しゅんちょうしゅう【春鳥集】
蒲原有明(かんばらありあけ)の第3詩集。明治38年(1905)刊。日本近代詩に象徴詩の新風を吹き込んだ。
シュンツ【順子】
《(中国語)》マージャンで、同じ種類の数牌(シューパイ)3個の数が連続する組み合わせ。
しゅん‐てい【瞬低】
「瞬時電圧低下」の略。
しゅん‐てい【瞬停】
⇒瞬断
しゅんてん‐おう【舜天王】
[1166〜1237]琉球の王。名は尊敦(そんとん)。源為朝の落胤(らくいん)と伝えられる。1187年王となり、在...
しゅん‐でい【春泥】
春の、雪解けや霜解けなどによってできたぬかるみ。《季 春》「—を人罵りてゆく門辺/虚子」 [補説]書名別項。→春泥
しゅんでい【春泥】
久保田万太郎の小説。昭和3年(1928)1月から4月にかけて大阪朝日新聞に連載。
しゅんでいくしゅう【春泥句集】
黒柳召波の俳諧集。召波の没後、遺稿を子の維駒(これこま)がまとめたもの。安永6年(1777)、蕪村による序が書かれた。
しゅんでいにしょう【春泥尼抄】
今東光の小説。昭和32年(1957)から昭和33年(1958)まで、雑誌「週刊サンケイ」に連載。河内の貧農家庭に生...
しゅんでいらく【春庭楽】
雅楽。唐楽。双調で新楽の中曲。舞は蛮絵装束の四人舞。立太子の式、春の節会に舞った。舞楽で春庭楽を2回繰り返して舞う...
しゅん‐でん【瞬電】
⇒瞬断
しゅん‐とう【春灯】
春の夜のともしび。《季 春》「—や衣桁に明日の晴の帯/風生」 [補説]書名別項。→春灯
しゅんとう【春登】
[1769〜1836]江戸後期の国学者。時宗(じしゅう)の僧。武蔵あるいは甲斐の人。音韻学に通じた。著「万葉用字格...
しゅん‐とう【春闘】
《「春季闘争」の略》毎年春に労働組合が、賃金引き上げなど労働条件改善の要求を掲げて行う全国的な共同闘争。昭和30年...
しゅんとう【春灯】
俳誌。昭和21年(1946)1月、小説家・劇作家・俳人の久保田万太郎の主宰により創刊。久保田の没後は創刊時から編集...
しゅん‐とく【俊徳】
すぐれた高い徳。大徳。高徳。
しゅんとくまる【俊徳丸】
謡曲「弱法師(よろぼし)」の主人公。讒言(ざんげん)により、家を追われて諸国を流浪し、盲目の乞食(こじき)になる。...
しゅん‐どう【俊童】
才知のすぐれた子供。
しゅん‐どう【蠢動】
[名](スル) 1 虫などがうごめくこと。また、物がもぞもぞ動くこと。「全く人間も他の動物と同様に…地上で—してる...
しゅんどう‐りゅう【春藤流】
能楽ワキ方の流派の一。流祖は春藤六郎次郎とされるが、異説もある。金春座付きとして栄えたが、明治以後衰えて、昭和20...
シュンドルボン
バングラデシュ南西部にある国立公園。ベンガル湾に注ぐガンジス川とブラマプトラ川が形成する世界最大のデルタに位置し、...
しゅんのうでん【春鶯囀】
《「しゅんおうでん」の連声(れんじょう)》雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調の大曲。六人または四人舞。唐の高宗がウグイ...
しゅん‐はずれ【旬外れ】
時期や季節に合わないこと。季節はずれ。時期はずれ。「—の果物」
しゅん‐ば【駿馬】
⇒しゅんめ(駿馬)
しゅん‐ばつ【俊抜】
[名・形動]才知などが、他より目立ってすぐれていること。また、そのさま。「—な才覚」
しゅん‐ばつ【峻抜】
[名・形動]山などが高くそびえていること。転じて、他よりとびぬけてすぐれていること。また、そのさま。「統率力の—な人」
しゅんぱつ‐りょく【瞬発力】
1 瞬間的に作動する筋肉の力。瞬間的に発揮できる手足のばねの力。「—のある短距離走者」 2 判断が速く、即座に行動...
しゅん‐ぱん【峻坂】
険しい坂。険坂。
しゅん‐びん【俊敏】
[名・形動]才知がすぐれていて判断や行動がすばやいこと。また、そのさま。「—な新聞記者」 [派生]しゅんびんさ[名]
しゅん‐ぴ【春肥】
春にほどこす肥料。はるごえ。
しゅんぴしょう【俊秘抄】
⇒俊頼(としより)髄脳
しゅん‐ぶん【春分】
二十四節気の一。太陽の黄経(こうけい)が0度になる日をいい、太陽暦で3月21日ごろ。この日、太陽の中心が春分点を通...
しゅんぶん‐てん【春分点】
天の赤道と黄道との交点のうち、太陽が赤道をその南側から北側へ通過する点。
しゅんぶん‐の‐ひ【春分の日】
国民の祝日の一。春分にあたり、自然をたたえ、生物をいつくしむ日。もとの春季皇霊祭にあたる。《季 春》
しゅん‐ぷう【春風】
春の風。春の穏やかな風。はるかぜ。《季 春》
しゅんぷう‐たいとう【春風駘蕩】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 春風がのどかに吹くさま。「—たる穏やかな日和」 2 物事に動じないで余裕のある...
しゅんぷうてい‐りゅうきょう【春風亭柳橋】
[1899〜1979]落語家。初世。東京の生まれ。本名、渡辺金太郎。昭和5年(1930)柳家金語楼らと日本芸術協会...
しゅんぷうばていのきょく【春風馬堤曲】
与謝蕪村の俳詩。安永6年(1777)刊行の「夜半楽」に収録。実験的な連作叙事詩。
しゅん‐ぷく【春服】
春または正月の衣服。春着(はるぎ)。《季 春》「人形の—人の前に立つ/青畝」
しゅん‐べつ【峻別】
[名](スル)厳しくはっきりと区別すること。また、その区別。「公私を—する」
シュンペーター
[1883〜1950]オーストリアの経済学者。1932年米国に移住。計量経済学会の創立者の一人で、その会長や米国経...
しゅん‐ぼう【俊髦】
《「髦」は髪の中の太く長い毛の意》衆にぬきんでてすぐれた人。俊英。
しゅん‐ぼう【春坊】
春宮坊(とうぐうぼう)の唐名。
しゅん‐ぼう【春望】
春の眺め。春の景色。
しゅん‐ぼく【瞬目】
まばたきをする少しの間。しゅんもく。「滅亡を—の中(うち)に得たる事」〈太平記・一一〉
しゅん‐ぽう【峻峰】
高くけわしい峰。峻嶺(しゅんれい)。
しゅん‐ぽう【皴法】
山水画の技法の一。墨のタッチにより岩石や山岳の量感・質感を表すもの。雨点皴(うてんしゅん)・斧劈皴(ふへきしゅん)...
しゅん‐ぽん【春本】
男女の情交のさまを扇情的に描写した本。猥本(わいほん)。
しゅん‐まい【俊邁】
[名・形動]才知がすぐれていること。また、そのさまやその人。英邁。「天資—」
しゅん‐まく【瞬膜】
目の角膜とまぶたとの間にある薄膜。伸縮する半透明のひだで、必要時に角膜上を覆って保護する。鳥類・両生類・爬虫(はち...