しり‐おも【尻重】
[名・形動]めんどうがって、容易に動こうとしないこと。また、そのさま。「—な人」
シリカ
二酸化珪素(にさんかけいそ)。無定形二酸化珪素をいうことが多い。
シリカ‐ガラス
石英ガラス。二酸化珪素を主成分としたガラス。耐熱用器具・紫外線透過用光学機器・精密ばねなどに用いられる。
しり‐かくし【尻隠し】
1 自分の失敗や悪事を覆い隠すこと。 2 ズボンの尻にあるポケット。
シリカ‐ゲル
珪酸(けいさん)が部分的に脱水してゲル化したもの。吸着力が強い無色または白色の固体。吸着剤・乾燥剤・脱水剤などに使...
シリカ‐こうぶつ【シリカ鉱物】
二酸化珪素(シリカ)、またはその水和物からなる鉱物の総称。天然には石英、オパールなどが産出。
シリカ‐コーティング
⇒シリカコート
シリカ‐コート
ノングレア加工法の一。二酸化珪素(けいそ)(シリカ)の微細な粉末を表面に吹き付け、外光を乱反射させることで映り込み...
シリカ‐スケール
ボイラーやパイプの壁に付く、二酸化珪素(シリカ)の湯あか。
しり‐かせ【尻枷】
唐鍬(からすき)の、牛馬につなぐ部分。
シリカ‐パージ
ボイラーを始動させるとき、水をあふれ出させて水中の二酸化珪素(シリカ)の濃度を下げること。
しり‐からげ【尻絡げ】
[名](スル)着物の後ろの裾をまくり上げて、その端を帯に挟むこと。尻はしょり。「—して駆け出す」
尻(しり)から抜(ぬ)・ける
見聞してもすぐに忘れてしまう。尻抜けである。「学問は—・けるほたるかな」〈蕪村句集〉
しり‐かわ【尻皮】
山仕事や登山をする人が、尻に敷くために、腰に下げている敷き皮。腰皮。
尻(しり)が暖(あたた)ま・る
同じ場所に長い間いて、そこに落ち着く。「段々—・ると増長して」〈円朝・真景累ヶ淵〉
しり‐がい【尻繋/鞦】
《「しりがき」の音変化》 1 馬具の一。 ㋐馬の尾の下から後輪(しずわ)の四緒手(しおで)につなげる緒。 ㋑面繋(...
しり‐がお【知り顔】
[名・形動ナリ]よく知っているような顔つき。また、そのようなさま。知ったふう。「女御は、秋のあはれを—に答へきこえ...
尻(しり)が重(おも)・い
めんどうがって、なかなか動こうとしない。また、物事をするのに、動作がにぶい。「何をするのも—・い」
尻(しり)が軽(かる)・い
1 気軽に物事を始める。また、動作が活発・軽快である。 2 行いが軽々しい。軽はずみである。 3 女性が浮気である。
しり‐がき【鞦】
「しりがい」に同じ。〈名義抄〉
尻(しり)が◦来(く)る
他から苦情などを持ち込まれる。また、人のした、好ましくない物事の処理が、身に降り掛かってくる。「客をふるので出先か...
尻(しり)がこそばゆ・い
場違いで落ち着かない。気恥ずかしくて居心地が悪い。「皆に注目されて—・い」
尻(しり)が据(す)わ・る
一つの所に身を落ち着けて物事をする。「一つ会社に—・らないようでは困る」 [補説]「尻が座る」と書くのは誤り。
しり‐がな【尻仮名】
捨て仮名のこと。また、送り仮名のこと。
尻(しり)が長(なが)・い
人の家を訪ねて長く話し込み、なかなか帰らない。長居(ながい)をする。「—・い客」
しり‐がる【尻軽】
[名・形動] 1 動作の活発なこと。また、そのさま。 2 落ち着きがなく、行動の軽々しいこと。また、そのさま。「—...
尻(しり)が割(わ)・れる
隠し事や悪事が露見する。ばれる。「すぐに—・れてしまいそうな嘘」
しり‐きり【尻切り】
「尻切れ」に同じ。「—草履」
しりきれ‐ぞうり【尻切れ草履】
1 かかとに当たる部分がなく、後ろのほうが切れたように見える短い草履。足半(あしなか)。しりきれ。 2 はき古して...
しりきれ‐ばんてん【尻切れ半纏】
腰の辺りまでしかない、たけの短い半纏。しりきりばんてん。しりきれ。
しり‐きれ【尻切れ】
1 後ろのほうが切れていること。中途半端なこと。しりきり。「話が—に終わる」 2 「尻切れ草履」の略。 3 「尻切...
しりきれ‐とんぼ【尻切れ蜻蛉】
物事が中途で切れて、完結しないことのたとえ。「話が—になる」
しり‐くせ【尻癖】
1 大小便を漏らす癖。屁をよく放つ癖。 2 性的にみだらな癖。浮気をする癖。
しり‐くち【後口/尻口】
1 《「しりぐち」とも》牛車(ぎっしゃ)などの後方の出入り口。「尼の車、—より水晶の数珠、薄墨の裳、袈裟、衣、いと...
しりくべ‐なわ【注連縄】
「しりくめなわ」に同じ。「小家(こへ)の門の—」〈土佐〉
しりくめ‐なわ【注連縄/尻久米縄】
《端を編んだまま、切らないでおく縄の意》上代、神聖な場所を区切るしるしとして引き渡す縄。のち、神前に引き、また、新...
しりくらい‐かんのん【尻暗い観音/尻食らい観音】
困ったときは観音を念じても、事情がよくなると恩を忘れて、あとのことをかまわないこと。陰暦18日から23日までの六観...
しり‐くらえ【尻食らへ】
[名・形動ナリ]人の言動などをののしっていう語。または、恩をあだで返し、あとを顧みないこと。また、そのさま。「いか...
しりけん‐いもり【尻剣井守】
有尾目イモリ科の両生類。全長11〜14センチ。背の正中線の隆起が著しく、尾も側扁して長く、剣の形に似る。背は暗褐色...
しり‐げ【尻毛】
尻に生えている毛。
しり‐げ【知り気】
いかにも知っているようなようす。「我を笑ふとは—もなくて」〈著聞集・一六〉
しり‐げた【尻桁】
尻。また、その出っ張った部分。「—に掛けたる端紫の鹿の子帯」〈浮・一代女・四〉
しりげた‐おび【尻桁帯】
下の方でゆるく締めた帯。
尻毛(しりげ)を抜(ぬ)・く
他人が油断しているすきにつけ込んで、不意に事をしでかす。
シリコエタン
⇒ジシラン
しり‐こそばゆ・い【尻こそばゆい】
[形][文]しりこそばゆ・し[ク]てれくさかったりきまり悪かったりして、落ち着いて座っていられない。しりこそばい。...
しり‐こた・う【尻答ふ】
[動ハ下二]矢が命中したような感じがする。「二人ながら一度に射たりければ、箭の—・ふと聞きけるままに」〈今昔・二七...
しりこ‐だま【尻子玉】
肛門の所にあると考えられた玉。河童(かっぱ)が好んで抜くといわれたもの。
しり‐こぶた【尻臀】
尻の左右に分かれた肉付きの豊かな部分。しりこぶら。しりたぶら。「肩先—、弓手(ゆんで)の太もも馬手(めて)の足首」...
シリコ‐マンガン
⇒シリコンマンガン