18世紀に海賊に対する...
鯖(さば)の生(い)き腐(ぐさ)れ
鯖は外見は新鮮なようでも腐り始めていることがあるということ。鯖の肉は漁獲してから短時間のうちに酵素分解が進むので、...
さば‐ふぐ【鯖河豚】
フグ科の海水魚、シロサバフグのこと。また、クロサバフグ・ドクサバフグを含めた3種。シロサバフグは全長約35センチ、...
さば‐ぶし【鯖節】
鯖を加工して、かつお節のように仕上げたもの。
さば‐よみ【鯖読み】
鯖を読むこと。
サバラン
小麦粉・砂糖・卵・バターなどをまぜ、イーストで膨らませて小形のドーナツ状に焼き、ラム酒入りのシロップに浸した菓子。
サバリア
ハンガリー西部の都市ソンバトヘイの旧称。
鯖(さば)を読(よ)・む
《一説に魚市で鯖を数えるとき、わざと急いでその数をごまかすといわれるところから》実際より多く言ったり少なく言ったり...
サバン
インドネシア、スマトラ島北西岸沖に浮かぶウェー島の町。マラッカ海峡の入口にあたり、19世紀に海上交通の中継地となっ...
サバン‐しょうこうぐん【サバン症候群】
《savant syndrome;(フランス)savantは、賢人の意》自閉症や知的障害をもちながら、ある特定の分...
サバンナ
明瞭な乾季をもつ、熱帯・亜熱帯地方にみられる草原。雨季にはイネ科の丈の高い草が茂り、低木も点在する。アフリカ・南ア...
サバンナ‐きこう【サバンナ気候】
⇒サバナ気候
サバンナ‐モンキー
オナガザル科の哺乳類。アフリカのサバンナ地帯に分布。半地上・半樹上性。ビロード状の緑がかった体毛をもつ。ポリオワク...
サ‐パ
ベトナム北部、ラオカイ省の町。中国との国境に近く、同国最高峰ファンシーパン山東麓、標高約1600メートルの山間に位...
サパ‐きょうかい【サパ教会】
《Nha tho Da Sapa》ベトナム北部、ラオカイ省の町サパにあるローマカトリックの教会。1920年にフラン...
サパタ
[1879〜1919]メキシコ革命の農民軍指導者。貧農を率いてメキシコ革命に参加。革命後、徹底的な土地改革を主張し...
サパタしっち‐こくりつこうえん【サパタ湿地国立公園】
《Parque Nacional Ciénaga de Zapata》キューバ西部、マタンサス州にある国立公園。サ...
サパテアード
スペイン、アンダルシア地方の踊り、およびその曲。8分の6拍子で足拍子をとる。
サパラ
アルゼンチン中西部、ネウケン州の都市。州都ネウケンを経由し、大西洋岸のバイアブランカまで鉄道で結ばれる。セメント工...
サパー
昼にディナー(正餐(せいさん))をとったときの、軽い夕飯。
サパー‐クラブ
食事も提供するこぢんまりしたナイトクラブ。また、主に男性が接客するナイトクラブ。ショーなどを披露する店もある。
さ‐ひ【左飛】
野球で、左翼手が処理した飛球。レフトフライ。
さ‐ひつ【左筆】
書を右筆(ゆうひつ)というのに対し、書き絵の模様。ふつう、尻鞘(しりざや)や下鞍(したぐら)などに描かれたものをい...
さ‐ひのくま【さ檜の隈】
《「さ」は接頭語》奈良県高市郡明日香村檜前(ひのくま)の古称。「夢(いめ)にだに見ざりしものをおほほしく宮出もする...
さ‐ひょうえ【左兵衛】
左兵衛府。また、そこに属した武官。⇔右兵衛。→兵衛府
さひょうえ‐の‐かみ【左兵衛督】
左兵衛府の長官。従五位上相当。
さひょうえ‐の‐じょう【左兵衛尉】
左兵衛府の第三等官。大・小尉がある。
さひょうえ‐の‐すけ【左兵衛佐】
左兵衛府の次官。正六位下相当。
さひょうえ‐ふ【左兵衛府】
右兵衛府とともに行幸・行啓の供奉(ぐぶ)などをつかさどった役所。→兵衛府
さび
鮨屋(すしや)で、わさびのこと。「—ぬき」
さび
日本風歌謡曲、ポップスなどの大衆音楽で、楽曲の聞かせどころをいう。「好きな曲の—を着メロにする」 [補説]語源は不...
さび【寂】
《動詞「さ(寂)ぶ」の連用形から》 1 古びて味わいのあること。枯れた渋い趣。「—のある茶碗」 2 閑寂枯淡の趣。...
さび【皺】
烏帽子(えぼし)の表面の地質を寄せて漆をかけて装飾としたしわ。しぼ。
さび【錆/銹/鏽】
《「寂(さび)」と同語源》 1 空気や湿気などの作用で金属表面に生じる、酸化物や炭酸塩などの皮膜。鉄の赤さび・黒さ...
さびあいきんええがわりざら【銹藍金絵絵替皿】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山作の5枚組の皿。ろくろを使用せず手で成形した円形の皿に白土を掛け、四季折々の自然...
さびあげ‐まきえ【錆上げ蒔絵】
錆漆(さびうるし)で肉を高く盛り上げた高蒔絵。錆上げ高蒔絵。
さび‐あゆ【錆鮎】
秋の産卵期のアユ。背に鉄錆のような淡い斑紋を生じる。落ちあゆ。《季 秋》
さび‐いろ【錆色】
鉄錆のような色。赤茶色。