しゃかいてき‐えいぎょうめんきょ【社会的営業免許】
企業が営業活動を継続するには、社会に貢献する必要があるという考え方。企業が社会の役に立つことで、国や人々から存在意...
しゃかいてき‐かんせつしほん【社会的間接資本】
⇒社会資本
しゃかいてき‐きぎょう【社会的起業】
社会問題の改善を図るために事業を興すこと。そうした事業を興す人は社会起業家と呼ばれ、興した会社は社会的企業と呼ばれる。
しゃかいてき‐きぎょう【社会的企業】
事業を通じて社会問題の改善を図ることを目的とする企業。採算性も考慮しながら組織的に社会的事業を展開することで、貢献...
しゃかいてき‐きぎょうか【社会的起業家】
⇒社会起業家
しゃかいてき‐きょり【社会的距離】
個人と個人との間、集団と集団との間における親密性・親近性の程度。ソーシャルディスタンス。
しゃかいてき‐きんゆう【社会的金融】
社会貢献を重視した金融サービスのこと。採算も考慮しながら、融資先を公益性の高い事業に限定するなど、金融を通じて社会...
しゃかいてきこうどう‐しょうがい【社会的行動障害】
高次脳機能障害の一つ。事故や疾病で脳に損傷を受けた場合や、他の認知機能障害の二次的結果として起こる。欲求・感情を抑...
しゃかいてき‐こりつ【社会的孤立】
《social isolation》家族や地域社会との関係が希薄で、他者との接触がほとんどない状態。単身世帯の増加...
しゃかいてき‐しょうへき【社会的障壁】
障害者が社会的生活を営むうえで妨げとなる社会的な制度や慣行。→障害者基本法
しゃかいてき‐じさぼけ【社会的時差惚け】
日常生活の中で、体内時計による睡眠・覚醒のリズムと、実際の睡眠・覚醒の時間帯がすれることによって、時差ぼけと同じよ...
しゃかいてき‐じじつ【社会的事実】
個人にとって外在的で、拘束を課すもの。法・道徳・宗教・流行など。デュルケームはこれを社会学固有の研究対象とした。
しゃかいてき‐じゃくしゃ【社会的弱者】
雇用・就学の機会や人種・宗教・国籍・性別の違い、あるいは疾患などによって、所得・身体能力・発言力などが制限され、社...
しゃかいてき‐じゅようせい【社会的受容性】
企業・施設・新技術などが地域社会や国民の理解・賛同を得て受け入れられること。パブリックアクセプタンス。
しゃかいてき‐せいかく【社会的性格】
特定の集団や文化に属する人々が共通にもっている性格上の中心的諸特徴。共通の経験や欲求によって形成される。男(女)ら...
しゃかいてきせきにん‐とうし【社会的責任投資】
企業の社会的責任(CSR)を重視した投資。環境保護や人権保護などの社会的責任を果たそうとする企業を選別して投資する...
しゃかいてき‐そくしん【社会的促進】
集団で作業をすると、同じ仕事をする他者の存在が刺激となって、一人でやるよりも達成効果が増大する現象。
しゃかいてき‐そんざい【社会的存在】
史的唯物論で、社会の経済的構造をなす生産関係の総体。これが土台であり、社会的意識を規定するものとされる。
しゃかいてき‐にゅういん【社会的入院】
入院による治療の必要性が低くなっていながら、帰る家がない、引き取り手がいない、家庭に介護者がいない、後遺症があるな...
しゃかいてき‐ネットワーク【社会的ネットワーク】
家族、友人、同僚など、ある社会に属している個人と個人のつながり。ソーシャルネットワーク。
しゃかいてき‐ひよう【社会的費用】
企業などによる私的経済活動の結果、第三者または社会全体が負担させられ、それを引き起こした経済主体には計上されない損...
しゃかいてき‐ふてきおう【社会的不適応】
社会の一員として生活していくことがうまくできないこと。
しゃかいてき‐ほうせつ【社会的包摂】
⇒ソーシャルインクルージョン
しゃかいてき‐ほうようりょく【社会的包容力】
⇒ソーシャルインクルージョン
しゃかいてき‐らんしとうけつ【社会的卵子凍結】
健常な女性が将来の妊娠に備えて、若いうちに未受精の卵子凍結をすること。パートナーの不在、仕事の状況、親族の介護など...
しゃかい‐とう【社会党】
社会主義または社会民主主義を主張する政党。 「日本社会党」の略称。 フランスの政党。1969年に左派勢力が結集し...
しゃかい‐とう【車会党】
明治15年(1882)自由党員奥宮健之(おくのみやけんし)と車夫三浦亀吉を中心に結成された人力車夫の結社。 [補説...
しゃかい‐とうけい【社会統計】
社会現象に関する統計。人口統計・経済統計・文化統計など。
しゃかい‐とうごう【社会統合】
少数者が差別や排斥を受けることなく、対等な構成員として、他の人々と同様の権利と責任をもって参加できる社会の構築を目...
しゃかい‐とうた【社会淘汰】
社会的条件によって、人間の寿命・出生率・死亡率が影響される現象。
しゃかい‐どうとく【社会道徳】
人間が社会的生活を行う上で守るべき道徳。
しゃかい‐なべ【社会鍋】
救世軍が歳末などに行う生活困窮者のための街頭募金運動。また、それに用いる鍋。慈善鍋。《季 冬》「伊達の娘がみて通り...
しゃかい‐のう【社会脳】
⇒ソーシャルブレーン
しゃかい‐の‐ぼくたく【社会の木鐸】
社会の人々を指導する人。
しゃかい‐の‐まど【社会の窓】
俗に、ズボンの前あき部分のこと。「—が開いているよ」
しゃかい‐は【社会派】
現実の社会問題に重きをおく傾向。また、そのような人。「—の小説」「—の映画監督」
しゃかいは‐すいりしょうせつ【社会派推理小説】
推理小説のジャンルの一つ。社会性のある問題を扱い、リアリティーを重視した作品を指す。松本清張の作品などが知られる。...
しゃかいは‐ミステリー【社会派ミステリー】
⇒社会派推理小説
しゃかいひゃくめんそう【社会百面相】
内田魯庵の短編小説集。明治35年(1902)刊行。学生・官吏・貴婦人・作家など、さまざまな社会階層の人々の姿を風刺...
しゃかい‐ファシズム【社会ファシズム】
第一次大戦後の社会民主主義が、社会主義を標榜しながら資本主義と妥協し、結果的にファシズムへの道を開いたとの認識から...
しゃかい‐ふあんしょうがい【社会不安障害】
⇒社交不安障害
しゃかい‐ふくし【社会福祉】
生活困窮者、身寄りのない老人・児童、身体障害者など、社会的弱者に対する公私の保護および援助。生活保護法・児童福祉法...
しゃかいふくし‐きょうぎかい【社会福祉協議会】
民間での社会福祉活動の推進を目的として、社会福祉法に基づいて設置される非営利の民間組織。社協。
しゃかいふくし‐し【社会福祉士】
昭和62年(1987)に成立した「社会福祉士及び介護福祉士法」による国家資格。身体的・精神的な障害などのため日常生...
しゃかいふくし‐しせつ【社会福祉施設】
社会福祉法や、福祉六法(生活保護法・児童福祉法・母子及び寡婦福祉法・身体障害者福祉法・知的障害者福祉法・老人福祉法...
しゃかいふくしじぎょう‐ほう【社会福祉事業法】
社会福祉事業に関する基本事項を定め、公明かつ適正にその事業が行われることを確保し、社会福祉の増進に資することを目的...
しゃかいふくしじゅうじつ‐ざんがく【社会福祉充実残額】
社会福祉法人の内部留保から、事業の継続に必要な財産や運転資金を除いたもの。社会福祉事業や公益事業に充てることが義務...
しゃかいふくし‐ほう【社会福祉法】
福祉サービスの利用者の利益の保護、地域における社会福祉の推進を図るとともに、社会福祉事業の公明適切な実施の確保、社...
しゃかいふくし‐ほうじん【社会福祉法人】
社会福祉法の規定により、社会福祉事業を行うことを目的として設立された公益法人。都道府県知事や厚生労働大臣の認可を受...
しゃかい‐ふっき【社会復帰】
[名](スル)病気や事故で正常な社会活動ができなくなっていた人が、回復して再び社会で活動するようになること。