しょくぶつ‐そう【植物相】
一定の区域内に分布する植物の種類。フローラ。フロラ。
しょくぶつ‐ぞうげ【植物象牙】
ゾウゲヤシなどの種子の胚乳(はいにゅう)。白色で堅く象牙に似ており、ボタンや彫刻材料にする。
しょくぶつ‐たい【植物帯】
植物の垂直的な分布帯。植物相や相観によって低地帯・山地帯・亜高山帯・高山帯などに、また森林の代表種によってクリ帯・...
しょくぶつ‐ちりがく【植物地理学】
植物の種類・群落などの分布や、分布の原因、植生の成立過程などを地理的・地史的な環境との関係で研究する学問。
しょくぶつ‐にく【植物肉】
小麦粉のグルテンや大豆のたんぱく質など、植物性の原料による代用肉。プラントベースドミート。
しょくぶつ‐にんげん【植物人間】
脳の損傷などにより植物状態となった患者。
しょくぶつのだんめん【植物の断面】
春山行夫の第2詩集。昭和4年(1929)発表。モダニズム詩の代表的作品。
しょくぶつ‐びょう【植物病】
植物の病気。伝染病はウイルス・細菌・真菌・線虫など、非伝染病は水分や日照、遺伝的要因によって引き起こされる。
しょくぶつ‐びょうりがく【植物病理学】
植物の病気や病害の原因を究明し、その予防や治療法を研究する植物学の一分野。植物病学。
しょくぶつ‐プランクトン【植物プランクトン】
プランクトンとして生活する植物。葉緑素などをもつ藻類で、光合成による独立栄養を営む。水界における第一次生産者として...
しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】
高等植物の体内で合成され、生理的機能を調節する有機化合物。合成場所から体内を移動し、形態形成や生長を促進または抑制...
しょくぶつぼうえき‐かん【植物防疫官】
⇒防疫官
しょくぶつ‐ゆ【植物油】
植物の種子や果実からとった油。亜麻仁油・ごま油・つばき油・菜種油・大豆油など。植物性油。
しょくぶつ‐ゆ【植物湯】
草木の葉や実などを入れた風呂。菖蒲湯(しょうぶゆ)や柚湯(ゆずゆ)のほか、モモの葉やイチジクの葉、バラの花なども多...
しょくぶつゆ‐インク【植物油インク】
《「植物油インキ」とも》石油系溶剤の代わりに植物油を使用した印刷用インク。大豆油のほか、ヤシ油、パーム油、亜麻仁油...
しょくぶつ‐ゆし【植物油脂】
「植物油」に同じ。JAS(ジャス)規格で使用される名称。
しょく‐ぶん【食分】
日食または月食で、太陽や月の欠けた部分の割合を示す量。欠けた部分の最大の幅と太陽や月の直径との比で表す。
しょく‐ぶん【職分】
1 その職についている者がしなければならない仕事。「—を全うする」「—を果たす」「画家の—」 2 各人がそれぞれの...
しょく‐ぶんか【食文化】
どのような素材を、どのように料理して食べるかという、食物・食事に関する各民族・各地域に固有の特色を総称していう。食...
しょく‐へん【食偏】
漢字の偏の一。「飲」「餅」などの「飠」「⻞」の称。
しょく‐へんこうせい【食変光星】
連星をなす二つの恒星の食現象により、周期的に見かけの明るさの変わるもの。アルゴルなど。食連星。→連星 →変光星
しょく‐べに【食紅】
食品に赤い色をつけるために用いる色素。食用紅。
しょく‐ほう【食封】
⇒じきふ(食封)
しょく‐ほう【食俸】
扶持(ふち)。食禄(しょくろく)。
しょく‐ほう【触法】
法律に違反すること。法律に触れる行為をすること。
しょく‐ほう【職蜂】
「働き蜂(ばち)」に同じ。
しょく‐ほう【食胞】
⇒ファゴソーム
しょくほうけい‐じょうかく【織豊系城郭】
織田信長・豊臣秀吉およびその配下の諸大名が建設した城郭の総称。瓦屋根や石垣、天守閣などが特徴。
しょくほう‐しょうねん【触法少年】
刑罰法令に触れる行為をして警察に補導された14歳未満の者。児童福祉法上の措置にまかされるが、家庭裁判所の審判に付さ...
しょくほう‐じだい【織豊時代】
織田信長と豊臣秀吉の時代。近世初頭にあたり、江戸時代に続く。→安土桃山時代
しょく‐ぼう【嘱望/属望】
[名](スル)人の前途・将来に望みをかけること。期待すること。「将来を—されている若手社員」
しょくまんようしゅう【続万葉集】
古今集の真名序に名がでてくる歌集。諸家集や古歌を集めたもので、古今集編集の資料といわれる。
しょく‐み【食味】
食べ物の味。食べたときのあじわい。「—のよい魚」
しょく‐みん【植民/殖民】
[名](スル)ある国の国民または団体が、本国に従属する関係に置かれた地域に移住・定住して、経済活動や開拓活動などを...
しょくみん‐せいさく【植民政策】
植民地の統治・経営に関する政策。
しょくみん‐ち【植民地】
ある国からの移住者によって経済的に開発され、その国の新領土となって本国に従属する地域。武力によって獲得された領土に...
しょくみんち‐しゅぎ【植民地主義】
植民地を獲得・維持し、拡大しようとする政策。または、それを正当化する思想。植民地支配が被植民地の近代化を促進すると...
しょく‐む【職務】
その人が担当している仕事。役目。つとめ。「—を怠る」「—柄」
しょくむ‐きゅう【職務給】
職務の種類・内容などに応じて支給される賃金。→職能給
しょくむ‐きょうようざい【職務強要罪】
公務員に特定の職務をするよう、もしくはしないよう暴行・脅迫する罪。また、公務員に辞職するよう暴行・脅迫する罪。刑法...
しょくむ‐けんげん【職務権限】
官公庁、大企業等で役職に応じて認められた権限。また特に、公務員が、その職務を執行する権限。「臨時職員採用の—は各本...
しょくむ‐しつもん【職務質問】
[名](スル)警察官職務執行法に基づき、警察官が、挙動の不審な者や他人の犯罪事実を知っていると認められる者を呼び止...
しょくむ‐はつめい【職務発明】
企業や研究所などの従業者が職務上行った発明。特許法では、職務発明に係る特許権は従業者に帰属するが、企業などの使用者...
しょくむ‐はんざい【職務犯罪】
公務員がその職務上の義務に反して犯す罪。職権濫用罪・収賄罪など。
しょくむ‐ぶんせき【職務分析】
特定の職務の遂行に必要とされる知識・経験・能力や作業環境などを明らかにし、職務の内容を明確にするための分析。職務給...
しょくむ‐めいれい【職務命令】
上司が部下の公務員に対して職務を指揮するために発する命令。訓令・通達のほか、口頭による命令など。
しょく‐めい【続命】
生き長らえること。存命。
しょく‐めい【職名】
職業・職務の名称。
しょくめい‐る【続命縷】
「薬玉(くすだま)1」に同じ。
しょく‐もう【植毛】
[名](スル)毛を植えつけること。「ブラシに—する」「—術」