し‐じょ【士女】
男と女。紳士と淑女。「石だたみの人道を行く隊々の—を」〈鴎外・舞姫〉
し‐じょ【子女】
1 息子と娘。子供。「—の教育」 2 娘。女の子。「良家の—」
し‐じょ【紫女】
紫式部のこと。
し‐しょう【史生】
《「しじょう」とも》律令制で、中央諸官庁や諸国の主典(さかん)の下に属し、公文書の書写や修理などに従った下級の書記...
し‐じょう【支場】
試験場・市場などの、本部から分かれて仕事をするところ。
し‐じょう【史上】
歴史に現れているところ。歴史上。「—空前の惨事」
し‐じょう【史生】
⇒ししょう(史生)
し‐じょう【史乗】
《「乗」は記録の意》歴史上の事実の記録。歴史書。史録。
しじょう【四条】
平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。四条大路。 ⇒四条通り
しじょう【四条】
姓氏の一。藤原北家の一流。左大臣魚名(うおな)の子孫隆季(たかすえ)が四条大宮に邸宅を構えたところからの名。その宗...
し‐じょう【市上】
まちなか。街頭。市中。
し‐じょう【市場】
1 売り手と買い手とが特定の商品や証券などを取引する場所。中央卸売市場・証券取引所(金融商品取引所)・商品取引所な...
し‐じょう【糸状】
糸のように細く長いこと。
し‐じょう【至上】
[名・形動]この上もないこと。また、そのさま。最上。最高。「—の栄光」「恰も度胸が人間—な能力であるかの如き言草(...
し‐じょう【至情】
1 この上なく深い心。まごころ。「—をささげる」「—あふれる行為」 2 きわめて自然な人情。「人間としての—」
し‐じょう【私乗】
《「乗」は記録の意》個人が書き記した歴史。私史。
し‐じょう【私情】
1 個人的な感情。私意。「—にとらわれる」「—を交える」「—を捨てる」 2 利己的な心。私心。「先方の利益を思うよ...
し‐じょう【枝条】
木のえだ。樹枝。
し‐じょう【姿情】
1 すがたと趣。 2 俳諧で、句の外形と内容。姿は句に表現された形象、情は作者の思想・感情。蕉風では、この融合を理...
し‐じょう【施条】
1 物に筋目をつけること。 2 銃身や砲身の腔内に螺旋(らせん)状の溝を刻むこと。また、その溝。ライフリング。
し‐じょう【紙上】
1 紙の上。「—に書き記す」 2 紙に書かれた文字。文面。特に、手紙の文章についていう。「反省の色が—ににじみ出る...
し‐じょう【詞場】
詩文などを作るところ。また、詩人・文人の社会。文壇。「対策及第して、自ら—に桂を折り給ふ」〈太平記・一二〉
し‐じょう【詩情】
1 詩にみられるような趣。詩的な情景。「—あふれる夏の高原」 2 詩に表現されている気分。詩のおもしろみ。「—を解...
し‐じょう【試乗】
[名](スル)新しく開発された乗り物や購入したい車などにためしに乗ってみること。
し‐じょう【誌上】
雑誌の記事面。誌面。
し‐じょう【獅城】
シンガポールの別称。国名に「ライオンの都市」の意味があることから。
し‐じょう【歯状】
のこぎりの歯のようにぎざぎざした形状。
し‐じょう【熾盛】
[形動ナリ]「しせい(熾盛)」に同じ。「邪見—なること限りなし」〈今昔・一七・二〉
しじょう‐アクセス【市場アクセス】
輸出相手国の市場への参入のしやすさ、あるいは、輸入国が課す関税、非関税障壁や規制をいう。また、そうした障壁を排除し...
しじょう‐かかく【市場価格】
市場において、需要と供給との関係によって現実に成立する価格。
しじょう‐かくり【市場隔離】
野菜などの農産物の緊急需給調整策の一。特定の野菜の供給が増え、市場価格が過去の平均を大きく下回った際に、産地を指定...
しじょう‐かち【市場価値】
生産条件の異なる企業によって生産される同種商品全体の平均価値。市場での競争によって決定され、市場価格が成立する基礎...
しじょうか‐テスト【市場化テスト】
公共サービスの管理運営を、官業と民間企業の競争入札によって決定する方式。サービス内容の向上と経費削減が狙い。198...
しじょうかテスト‐ほう【市場化テスト法】
⇒公共サービス改革法
しじょうがた‐かんせつきんゆう【市場型間接金融】
金融機関が仲介して広く投資家から資金を集め、企業に融資する仕組み。危険性を広く薄く負担することになる。協調融資、資...
しじょう‐がわら【四条河原】
京都四条大橋付近の賀茂川の河原。江戸時代、芝居小屋や茶屋でにぎわった。
しじょう‐きょうそう【市場競争】
企業が、財やサービスを供給する市場へ自由に参入し、消費者を獲得するため、価格や品質面などで他の企業と競い合うこと。...
しじょう‐きん【糸状菌】
菌類のうちで、糸状の菌糸をもつもの。一般にはカビとよばれる。
しじょうきんこうのあんていじょうけん【市場均衡の安定条件】
数学者園正造による論文。昭和19年(1944)、京都帝国大学(現在の京都大学)経済学会発行の「経済論叢」第58号に発表。
しじょう‐きんり【市場金利】
⇒市中金利
しじょう‐けいざい【市場経済】
個々の経済主体が自由に経済活動を行い、財・サービスの需要と供給は市場機構によって社会的に調整される経済制度。→計画経済
しじょうけいざい‐こく【市場経済国】
先進経済国やWTO(世界貿易機関)などから自由な市場経済を重視する国と認定された国。EUでは、価格・コストおよび投...
しじょう‐げんり【市場原理】
市場がさまざまな過不足やアンバランスを自ら調整し最適化する仕組みや機能。商品の価格、需要と供給、労働市場などさまざ...
しじょう‐げんりしゅぎ【市場原理主義】
市場での自由な競争に任せておけば、価格・生産ともに適切に調節され、ひいては生活全体も向上するという考え方。政府によ...
しじょうこう‐ぶっちょうにょらい【熾盛光仏頂如来】
仏身の毛穴から熾盛の光明を発するという如来。
しじょうこうぼ‐ちほうさい【市場公募地方債】
地方自治体が資金を調達するために、市場で公開して投資家を募集する債券。国債、政府保証債とともに、信用度が高い。公募...
しじょう‐こくさい【四条国債】
《財政法第4条を根拠とするところからの名》「建設国債」の別名。よんじょうこくさい。
しじょう‐さい【獅城債】
《「獅城」はシンガポールの別称》中国本土の企業がシンガポールで発行する人民元建て債券の通称。
しじょう‐しゃ【至上者】
この上もなく尊いもの。神。
しじょう‐しゅぎ【市場主義】
生産と消費の調整を、政府が規制したりせず、市場の自由な調整能力に任せるという考え方。⇔設計主義。