しゃちほこ‐がわら【鯱瓦】
城郭・楼門などの棟飾りに用いるしゃちほこ形をした瓦。しゃちがわら。
しゃちほこ‐だち【鯱立ち】
[名](スル) 1 さかだち。しゃっちょこだち。 2 全力を尽くすこと。しゃっちょこだち。「—しても追いつかない」
しゃちほこ‐ば・る【鯱張る】
[動ラ五(四)] 1 鯱のようにいかめしく構えた態度をとる。しゃちこばる。しゃっちょこばる。「—・って訓辞を垂れる...
しゃち‐まき【鯱巻(き)】
1 棒状のものに長いものを巻きつけて全体をぐるぐる巻きにすること。 2 縮緬(ちりめん)などを湯熨斗(ゆのし)をし...
しゃ‐ちゅう【社中】
1 会社の建物のなか。また、会社の内部。社内。 2 組合・結社などの仲間。 3 邦楽などで、同門の仲間。
しゃ‐ちゅう【車中】
列車や自動車のなか。車内。「—泊」
しゃちゅう‐だん【車中談】
政治家などが旅先の車中で記者などに発表する非公式の談話。
しゃちゅう‐はく【車中泊】
自動車または電車内で夜を過ごすこと。
しゃ‐ちょう【社長】
会社の業務執行の最高責任者。会社代表の権限をもつ。
しゃ‐ちょう【赦帳】
江戸時代、寛永寺または増上寺で幕府が大法会を行うとき、受刑者の親類から両寺に赦免願いを提出し、両寺がその人名や申し...
しゃ‐ちょう【謝朓】
[464〜499]中国、南朝の斉の詩人。陽夏(河南省)の人。字(あざな)は玄暉(げんき)。宣城の太守であったので謝...
しゃちょう‐きょう【斜張橋】
橋脚上に設けた塔からケーブルを斜めに張って橋桁(はしげた)をつった形式の橋。横浜ベイブリッジなど。
しゃ‐ちょうせき【斜長石】
長石の一。アルミニウム・カルシウム・ナトリウムなどを含む珪酸塩で、カルシウム・ナトリウム両主成分が種々の割合でまじ...
しゃちら‐ごわ・い
[形]《近世上方語》こわばってかたい。しゃちほこばっている。「—・い皮袴(かはばかま)」〈浄・反魂香〉
しゃちら‐さんぼう
[副]手当たりしだい。めちゃくちゃに。「旦那の掛けも何もかも、—近づき中に痛手を負はせ」〈浄・氷の朔日〉
しゃっ
[接頭]《「しゃ」の促音添加》接頭語「しゃ」を強めていう語。名詞に付いて、卑しめののしる意を表す。「—つら(面)」...
しゃっ‐か【借家】
⇒しゃくや(借家)
シャッカ
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。同島南西部、地中海を望む高台の斜面に広がり、港がある。紀元前5世紀に...
しゃっ‐かい【釈解】
解き明かすこと。解釈。
しゃっ‐かく【尺角】
断面が1尺(約30.3センチ)四方の材木。
しゃっ‐かく【尺蠖】
シャクトリムシの別名。
尺蠖(しゃっかく)の屈(かが)めるは伸(の)びんがため
《「易経」繋辞下から。尺蠖はシャクトリムシの別名》将来の成功のために一時の不遇に耐えることのたとえ。
しゃっか‐にん【借家人】
⇒しゃくやにん(借家人)
しゃっ‐かん【借款】
政府または公的機関の国際的な長期資金の貸借。広義には民間借款も含む。
しゃっかん‐さい【借換債】
《「かりかえさい」とも》⇒借換(かりかえ)公債
しゃっかん‐ほう【尺貫法】
日本古来の度量衡法。長さの単位を尺、容積の単位を升、質量の単位を貫とする。明治以降メートル法と併用されてきたが、昭...
しゃっ‐き【癪気】
癪(しゃく)の病気。しゃっけ。
しゃっきょう【石橋】
謡曲。五番目物。寂昭法師が入唐して清涼山の石橋に行くと、童子が現れ、橋のいわれを語って消える。やがて、文殊菩薩(も...
しゃっ‐きょう【釈教】
1 釈迦(しゃか)の教え。仏教のこと。 2 和歌・連歌・俳諧で、仏教に関係のある題材を詠んだ歌や句。
しゃっきょう‐か【釈教歌】
仏教に関する和歌。また、仏教思想に基づいて詠まれた歌。勅撰集の部立てとしては、後拾遺集に釈教としてみえるのが最初で...
しゃっきょう‐もの【石橋物】
歌舞伎舞踊の一系統で、能の「石橋」に取材したもの。「相生獅子(あいおいじし)」「執着獅子(しゅうじゃくじし)」「連...
しゃっきり
[副](スル) 1 ぴんと張っているさま。気持ち・態度・姿勢などがしっかりしているさま。「—(と)背筋を伸ばす」「...
しゃっ‐きん【借金】
[名](スル) 1 金銭を借りること。また、借りた金銭。借財。借銭。「—で首が回らない」「—を踏み倒す」「—して車...
しゃっきん‐いそんど【借金依存度】
資産に占める借入金の割合。
しゃっきん‐とう【借金党】
⇒困民党(こんみんとう)
しゃっきん‐とり【借金取り】
借金を取り立てに来ること。また、その人。
借金(しゃっきん)を質(しち)に置(お)・く
1 借金しか質草にできないほど貧乏する。 2 無理な金銭の工面をする。「欲しいとなれば—・いても買おうという骨董好きだ」
しゃっ‐く【赤口】
⇒しゃっこう(赤口)
しゃっ‐くつ【尺屈】
手首の関節を小指の方向(尺骨のある側)に曲げること。手首を内転させること。逆方向への動きを「橈屈(とうくつ)」という。
しゃっくり【噦り/吃逆】
[名](スル)《「しゃくり」の音変化》横隔膜の痙攣(けいれん)により、急に空気が吸い込まれ声門が開いて音を発する現...
しゃっく‐るいとく【積功累徳】
仏語。修行に励み、功徳を積み重ねること。
しゃっ‐くん【借訓】
漢字を万葉仮名として用いて表記するとき、その漢字に固定した訓を、表記しようとする語に当てて用いるもの。副助詞「だに...
しゃっ‐け【釈家】
1 仏道を修行する者。僧侶。仏家。 2 経論の文義を注釈する僧。
しゃっ‐け【癪気】
⇒しゃっき(癪気)
しゃっ‐けい【借景】
造園技法の一。庭園外の山や樹木などの風景を、庭を形成する背景として取り入れたもの。京都修学院離宮庭園などが知られる。
しゃっ‐けん【借券】
古文書の一様式。米穀・金銭などの借用に際し、借り主が貸し主に交付した証文。借書。借用状。借用証文。
しゃっ‐こう【赤口】
暦注の六曜の一。大凶の日だが、正午だけは吉とされる。赤口日。しゃっく。
しゃっこう【赤光】
斎藤茂吉の第1歌集。大正2年(1913)刊。万葉調の中に近代的情緒をもつ作品は歌壇に大きな影響を与えた。
しゃっ‐こう【釈講】
意義を説明して聞かせること。講釈。
しゃっ‐こつ【尺骨】
ひじから手首まである2本の前腕骨のうち、小指側にある長管状骨。平行する橈骨(とうこつ)よりも長い。