しゃよう‐ぞく【斜陽族】
第二次大戦後、世の中の急激な変化によって没落した上流階級の人々。没落階級。 [補説]太宰治の小説「斜陽」から生まれた語。
しゃら【洒落】
[名・形動ナリ] 1 物事にこだわらず、さっぱりしているさま。しゃれているさま。いき。「傾城といへるものは…—なる...
しゃら【娑羅/沙羅】
⇒さら(沙羅)
しゃらく【写楽】
⇒東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)
しゃ‐らく【洒落/灑落】
[名・形動]物事にこだわらず、さっぱりしていること。また、そのさま。洒々落々。「—な人柄」「—でありながら神経質に...
しゃら‐くさ・い【洒落臭い】
[形][文]しゃらくさ・し[ク]しゃれたまねをする。小生意気だ。「素人のくせに—・いことを言う」
しゃらくさつじんじけん【写楽殺人事件】
高橋克彦の推理小説。昭和58年(1983)、第29回江戸川乱歩賞を受賞した著者の処女小説で、浮世絵3部作の第1作。...
しゃらくまぼろし【写楽まぼろし】
杉本章子の小説。昭和57年(1982)1月から12月にかけて「歴史読本」誌に連載。単行本は昭和58年(1983)刊行。
しゃら‐ごえ【洒落声】
はしゃいでわめく声。「女房が—、響き渡りて」〈浮・新色五巻書・二〉
しゃら‐しゃら
[副](スル) 1 布などがすれ合う音を表す語。「甲斐絹裏の—する羽織をとって」〈左千夫・春の潮〉 2 鈴や鎖など...
しゃら‐じゅ【娑羅樹】
⇒さらじゅ(娑羅樹)
しゃら‐そうじゅ【娑羅双樹】
⇒さらそうじゅ(娑羅双樹)
しゃら‐どけ【しゃら解け】
「しゃらほどけ」に同じ。「髪—に帯しどけなく」〈浮・丹前能・二〉
しゃら‐の‐き【娑羅の樹】
1 「さらじゅ(娑羅樹)」に同じ。 2 ナツツバキの別名。
しゃら‐ほどけ【しゃら解け】
結んだ帯やひもが自然に緩み解けること。しゃらどけ。「かけてもかけても手がはづれ、結んだ縄も—」〈浄・千本桜〉
シャラモン‐とう【シャラモン塔】
《Salamon-torony》ハンガリー北部の町ビシェグラードにある塔。13世紀半ば、ドナウ川を一望する場所に建...
しゃら‐りん【娑羅林】
⇒さらりん(娑羅林)
しゃり【舎利】
《(梵)śarīraの音写。身骨と訳す》 1 仏や聖者の遺骨。特に釈迦(しゃか)の遺骨をさし、塔に納めて供養する。...
しゃり【舎利】
謡曲。五番目物。旅の僧が京都東山の泉涌寺(せんにゅうじ)で仏舎利を拝んでいると、足疾鬼(そくしつき)が舎利を奪って...
しゃ‐り【射利】
手段を選ばないで、ただ利益を得ようと考えること。また、偶然の利益をあてにすること。「敢て—の計にあらず、聊か我が開...
しゃ‐り【這裏】
《「這」は「此」の意》このうち。この間(かん)。「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも—の消息は会得できる」〈漱石・...
しゃ‐り【瀉痢】
はらくだし。下痢。
シャリーア
《「シャリア」とも》イスラム法。イスラム教徒が守るべき儀礼的日常的生活規範。コーランを基に、9〜10世紀にほぼ成立...
シャリア‐しすう【シャリア指数】
《Sharia Index「シャリーア指数」とも》イスラム法(シャリーア)に適合する銘柄によって構成される株価指数...
シャリアピン
[1873〜1938]ロシアのバス歌手。独学で声楽を習得。幅広く深い声量と独特な演技力で知られる。
シャリアピン‐ステーキ
すりおろしたタマネギ・ニンニクを薄くたたいたステーキ肉にまぶして焼き、タマネギのみじん切りをいためてソースとして添...
しゃり‐え【舎利会】
仏舎利を供養する法要。舎利講。舎利講会。
しゃり‐えん【瀉痢塩/瀉利塩】
マグネシウムの含水硫酸塩鉱物。ふつう硫酸マグネシウムの七水和物をいう。下剤・媒染剤などに使用。
舎利(しゃり)が甲(こう)にな・る
《舎利は火葬してくだけた骨、甲はよろいの意》とてもありえないことのたとえ。甲が舎利になる。
しゃ‐りき【車力】
大八車(だいはちぐるま)などを引いて荷物を運搬することを職業とする人。また、その車。「—は縄を解いて、荷物を庭口か...
しゃり‐こう【舎利講】
⇒舎利会(しゃりえ)
しゃり‐こうえ【舎利講会】
⇒舎利会
しゃり‐こうべ【髑髏】
「されこうべ」に同じ。〈日葡〉
しゃり‐しゃり
[副](スル)固くて薄いものが触れ合って立てる音を表す語。また、固くて薄いものをかみくだいたり、連続的に切ったりす...
しゃり‐だけ【斜里岳】
北海道東部、阿寒・摩周火山群と知床連山の中間にある火山。標高1547メートル。
しゃり‐だま【舎利玉】
握り鮨(ずし)にするための、小さく固めた酢飯。→舎利3
しゃりっ‐と
[副]布地の肌ざわりや食物の歯ごたえが、柔らかい中に快い抵抗感を含んでいるさま。「リンゴを—かむ」
しゃり‐でん【舎利殿】
仏舎利を安置した建物。一般に方形で、中央に舎利塔を置く。
しゃり‐とう【舎利塔】
仏舎利を納める塔。仏塔を意味するが、中国・日本などでは室内に安置する仏塔形の小型の工芸品をさすことも多い。後世、水...
しゃり‐ばて【舎利ばて】
《「舎利」は米の意》登山、サイクリングなど長時間の運動の途中で急に筋力が抜け、動けなくなる現象。肝臓、筋肉に貯えら...
しゃり‐ぶくろ【舎利袋】
携行できる大きさの、仏舎利を入れる袋。
シャリベツ【舎利別】
《(オランダ)siroopの音訳から》白砂糖を煮詰めた濃厚な液。シロップ。「—と氷水で清新なうまい飲みものになった...
しゃり‐ほう【舎利法】
密教で、仏舎利を本尊として行う修法。
しゃりほつ【舎利弗】
《(梵)Śāriputraの音写。身子などと訳す》釈迦(しゃか)十大弟子の一人。十六羅漢の一。インドのマガダ国に生...
シャリマール‐ていえん【シャリマール庭園】
《Shalamar Gardens》⇒シャーラマール庭園
しゃ‐りゅう【者流】
名詞に付いて、接尾語的に用い、その種類の者であることを表す。その仲間の者。その連中。「漢学—」「長袖(ちょうしゅう)—」
しゃ‐りょう【社領】
神社の領地。社地。神領。
しゃ‐りょう【車両/車輛】
車輪のついた乗り物の総称。また、特に汽車・電車など鉄道の貨車・客車。「前の—がすいている」「—故障」「大型—」
しゃ‐りょう【斜稜】
角錐(かくすい)の側面と側面とが交わる線。
しゃりょうあんてい‐システム【車両安定システム】
⇒横滑り防止装置